試合直前…突然の異変
アアアアアアアアアアアアア!!!!!!
(訳:遅れてすいませんでした!!!)
『という事で始まりましたセイクリッド学園名物のクラス対抗闘技大会!!まず最初に行われるのはそれぞれのクラス毎の担任の先生達によるシード決定戦だぁぁぁぁ!!!』
始まったクラス対抗闘技大会の最初に行われる競技。それは担任の先生達によるシード決定戦。
クラスはAからEまでの通常クラスと特に成績が優秀だったSクラスの計6つに別れる。
だがそうなると決勝が3クラス同時かシードが発生する。そこでシードを作るらしいのだがこの闘技大会では先生達が一切参加しないのだ。
そこでシードをくじ等の運で決めるのではなく先生達で争って決めれば良くね?って事である。
というのもこのセイクリッド学園は通常の座学以外にも戦闘とかも学ぶ。その為に先生達もそれなりの実力を持っているのだが怠けてしまっては駄目だという事で実力確認も含まれているらしい。
そのアイデアは斬新でいいとは思う。だが俺の目は死んでいた。そして他の人の視線が集まっていた。その理由は…
「先生の胸すごっ…何を食べたらそうなるの?」
「おいカイル。何上を見ているんだ。鼻血を止めろ」
「うっせ…俺はあれを直視出来る気がしねぇ」
「先生の〜それはもはや凶器です〜」
今の服装が俗にいうブルマというものだった。ちなみに他の女子の生徒と先生も同じである。男性は短パンだ。
そう、ブルマなのだ。ブルマなのだ。大事な事なので2回言った。和服を変化させている。なんで男なのにブルマを履かなきゃならんのだ…あっ身体は女だったわ。
[どうやら過去に転移されて来た異世界人。というかマスターと同郷の方が伝えたようですね。ナイスです]
アルタさん?さらっと映像とか撮ってないよね?
[そんな訳ないじゃないですか]
だよねー流石にアルタさんも
[マスターのこういう貴重なのは映像だけではなく写真とかにも保存しています]
アルタァァァァァ!!!!
「先生大丈夫ですか?なんだか目が死んでいるように見えるのですけど」
「あっうん大丈夫だよ。ウン大丈夫ダカラ…」
観客席には色んな生徒達の親も見に来ていたりする。実況席にはアリサ先生と校長とラクス王もいる。何さらっと見に来てるんだあの王は…あっ観客席にマギアいるし。後でぶん殴っとこ。
『シード決定戦の競技は〜これです!!』
そうして空中に映像が浮かび上がる。あれも魔道具?
[イエス。これも過去の勇者として来た転移者が残したものです]
そうなのか。えーっと競技内容は…
『多数のゴーレムを相手にひたすら倒しまくれぇ!!全先生方同時参加によるスキルあり魔法ありのバトルロワイヤル式ポイント合戦!!!』
『ゴーレム毎にそれぞれポイントが振り分けられてるから頑張るんじゃぞ〜ちなみに他の人を退場させればその時点で持っていた半分のポイントを移動するぞ。その後は復活するから諦めずにファイトじゃ』
えっそんな機能あるの?
[イエス。どうやら前に説明しました結界の魔道具にそのような機能があるようです。強さの段階はEランク冒険者からSランク冒険者まではありますね。あくまでもステータスの話ですが]
成程。とりあえず頑張りますか。
「先生頑張ってね!私達は観客席の方に行ってるからさ」
「リュウ先生が負ける未来が想像できませんけどね…」
マイヤも頷いているがスキルも魔法もありなら負ける事は無いだろう。多分。
『ちなみにぃ!!順位に関してはそれぞれの学年毎で分けられてるからね!!1位と2位がシードになるよ!!さあさあ頑張ってね!!』
そんなわけで始まったのだが一言で言わせてもらおう。
こ れ は ひ ど い
何故そうなったのかというと自分が開始と同時に魔法で教師とゴーレムを凍りつかせた。空気をじゃないよ。物理的にだよ?白い息を吐きながらそう考えてた。
結果的には自分が1位。他は0ポイントという状態で終わった。まあ一瞬で終わったんだよね。うん。
それからクラス毎の待機場所へと戻って行った。ちなみに待機所はそれぞれモニターと同じ役割をする魔道具が置いてあるらしく皆もそれで様子を見ているらしい。
ガチャりとドアを開けるとミラ達全員がこちらを見てきた。しかも同時に。仲良いな君たち。
「質問は受け付けんぞ〜。私は寝る」
「自由過ぎないか!?」
「落ち着けカイル。そもそも先生が自由なのは今に始まった事じゃない」
「あはは…でも私達の試合の時は起きててよ!」
その言葉に軽く返事をしてから椅子に座り目を静かに閉じたのだった。
<SIDE ミラ>
先生はメグちゃんの言葉に返事をすると目を閉じた。その顔はとても綺麗でつい見惚れてしまう。
しかしさっきの試合は凄まじかった。開始と同時に世界が凍りついたのだから。あれも想像魔法の1つなのだろうか?そうなのだとすればこの人は本当に何処まで…
「ミラちゃん。何か考え事?」
そうメグちゃんが言ってくる。私のお友達。私の大切な…
「ううん。ちょっと先生が遠いなって」
「確かに先生強いもんねぇ。私達が全員でかかっても傷1つ付けることすら出来ないし…というかまず当たらないし!」
そう言ってメグちゃんは試合の方を見る。この魔道具は過去に来た勇者様が作ったらしい。魔力で連動していてもう片方の魔道具から見えている光景を映し出すのだとか。
その光景を見ながら自分は先生に言われた事を思い出していた。
私の考えていた復讐…先生には全てがお見通しだった。
2人で話して、そして私は先生にその道を閉ざされた。いや正してもらったが正しいのか。
『私はお前の教師だしな』
あの言葉に含まれた意味は、私が考えてる意味だけでは無いのだろう。多分色んな意味が含まれている。
そしてその言葉に何処か救われた自分もいた。あのままでいたら私はメグちゃんの事を考えずにそのまま…
「ミラちゃん!」
「ひゃい!?」
いきなり声をかけられて変な声が出てしまった。恥ずかしい…
メグちゃんの方を見ると真剣な目で私を見ていた。
「何か困ってたら相談してよね!友達でしょ?」
「…うん!」
その言葉は、先生に言われた事と酷似していて、敵わないなって心の中で思った。
「そろそろ俺達の番だな。武器を持っとこう」
「おし!頑張るか!!」
「振り回さないように〜ですよ〜」
レイ君とカイル君とナタリアさんがそう言いながら武器を皆に渡していた。本番用の刃の付いた武器。その重みを手に取って感じながら立ち上がった。
「マイヤ君も頑張ろうね!」
「…うん」
皆やる気は充分だ。この試合を勝って、私のやりたい事をしてみよう。そう決意した瞬間だった。
足元が光ったのは。
「えっ!?」
私達はその光に抗う事など許されずにそのまま飲み込まれた。
課題をしていたら遅れました…なるべく遅くならないように頑張ります




