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闘技大会当日…こんなキャラじゃないんだけどなぁ

今回短め…

若干シリアス的なのあるかも…かも?


※生徒達、またクレアに関しては加護等はしていないのです…です…です…(エコー風)


分かりづらかったならすみません()

あれから更に半月後。飛ばしすぎだって?特に何も無かったんだよ。


そんなわけで今日がクラス対抗闘技大会の開催日だ。お昼より少し前ぐらいから開始らしい。それまで教室で待機なんだとか。


「今日かぁ〜緊張するなぁ…」


「俺もだぜ…上手く出来るか少し不安だな」


「カイルが不安だって?とうとう病気にかかったか」


「その言い方は酷くない!?」


「カイルさんが緊張するという様子が〜思い浮かばないですねぇ〜」


「ナタリアさぁん!?」


とか色々と話し合ってる。元気そうでなによりだ。


「………」


ただ1人を除いて…仕方ない。


「ミラ。少し話がある」


「えっ?」


「着いてこい」


「ミラちゃん。なんか忘れ物とかしたの?」


「わ…分からない…」


ミラは立って自分の後ろを着いてくる。しばらく歩き闘技場の観客席へと着いた。後ろの方の席に座りながら棒付き飴を取り出して食べておく。おっココア味だ…


「あ…あの先生?」


「んあ?ミラも座っとけ」


「はい…」


少しばかり距離を空けて席に座るミラ。自分の視線の先には結界の魔道具の調整とかをしている先生達がいる。だがこちらの席はあまり見えないような所だ。


少しばかり無言でいるとその空気に耐えかねたのかミラが口を開いた。


「あの…なんでここに?しかも私だけ…」


「あー…ミラさ、なんか焦ってるでしょ」


「…そんな事無いです」


とか言ってるがこの身体は良くも悪くもチートらしく他人の思ってる事とかを顔から読み取れる。そのせいでミラが焦っている事も分かっていた。


「嘘だろ。この闘技大会で成績を残さなきゃ…とか思ってるような顔してた」


「…バレバレでしたか?」


「バレバレだったなぁ。焦ってる理由としては…王族として力をつけなきゃいけないから…とか考えてるって所か?」


「あはは…なんか色々とバレちゃってますね…」


そう。以前から言動としても見えてたが王族として…って感じで焦ってる所が見えていた。力をつけなきゃ…とか休みの日でもひたすら勉強とか鍛錬をしていたり…


普通ならいいじゃないかとか思うかもしれない。だが思い返して欲しい。彼女はまだ12歳なんだ。なのに焦りすぎているような…そんな感じがする。


「心配してくれたのならありがとうございます。でも止まる訳には…」


「と、いうのは建前だ」


「…え?」




「死んだ母親の仇を討たなきゃ…だから急いで力や知識を身につけなきゃ…だろ」


「っ!」



そう。実はミラの母親は死んでいる。というのも…王城に時々入った時でも話し合いをしてた時でも母親らしき人はいなかった。そこでアルタから聞いてみたのだが…どうやら数年前に起こった事件で死んでいるのだと。



魔族襲撃事件



かつて平和だったこの国を魔族が襲ったもの。襲撃理由不明。死者も多数。事件自体はその時に偶然SSSランク冒険者がこの国に居たらしく撃退し何とか収まったらしいが…



「貴女の母親は目の前で殺された…その時に何も出来なかった。だから力をつけ知識をつけ…その魔族を探し出して…てか?」


「………」


「そのつもりならやめとけ。仇を討ってその先は?何も残らんぞ」


「………すか」


「少なくとも自分はそれを手伝うつもりで教えたつもりは無いが」


「何が分かるって言うんですか!!」


「……あのなぁ」


「私は「落ち着け」ふきゅっ!?」


とりあえずチョップしといた。言いたい事は分かるが…


「お前の母親はお前にそんな事をしてもらって嬉しいと思うか?」


「…それは…」


「少なくともそんな人を殺すような事を自分の娘がしたら悲しむだろうな…」


「貴女に…先生に母の何がっ!!」


「何が分かるかって?残念だが分かるんだよ」


「えっ…」


あまり話したくはないんだけどなぁ…まあこれ言えばそっちの方面には進まないでもらえるだろう…


「…自分も母親と父親を亡くしてる。だから少なくともお前の考えてる事も分かるが親の考えるであろう気持ちも分かるんだよ…」


「…先…生?」


「…2人とも通り魔に殺られた。正直殺したくもなったさ。だけどな…その時に友人に止められた」


「…友人…ですか…」


「あぁ。なんでって思ったがそりゃそうだ。自分の友人が殺人犯になってしまうんだ。私だってそんなのは嫌だと思うさ」


「…!」


ミラも何かに気付いたような顔をした。…というか自分こんなキャラじゃないはずなんだがなぁ。


「…自分の周りの事も考えろ。お前なら分かるだろう…」


「……先生は」


「ん?」


「先生はなんで…この事を?」


なんでかぁ…そう言われればなんでなんだろうな。依頼だからか?…いじり相手…は違うな。強いて言うなら…うん。


「…さあな。ミラの友人、としてかもしれんな」


「友人…」


「っとそろそろ時間だ。一旦教室に戻るぞ」


少し前に作った懐中時計を確認するともうすぐで開会式が始まる時間だった。少し歩きミラの横を通り過ぎてから少し振り返ってから1つ言い忘れてたことを言う。


「そうそう。ミラ」


「なんでしょうか…?」


「お前はまだ子供なんだ。存分に悩め。間違えても別に構わん。間違えたのなら正せば良いだけだ。それに…」










「私はお前の教師だしな」












廊下を歩いているとエクリが話しかけてきた。


[なぁご主人…あれで良かったのか?]


何がだ?


[ご主人の過去を話した事もだけどよ…あの子平気なのかなって思ってな]


…やっぱエクリは優しいな。だが平気だと思う。ミラは自分で考えて、辿り着けるだろうさ。


[んな無責任な…]


はっはっ。いざとなったら責任は取るさ。


[大胆な発言ですねマスター]


なんかアルタさんが怒ってるような声が聞こえる!?


それから約30分後。開会式が始まるため移動をしていたが…ミラがいない。


「先生〜ミラちゃんは…」


「すみません!!遅れました!!」


「うっひゃああ!?」


メグの後ろからミラが大きな声で言ってきたせいか驚いている。というかなんだその声は…


そう思いながらミラを見ると何処か吹っ切れたような顔をしていた。


「どうしたんだ先生?」


「…なんでもないさ。行くぞ」


そう顔をにやけさせながら言い、会場へと歩いていった。

次回戦闘回…カナ?

gdgd進むぜっ(

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― 新着の感想 ―
[良い点] しっかり教師してますね~ ミラ頑張れ! [一言] 今回もお疲れ様です~ やべっ!読書中毒症状が!? これからもお願いします!
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