魔法とは…ティア遅かったね?
鋼の錬金術師を久々に見てたら面白くて3日経っていた…何を言ってるか((ry
明日からまた更新頑張ります。あと今回は魔法の説明回です。少し長いです
まあそんなわけでしばらく話をしていた時だ。
「そういえば何をしに来たんだっけ?」
「その〜…ですね…」
「先生達の部屋が広いって聞いたから見に来たって事かな?」
「うっ…はい…」
「まあ確かに広いけどさ…これはいくらなんでも広すぎだろう」
「それは思います。私達が6〜7人入っても問題ないぐらいですよね…」
「窓も大きいしな。普通に割って入ってこられそうだけど…」
「ここって4階ですよね?入って来れる人って…」
「私とかいるだろうが」
「…それは無しでいいかと思います」
そっかぁ?高くても入ってくる人って普通にいると思うが…
[マスター報告が]
どったの?
[窓の方角からマギアが飛んできます。窓が割れるのでメグとミラに怪我の可能性ありますのでご注意を]
そう聞くと同時に咄嗟に窓を開ける。2人がいきなりの行動で驚いているが無視だ。
「先生?いきなり窓を開けてどうしたんですか?」
「ミラちゃん、さっき人が入ってくるって言ってたからそれじゃない?」
「流石にないんじゃ…」
「よっと。来ましたよ!!リュウさっ」
「なにいきなり来てるんだお前」
「ふぎゅっ!?」
とりあえずいきなり窓からスルッと入ってきたマギアに対してチョップをしておく。というか荷物まで持ってきてるな…
「…人が入ってきた…」
「リュウ先生のところにいると色々と常識が崩れていく気がするよ…」
失礼な。一応常識人だぞ自分は…そうだよね?
「いったた…ティアさんに言われたからこっちに来たっすけど…あれ他に人がいる」
「最初からいたよっ!?」
「あ…あはは…」
「ティアから?何かあったのかな…まあいいや。とりあえず着替えある?」
「あるっすよ〜。ところでリュウさ…」
様をつけて言いそうになったマギアを軽く睨んでおく。ミラとメグの2人からは見えないようにしつつだ。
一応自分とマギアの2人は街中とかでは姉妹という設定にしてある。まあ容姿だけならかなり似てるし街中に龍王がいるって気付かれたら面倒だからということでだ。
どっちが姉だって?自分に決まってるでしょ。敗者に選択肢は無い…
「…リュウ姉さんはなんでその格好を?」
「察して」
「あぁ…はいっす…」
そんな会話をしてるとメグとミラが驚いた顔をしていた。どうしたのそんな顔して。
「…リュウ先生って妹いたんですか!?」
「先生に似て綺麗だね…髪が長かったら先生との見分けがつかないかも」
「そう…あったあった」
とりあえず持ってきた荷物の中に替えの服があったのでそれに着替える。和服はどうしたって?今白衣だから…
「…どうしたのさ2人とも。突然目を逸らして」
「いえなんでもないです!!」
「早めにお着替えを!!」
ちなみにだが2人からは背を向けて白衣を脱いだ。当然わざとである。顔を真っ赤にして目を逸らしてる。
「何故だ?(身体的には)女同士なんだから気にする必要ないだろう」
「「刺激が強すぎるんです!!」」
見事なシンクロである…ってマギアまで何故目を逸らしている?
[マスターのステータスを思い出してください]
…魅力?えっそういうのにも効果あるの!?
[マスターの場合強すぎるだけかと]
そっかぁ…
それから着替え終わって落ち着いてからだ。メグが何か思いついたのか顔をこちらに向けてきた。マギアはどうしたって?自分の隣にいるよ。
「そういえば先生、朝の決闘での詠唱短縮とか詠唱破棄って何か違いがあるんですか?」
「ん?その事か?」
「そういえば…確かに短縮と破棄の違いは分かるんですけど無詠唱と破棄の違いが分からないです」
「私はそういう難しい話は勘弁っすよ…」
「ふーむ、まあいいか。ちょっとした授業って事で」
と言っても自分もアルタから教えてもらったのをそのまま言うだけなんだけどね!!
「まずお前達は詠唱をどう考えている?」
「詠唱ですか…魔法を発動するための行程の1つですかね?」
「まあ普通ならそう考えるだろうな。でも少し違う。実は魔法の発動には詠唱はそこまで重要じゃないんだ」
「でも、魔法を発動する時ってほぼ必ずって言っていいほど詠唱するよね?」
「あぁ。皆最初は必ずと言っていい程、詠唱はするだろうな。それはなんでだと思う?」
「うーん…分かりません…絶対に入れる必要のある行程の一つとしか考えた事ないです…」
「私も同じかな〜…よく分からないや」
こっちの世界だとそう考える人が多いってのはよくある事なのかな?日本人だと魔法はイメージが重要って考えが多いからなぁ。そういう設定が多いってのもあるけど…
「…魔法を発動する時の安定性を引き上げるブースター…って事っすかね?」
「おっマギア半分正解だ。もう半分はリミッターの役割をしているんだ」
「ブースターとリミッター…ですか?」
「あぁ。
まずブースターの意味だがそのままマギアが言った通りだ。発動する時の安定性を引き上げる。つまりは魔法の暴発。または不発をしにくくなる効果がある。
そしてリミッターだが…まあこれもある意味そのままだ。どれだけ魔力を込めようとしても一定の魔力を消費して一定の威力しか出さないようにする。そんな効果を持っている。
詠唱にはこの2つの効果を持っているんだ」
「なるほど…しかし何故そんな効果が?」
「保有魔力が多い人や習いたての人達の為だな。この2つの効果を持たせることで発動しやすくしながらも自分、または他人を危険に晒さないようにする為の配慮だろう」
アルタに聞いたから間違いないよ!とは言えない今日この頃である…
「じゃあ詠唱短縮や詠唱破棄。無詠唱はそのブースターとリミッターを外す行為って事ですか?」
「その通り。この2つを外す事で起こることはなんだと思う?」
「発動の安定化が無くなる…それと同時に込められる魔力の量が上がりそれに比例して威力も上がるって事?」
「正解だ。流石頭の回転が早いな」
「でも詠唱をしない事で安定性が低くなるんですよね?詠唱と安定性になんの関係が…?」
「それを話すと長くなるけど…」
「是非!」
「私はミラちゃんに合わせるとしようじゃないか。お菓子も美味しいし…」
「自分はどっちでもいいっすよ」
「マギアは関係ないだろ…続けるぞ」
「さて…魔法の発動する為に必要なものはなんだと思う?」
「魔力じゃないんですか?」
「それは大前提だが…それ以外にもとても大事なものがある」
「大事なもの…うーんなんだろ?」
「――イメージだ」
「イメージ…ってなんですか?」
「あー…あれだ。想像する力って思ってくれ」
「はぁ…しかしそれと何が…」
「…あっそういう事!?」
「どうしたの?メグちゃん」
「つまり魔法は魔力とその想像力が必要。そして詠唱はその想像をより強く固めるためのブースターって事だよ!」
「大正解だ!!」
「例えば中級魔法の<ファイアーランス>があるだろ?あれの詠唱で炎の槍よ〜とか言うじゃないか」
「…あっそれで炎の槍という想像を固めるって事ですか!」
「あぁ。詠唱はそういう魔法で起こす、または出現させる物を口に出して言う事で想像しやすくして発動する手助けをするんだ」
「なるほど…ってそれってつまりは想像さえ出来れば…」
「…あっ」
「あぁ。自分の思った魔法を発動する事も出来る」
「強いでしょそれは…」
「そうでも無いぞ?」
「そうなんですか?」
「あぁ。とりあえず<想像魔法>って言い方にするが、それにもデメリットがある。というかそっちが多い」
「そうなんだ…」
「まず明確に想像が固まっていないと発動しない。更には普通に発動するよりも消費魔力が多い…他にも色々とある」
「便利なだけじゃないんですね」
「汎用性という点では最高峰だけどね…まあ普通は使わなくていいものだよ」
「それはまたなんで…」
「既にある魔法で出来る事が多いからだよ。攻撃するなら既存の魔法を使えばいいだろうし、回復のための魔法とかも既に存在する。だから基本的には問題ないんだよ」
「なるほど。確かに既にある魔法でも出来る事は多いですね」
「まあ応用とかも出来るけどね…それはまた今度にしよう。だいぶ日が落ちてきた」
「えっあっ本当だ!?」
外を見るともう夕焼けが見えてた。寮が近いとはいえ遅くなるのは駄目だろうしなぁ…
「送っていくよ。近いとはいえ暗くなってきてるしね」
「ありがとうございます!」
「メグちゃん…私からもお願い出来ますか?」
「ミラは謙虚だなぁ…ほら行こう。マギアは片付けておいてくれ」
「はいっす。姉さんも気をつけて行くっすよー」
掌を振りながら俺は2人を寮に送っていった。まあ近いんだけど…
「今日はありがとうございました。色々と聞けてよかったです」
「お菓子も美味しかったもんね!」
「メグちゃんそればっか…もう…」
「暇な時にまた来るといい。いたら歓迎するよ」
自分から行かなくても済むし…仕事が終わってからは部屋でゆっくりさせてくれ…
「はい!ではまた」
「またね〜」
寮に入っていく2人を見届けると、校門の方からティアが歩いてきた。随分と遅かったなぁ…手には袋を持っている。中身は食べ物だ。今の自分の部屋には食べ物は無いので買ってきてくれたのだろう。お菓子とかココアはどうしてたんだって?<創造>…
「おかえり。遅かったけど大丈夫か?」
「…うん…ただいま…」
撫でると花が咲いたような笑顔をしてきたので特に気にしないでおいた。
<SIDE ???>
朝の決闘の後、ホバアカは起きてから自分の家へと戻っていた。
「くそっあの女ふざけやがって…!」
そんな事を自分の部屋で言っていた時だった。扉が無理矢理こじ開けられると突然騎士が10人ほど入ってきたのだ。
「なんだお前達は!?」
「ホバアカ殿。貴方に様々な罪状が確認されたので身柄を捕縛させてもらう。大人しくしてもらおうか」
「はぁっ!?」
実はこのホバアカ。裏で色々とやっていたのだ。違法奴隷や闇取引…他にも諸々とやっていた。
既に死刑は免れない程にまで手を染めていたのだ。
「証拠はあるのか!?貴様ら!!」
「ある。なんなら今ここで全部見せてやろうか?」
そう言われたホバアカは更に騒ぎ立てるが騎士により気絶させられそのまま連れていかれた。そのまま牢で一生を過ごすのかそれとも…それはホバアカ次第だ。
「…♪」
「どうしたの?ティア」
「主様といられるのが…嬉しいだけ…♪」
(可愛い)
[…(手伝ったとはいえティアがあそこまで怒るのは初めてでしたね。私も許せなかったのでいいのですが)]
アルター?
[なんでもありませんよ?]
何も言ってないんだけど…
ティアは悪意を持ってリュウに当たってきた場合は容赦無いです。
まあリュウから直接指示が出ない限り物理的には殺しません。(社会的に殺さないとは((ry




