テンプレさんは止まらない…生徒が元気すぎる…!
色んなゲームしてると楽しいね(だから執筆が遅れ((ry
開始の合図が鳴り、両者は構えていた。いや正確には違うが。
ホバアカ先生の方は顔を青を通り越して真っ白になりながらも魔法の詠唱を行っている。距離としては200m程離れてる。
『炎よ!槍となりて我が敵を屠れ!<ファイアーランス>!!』
1つの魔法陣が展開され詠唱が終わると同時に炎の槍となって飛んできた。普通なら避けるんだろうなぁ…
『ホバアカ先生早速詠唱短縮しつつ魔法を放つ!最初から飛ばしてるぞぉ!!』
「まだだァ!!<ファイアーランス>!!」
『おっとぉ重ねて詠唱破棄で放つ!!これは!!』
『ほっほっ。始まるの〜彼奴一応は実力あるからのぉ』
その校長の言葉通りか魔法陣が追加で展開されてた。あれか。連続魔法的な奴か。
「<ファイアーランス>!!<ファイアーランス>!!<ファイアーランス>ゥ!!」
『ホバアカ先生連続で魔法をぶっぱなす!!数がどんどん増えていくぞぉ!!』
『30ぐらいかの。まだ増えるかもしれんのぉ〜』
『対するリュウ先生は…何もしていない!?』
『ほほぅ…?』
そうこちらは何もしてなかった。だって心を折ってねと校長に言われてる以上ねぇ…普通にしても良いんだろうけども圧倒的な力というものを見せつけなきゃと思うんだ。
そして最初に放たれた炎の槍はそのまま着弾した。それと同時に土埃が舞う。
『そのまま被弾!?しかしホバアカ先生の魔法は止まらない!!』
「ハッ!!馬鹿がァ!!結局は名ばかりかァ!!」
そして最初の被弾の数瞬後に追加で放たれた炎の槍が着弾する。当然それは彼女に被弾した。何もすることなく被弾した事で調子を取り戻したのかホバアカも喋り方が戻っていた。
『更に追加で被弾!!これはリュウ先生どうしたんだ!?』
『…ほっほっ。面白い事をするのぉ』
『校長先生?それはどういう…』
「おい校長!!既に相手は戦闘不能だろう!!さっさと私の勝利宣言をしろ!!」
『ホバアカ先生のう。まだ戦いは終わっとらんぞ?』
「何をっ…!?」
ユークリッドの言葉でホバアカは先程着弾し、土煙のせいでリュウは見えない。だが少ししてくるとそれも晴れてきた。
そこにはひとつの影が見えていた。
「まさか…まさかっ!?」
そして土煙が完全に晴れるとそこには、傷1つどころか白衣にすら一切汚れの無い状態で立つリュウがいた。
『無傷!?リュウ先生無傷です!!何かの防御魔法でも張ったのでしょうか!!』
『それは違うぞアリサ先生』
『では先生どういう…』
『簡単じゃよ。ホバアカの魔法による攻撃がリュウ先生の魔防御を越えれなかった。つまりはただのステータス受けじゃの』
そうユークリッドが言うと観客席から驚愕の声が聞こえた。当然アリサも驚いている。
『はぁっ!?でもステータスで受けるって…』
『まっ普通ならそう簡単には出来んの。あれでもホバアカ先生は一応それなりの実力は持っている。そもそもステータスで受けるにしても圧倒的な差が無ければ無傷などありえんからの』
『じゃあ…リュウ先生って…』
『ホバアカ先生のステータスより圧倒的に高いという事じゃな。と言っても中級魔法での話だから上級。更にその先の最上級を使えば分からないがの』
そう校長が言うとホバアカはハッとし再び詠唱に入った。それと同時にリュウの真下に魔法陣が展開される。先程の物よりかなり大きい。
『炎よ!!全てを燃やし我が敵を粉砕しろ!!<ボルケーノブレイク>!!』
『上級魔法を詠唱短縮で発動!!それに対するリュウ先生は…やはり何もしない!!これは余裕の表れか!?』
そのままリュウは炎で包まれ、爆破を直で喰らう。当然だが何もしていなかった。
「はぁ…はぁ…余裕ぶってるからだ…」
『ホバアカ先生の魔法が再び直撃ィィィ!!しかし…あれは!!』
「はっ…何を言って…!?」
確かにリュウは魔法を直で喰らった。しかしそこには先程と変わらずに無傷で立ってるリュウがいた。
『むっ無傷です!!リュウ先生一切の無傷!!』
「何故だ!?貴様いったい何をした!!」
「何もしてない。そもそもお前の魔法が弱かったんじゃないか?」
「貴様ァァァ!!」
リュウの言葉でプライドでも傷付けられたのかホバアカは再び中級魔法を放つ。しかしそれは意味が無いと知る。
「面倒」
そう言うとリュウは飛んできた炎の槍を手の甲で弾いた。なんでもないように。まるで飛んできた虫を払うかのように。
「なっ…!?」
『弾いた!?いやあれは払いました!!手の甲で何も無いかのように払いました!!』
『ほっほっ!!流石じゃのう!!あんなのは魔法でもないって事かの!!』
「はぁ…いいか?魔法ってのはこうするんだ」
パチン、と指を鳴らすと同時にリュウの背後にホバアカの放った炎の槍より数倍の大きさの様々な属性の槍が浮かんでいた。
――その数、約300本。
「はっ…なぁ…!?」
『リュウ先生一息に魔法を大量展開!?というか無詠唱でしたよね!?しかもホバアカ先生より明らかに威力高いですよね!?あれ!!』
『流石最強の冒険者ってところかの!!ここまでとは思わなかったのう!!』
そしてリュウが小さく呟いた。
「行け」
それと同時に指示を受けた槍はホバアカへと飛んでいく。そのスピードはホバアカの飛ばした槍より圧倒的な速さだった。当然それをホバアカが反応出来るわけでもなく…
「まっ」
ドドドドドドドドドド!!!
全て着弾した。
『これはリュウ先生圧倒的だァァ!!ホバアカ先生は…!?』
全て確かに着弾した。ホバアカぐらいであれば普通なら塵も残らないぐらいだが…
そこには気絶して倒れてる無傷のホバアカがいた。リュウがコントロールして当たらないようにしたのだ。
しかしその威力や圧倒的な差による絶望からかホバアカは気絶してしまった。
『ホバアカ先生気絶!!よって勝者はリュウ先生だァァァァァ!!』
そうアリサが叫ぶと観客である生徒達から歓声が聞こえてくる。
その魔法の発動の早さや威力等は生徒達からすれば目指すべき到達点の1つだった。それを見れた事や圧倒的な強さが生徒達を魅了していた。
「…戻ろ」
そうして始業式の日に唐突に起こったイベントは終わりを告げた。
「先生!さっきの魔法っていったいどれぐらいの時間をかけて辿り着いたんですか!?」
「というか先生のステータスってどれぐらいなの!?」
「先生!!さっきの…」
どうもリュウです。さっきの決闘という名の公開処刑的なのが終わってから何故か生徒達から質問攻めを受けてます。
[無詠唱は魔法使いや魔法を習う人達からすれば1つの到達点ですからね。詠唱破棄と無詠唱では難易度が圧倒的に違うのです]
具体的には?
[初級魔法と最上級魔法ぐらいの差ですかね]
とりあえず難しいのね…
[普通ならですけども。えぇ]
そんなわけで質問攻めにあってたんだけど時間が危ない事を伝えると全員戻って行った。ティア?気配遮断で離れてた…
「はー…とりあえず教室に行きますか…」
「…ん…」
そしていざ教室の前へ行くと謎の緊張が走る。なんか新しい教室に入ったりする時って…緊張するよね…
[そういうものですか]
そういうものなの。
とりあえず扉を開けることにする。扉を開けなきゃ始まらないからね…いざオープンザセサミ!!
「リュウ先生結婚してくれぇぇぇぇぇぇ!!!!」
そして瞬間的に俺は扉をピシャッと閉めた。当然飛び込んできた何かは扉にぶつかった。
「うわらばっ!?」
そして自分は隣の扉を開けて中に入る事にした。中に入ると他に5人ほど席に座っている。その内2人はミラとメグだ。
そして教卓の上に立ち出席簿を置いた。出席簿はいつの間にって?さっき生徒達に絡まれた後に取ってきた。
「あー…とりあえず出席を確認するぞ」
「ねぇ俺スルー!?先生!!」
「唐突に告白とか何があった。病気にでもかかったか?」
「酷くない!?」
そう赤髪の男子生徒は言ってくる。ここってSクラスだよね…?
「すまないな先生。そいつはこういう奴なんだ。放っておいて構わない」
「レイ酷くないか!?」
「いきなり突っ込んだりするお前が悪いぞカイル。俺は本当の事しか言わん」
「余計に酷いな!!」
「ごめんなさい〜カイル君〜私も擁護出来ないわ〜」
「ナタリアさん!?」
「僕も…あまり擁護出来ないかな…」
「マイヤまで!?」
「あっはははははは!!」
「メグは笑いすぎだよ!!ねぇ!!」
そんな感じで生徒達は盛り上がっている。楽しそうだね。
「あー…とりあえずだ。これからホームルームを始める。初日だから自己紹介からな」
『はーい!』
「せんせぇぇぇぇぇぇぇ結婚してくれぇぇぇぇぇぇ!!」
「次何か言ったら保健室送りにするぞ」
「あっはい」
どうやら教師になってもそこまでゆっくりは過ごせなさそうだ…
[楽しそうと思ってるのに。マスターはツンデレですか?]
違うからね?
戦闘は割と普通だから…(後に酷くならないとは言ってない)
ティアは割と影薄めだったりする。仕事する時はするけども…
「…」
待ってそんな目で見ないで




