表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
贖罪の剣  作者: 金田 歩夢
第二章 ウォーダム
15/21

呪いの魔法

「『どうした?お前の実力はそんなものか?』」

贖罪の剣は余裕綽々でランツを嘲る。

「クッソッ!魔法ウザすぎんだろがぁ!呪いの魔法とか、今どき絶滅危惧のモン使ってんじゃねぇよ!」

ランツは分かりやすく、イラついている。

「『では、次はこちらから行かせてもらおう。』」

贖罪の剣が剣を振り上げ、ランツを狙う。

「、、、。待てよぉ?俺も同じことすればいいんじゃん!やっぱ俺って、頭良くねぇ?、、ケイパビリティ。頑固者ォ!」

ランツは贖罪の剣の腕の動きを封じた。

「『ふん。だからお前のケイパビリティは頑固者なのだろうな。、、まじないさつ。』」

贖罪の剣が魔法を唱えると、ランツはその場に蹲った。

「がァァァァッ!、、てっ、、めぇ!、、俺に、、何しやがっだっ!胸が、、痛てぇ、、。」

「『呪いの魔法が一つな訳無かろう。今のは、相手の急所を苦しめる魔法だ。まあ、本来は違うが、今はその程度の威力しか出せんようだ。』」

贖罪の剣はそう言うと、トドメを指しにランツの方まで走る。

「ぐっ、、。ケイパビリティ!頑固者ォォ!」

ランツは力を振り絞り、贖罪の剣の足を止める。

「『何度同じことを繰り返せば分かる?その能力は看破しているのだ。』」

贖罪の剣は止められた足を躊躇なく断ち切り、ランツを剣撃の射程まで捉える。

「クッッソがァァァ!まだ、まだ負けてねぇ!俺のケイパビリティがある限り!お前は俺に傷一つつけられねぇよ!」

ランツは心臓と首、その他急所に当たる部分をケイパビリティで固めた。

「『そう来ると思ったが、詰めが甘い。まじないかい!』」

贖罪の剣が振り下ろした剣が、ランツの背中から心臓、胸の順に貫いていく。

「がァ!、、はぁ?、、な、なんでぇ?俺の、、ケイパビリティは、、た、、確かに発動したはずなのにぃ、、。」

ランツの体の中心から、血が流れていく。

「そ、、そっかぁ!さ、、最後に唱えた、、お前の呪文、、。あれは、、ケイパビリティを、、強制解除す、、するものなのかぁ、、。こ、、これに気付いたお、俺、、。頭良くねぇ、、?」

ランツは息絶えた。

「『頭が良かったかどうかは別として、気付くのが遅すぎたな。ま、肩慣らし程度にはなったろう。眠い。奴に変わろう。』」

贖罪の剣は眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ