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デトデート!(2)

 前回のあらすじ! が必要かどうかは分からないが、簡単に説明すると……


・奏さんが大和君を拉致った。

・俺と忍者少女、マホマホは一緒に行動。

・何故かビキニとプールのチケットを持っている俺。

・俺の体からは甘い匂いが放たれている。


とりあえずこれだけ頭に置いておけば問題はない、たぶん。



 ※



 そんなこんなで尾行を続ける俺とマホマホ。

奏さんと大和君、そしてイケメンは駅ビルの水着ショップへと入っていった。本当に大和君用の水着を買うつもりか? さすがにそれは無理があるのでは……。


「マホマホ、大和君が女物の水着を着れると思うか?」


「ニンニン、まあ無理だろ。パっと見、大和君華奢だけども……あれでもレスリング部だからな。胸襟とか腹筋はモリモリだぞ」


やはりそうか。腕とか足とかは細いが、腹筋と胸襟はそれなりにモリモリか。しかしそんな人間リアルにいるのか?


【注意:作者の先輩に居ましたヨ、ホントデスヨ】


 なんか胡散臭い注意書きだな。

まあそれはともかく、大和君が奏さんの趣味に付き合わされたあげく……イケナイ事になるかもしれん。なんとかして止めなくては。


「ニンニン、イケナイ事ってなんだ、お兄さん」


「想像力を働かせよ。イケナイ事はイケナイ事だ」


 とりあえず大和君の携帯に簡易メールを送ってみるか……。


『大和君、なんとかして逃げれる?』


そのメールに、意外にも早く既読マークが。

むむ、大和君携帯見てたのか……?


『い、今……試着室に放り込まれたでござる! どうすればいいでござる?!』


なんてこった。もう既に大和君は監禁されてしまった!

試着室に入れられたら、もう逃げようがない!


「ニンニン、逆に好都合でござるよ」


「なんだと。何か策があるのか?」


忍者少女、マホマホと俺は水着ショップの手前、子供を遊ばせる為の遊具広場に身をひそめる。なんだか目立ってる気もしないでもないが、奏さん達に見つからなければ問題はない。


「ニンニン、お兄さん、良く考えるんだ。あのお姉さんが大人しく、大和君が着替えている間も試着室の前で待ってると思うか?」


あぁ、確かに。

次に着せる水着を選んでいるに違いない。


「ニンニン、その通り。それとあのイケメンだが、私が思うに顔が綺麗すぎる。お兄さんはどう思う?」


「あぁ、イケメンは絶滅すればいいと思う」


「ニンニン! 根暗すぎるわ! そうじゃなくて、あのお姉さんの友人なら男装した女だという可能性もあると言う事だ」


なるほど、確かに。

奏さんの友人関係など知らないが、それは十分にありうる。


「しかしもし女だったら……どうだと言うんだ」


「ニンニン、お姉さんの浮気疑惑は晴れる」


……まあ、そうだな。

いや、今は大和君を救出する策を考えているのだが。


「ニンニン、お兄さん少し安心しただろう。というわけで私はちょっと確かめてくる」


何ッ、どうやってだ。


「簡単だ。男なら女物の水着ショップなんぞ居心地悪すぎるだろう。私が蔑んだ目を送れば……男なら逃げる筈だ」


確かに……。もう生きた心地しないわ、それ。


「よし、行ってくる。試着室から監視の目が無くなれば大和君も逃げ出せるしな」


 マホマホはそのまま水着ショップへ突撃。

俺はチビっ子の視線が少し痛くなってきたので、適当にガチャガチャを回してみる。


「……むむ、なんか可愛い猫さんが出てきた。なんかのキャラか?」


「ぁ、お兄さんいいなー、それ私が狙ってたのに」


なんか知らん女の子が話しかけてきた。

まあ、じゃあこれやるから大人しくしてなさい。


「ありがとーっ! クンクン……何かお兄さんいい匂い……私がお嫁さんになってあげるっ」


あ? また匂い……?

そういえばマホマホも俺から甘い匂いが発せられていると言っていたな。

朝ぶっかけられた怪しい水のせいか。とある薬の失敗作だとか言っていたが……まさか……


とりあえず、ここはビシっと断らねば!


「十年早い。だが気持ちはありがたく受け取っておこう。今は勉学に専念せよ」


「はーい」


なんとも聞き分けのいい子だ。

成長が楽しみだが、十年後か。俺はどうなっているか想像もつかない。

十年後……俺は三十歳か……。


「ニンニン! お兄さん、作戦失敗だ! 逃げるぞ!」


「え?! ちょ、何があった!」


突然俺の手を引いて走りだすマホマホ!

ちょっと待たれよ! 何がなんだか分からん!


「ニンニン、あのイケメン……相当のやり手だ! けしからん!」


「いや、ちょ……本当に何があった!」




 ※




 コーヒーショップまで逃げ、ついでに喉も乾いたのでマホマホにアイスコーヒーを奢りつつ、席に付く俺達。んで? 何があったんだ。


「ニンニン、作戦通り蔑んだ目を送ってみたんだが……あのイケメン、いきなり私の目の前で土下座しながらお礼を言ってきたんだ」


……なんだって? 


「ニンニン、だから……あのイケメン、結局男か女か分からんかったけども、私の蔑んだ視線で悦びやがったんだ。けしからん」


ちょっと待て。さっき相当のやり手って言ったよな。

どこにそんな要素あるんだ。


「ニンニン、分からないのか。あのイケメン……ドMだ。相当のやり手だ」


ドMイコールやり手って……良く分からんが、とりあえず男か女かどっちなんだ。


「ニンニン、私の蔑む視線で悦んだんだ。男じゃないのか?」


「……うーむ、どうだろうな。奏さんの友人だし……どんな趣向の持ち主か予想もつかん。というか大和君は大丈夫なのか?」


今現在、大和君は奏さんの手で女物の水着を着せ替えられてると思うと……あぁ! 意外にも似合う大和君の図しか頭に浮かんでこない!


「ニンニン、スク水だったらイケるかも……いやいや、男なんだ、付いてる物は付いてるし……」


女子高生が言う事じゃないな。

というか本当に心配になってきた。大和君に再びメールを送ってみるか……。


『大和君、無事?』


今度は中々既読マークが付かない。

むむ、まさか絶賛着せ替え中なんじゃあ……不味い、これは不味いぞ。大和君の貞操の危機が!

こんなゆっくりコーヒー飲んでる場合じゃなくてよ!


「ニンニン、ごちそうさまでした。ならば……奥の手で行こう、お兄さん」


マホマホは既にアイスコーヒーを飲みつくしている。

というか奥の手? そんな物があるなら最初から……


「ニンニン、お兄さんが堂々と奏さんの前に出て、大和君を助け出すしかない」




 ※




 そんなこんなで再び水着ショップの前にやってきた俺達。

奥の手も何も、最初からこうするしかなかったのだ。例えあのイケメンが奏さんの新しい男でも……俺は一向にかまわない。俺は奏さんの友人だ。奏さんの恋愛事情に口を出す権利など無いのだから。


「じゃあマホマホ……先行してくれ。あくまで俺はお前の付き添いって事で……」


「ニンニン、お兄さん恥ずかしいのか。まあ気持ちは分らんでもないけど……」


マホマホの背について行く俺。

どうでもいいが……マホマホ、下着透けてるぞ。あぁ、俺最悪だ……。


「……? ぁ、さっきの女王様ではありませんか! ごきげんよう!」


ってー! いきなり誰でもドン引きしそうな発言してきた! このイケメン!

というか声の低さが中途半端だな。男っぽいけども、女でもこのくらいの声なら居そうだ。


「ニンニン! 貴様に用はない! 下がれ!」


「あぁ……! ありがとうございます!」


あかん、なんかここだけ不気味空間になってる。

とりあえず俺は大和君を救出しに行こう。


 試着室の前へと赴くと、そこには大量の水着を抱えた奏さんが。

軽く十着はありそうだ。というかそれを全部大和君に着せるつもりか。なんかビキニとかもあるし。


「あー……奏さん……少しよろしいか」


「ん? ぁっ! な、なんでここに! “友人”の祥吾君!」


何か“友人”を強調してきた。

もしかして根に持っているんだろうか。キスしながら友人発言した事に……。

あれ……それって……もしかして俺の事……いやいやいや! 自意識過剰だ! 奏さんの目的はあくまで大和君なんだから!


「えぇ、友人の祥吾です。ところで我が弟は中ですね。返してもらいます」


「……! そ、それは……できません! 今良いところなんだから!」


良いところって……大和君は男の娘よ!

そんなキワドイ水着なんぞ着れる筈ないだろうが!


「そんなことないもん! 大和君可愛いから大丈夫!」


「じゃあ聞きますけど……大和君は一着でも水着着ましたか」


「そ、それは……」


ええい、そこをどけ!

我が弟を返せ!


「あ、いやぁー! かんにんして!」


「変な声出さないでください! 大和君! 助けに来たぞ!」


バっと試着室を開け放つ俺!

すると中には……


「ひぃっ! お、お兄様!」


ん? パレオ? だっけ、コレ。

あぁ、成程。そのヒラヒラで股間部分隠せれば……着れなくは……いやいやいや! その逞しい腹筋と胸襟は隠せなくてよ!


「う! うぅ! もしかしたら着れるかもと思って……笑いたければ笑えばいいでござるよ! お兄様!」


「いや、笑いはせんが……無理だったか。というか満更でもないなら選んでもらう? 水着……」


「い、いいでござる……拙者、現実を見せつけられたので……あぁ、筋肉が憎いでござるよ……」


大和君に謝りカーテンを引き、咳払いしつつ奏さんと対面。

そのまま何事も無かったかのように……


「今日は……暑いですね?」


「あ、はい……暑いですね……? ん……クンクン、なんか甘い匂いが……」


どうしよう、この空気。っていうかまた匂いか。

もう何が何だか分からなくなってきたぞ。

 その時、マホマホの怒号が店内に響き渡った。


「ニンニン! しつこい! 私は女王様じゃないぞ!」


「あぁ! もっと! もっと蔑んだ目で私を見てクダサイ!」


なんかアッチはアッチで地獄絵図だな。

というか、結局……彼? は何なんだろうか。


「あの、奏さん……あの方は……?」


「あぁ、同僚だけども……ぁ、もしかして……」


ニターっと笑う奏さん。

ぁ、なんか嫌な予感……。


「ヤキモチとか……焼いてる?」


うっ! どうなんだろうか。

これはヤキモチなのか? 確かにちょっと……気にはなるが……。


「ニンニン! お巡りさん! こっちです!」


「あぁ! 連行しないで! 私は怪しい者ではありません!」


なんかいつの間にかイケメンが警備員に連行されそうになってる!

奏さんは爆笑しながら眺めてるけども! 大丈夫?!


「大丈夫大丈夫、日常茶飯事だし……あいつちょっと変わってるから……」


アンタがそれ言うか。

というか助けなくていいのか?


「仕方ないなぁ……すみませーん、そいつ……ちょっとおかしいけど私の友達なんで……」


だからアンタがそれ言うか。

警備員さんは既にイケメンの両手に手錠を……ってー! 手錠掛けられてる!

逮捕されてる!


 警備員さんは友達だと名乗り出た奏さんも不審に思ったのか、新たに手錠を取り出した!

あかん、このままでは奏さんも連行されてしまう!


「本官は任務を全うしたまで。怪しくないというのなら証明してみせよ」


警備員さんの言葉に、奏さんは首を傾げつつ、必死に怪しくないとアピール。


「私は全然怪しくありません! 可愛い男の娘を拉致って水着を無理やりに試着させようとしてましたが、全然怪しくなんてありません!」


「確保!」


馬鹿だ、この人。

奏さんとイケメンは仲良く手錠を掛けられ、確保されてしまった!

あぁ、もう収集つかん! 


「君達は? この怪しい二人組の仲間か?」


仲良く手錠を掛けられた二人はションボリと落ち込んでいる。

俺とマホマホは顔を見合わせ……


『いえ、全然知らない人です』


見捨てる事にした。




 ※


 


 その後、警備員に連行された奏さんとイケメンを、大和君とマホマホはそれぞれ助け出してきた。どうやら警備員さんに「許すから解放してあげて」と進言してきたようだ。二人は警備員さんに、こっぴどく叱られたようでションボリしている。

 そんな二人と一緒に再びコーヒーショップを訪れ、今度は五人でテーブルを囲む俺達。


「ごめんなさい……お手数おかけしました……」


まず頭を下げてきたのはイケメン。


「ごめんなさい……もうしません……」


次に奏さんも俺達に頭を下げてくる。

まあ、別に実害無かったからいいんだけども。


「ニンニン、ところでイケメンさん、貴方はどこのどちら様ですか?」


マホマホは呆れた顔でイケメンを見るが、その視線に何か感じる物があったのか……


「あぁっ……すみません……ごめんなさい……」


イケメンは体を震わせながら懐から名刺を取り出した。


「ニンニン……レクセクォーツ開発部……? 大手IT企業の?! この変態が?!」


コラコラ、口が過ぎるわよ、マホマホ。

しかし確かにレクセクォーツは凄いな。誰でも知ってるくらい有名な大企業だ。そこの開発部となると……相当のエリート……なんだろうか。


むむ、という事は奏さんも?


「ぁ、うん、私は今名刺持ってないけど……一応コイツと同じ部署に……。うぅ、本当にごめんね? 調子に乗り過ぎて……」


まあそれはもういいんですが……。大和君も気にしてないみたいだし。


「ニンニン、ところで……正月(しょうがつ)さん? 貴方は男なのか?」


「ぁ、それ正月(むつき)って読むんです、ごめんね、ややこしい苗字で……」


あぁ、そういえば大学にも一人居たな。イケメンの名前は……正月(むつき) (あきら)か。男でも女でもいけそうな名前だ。


「私は男だけども……ぁ、コイツが男装するから女だと思いました? アハハ」


「うっさい、猫カフェ連れてくぞ」


奏さんの言葉に震えだすイケメンこと明さん。

なんで猫カフェで怯えるんだ。


「コイツ、猫が大の苦手で……。子供の頃に引っ掻かれてトラウマになってるんだって」


成程。まあ俺もアボガド苦手だしな。同じようなもんか。


「と、ところで!」


そこでいきなりテーブルを叩きながら立ち上がる大和君!

ど、どうした!


「お二人は、その……つ、付き合ってるんですか?」


その発言に思わず飲みかけていたコーヒーを鼻から吹き出しそうになるが、明さんと奏さんは顔を見合わせ……


「あはは、無い無い! コイツと付き合うくらいならガソリン飲んだ方がマシだわ」


ガソリンて。

というか奏さんの発言に明さんは何故か震えているが……。

あぁ、卑下されて悦んでるのか。本当にドMだな……。


「はぁぁ、そうだったのですか……良かったですな、お兄様」


「いや、良かったって……俺と奏さんは友達だし……」


モジモジしながらチラっと奏さんを確認しつつ、コーヒーを一口。

すると奏さんは何処か……一瞬だけ無表情に。


「そうだよね。私達“友達”だもんね……」


その一言で凍り付く空気。

何処か怒っているかのような発言。


不味い、俺は何か……不味い事を言ったのだろうか……。


いや、でも……分からない、奏さんが……俺の事をそんな特別視するような要素が……今まで何処かにあったか? 


奏さんは……俺の事を……


「ニンニン! というわけでこれから五人でプールに行こう!」


いきなりの提案に呆気にとられる俺達。

マホマホは肘で俺の脇腹を小突きつつ、話を合わせろと目で訴えてくる。


いや、そんな事をいきなり言われましても……プールなんて……


「ぁ、俺チケット持ってるわ……」


今朝、大家さんに水をぶっかけられたお詫びにと貰ったチケット。

しかも、これ一枚で五人まで入れるという凄まじい偶然が。


 チケットをポケットから出し、テーブルの上に置くと皆それぞれ確認。


「ん? このプールって……最近改装した所だよね。かなり広くなったとかって……」


むむ、詳しいな、イケメン。

もうこのままプールに行く雰囲気か?


「ごめん……私は……迷惑かけたし帰るね、大和君……今日は御免ね」


そのままレシートを持ってお会計に進む奏さん。

な、何ぃ! 帰ってしまわれるのか?!


何か……ここで別れたら……ダメな気がする。

もう奏さんに会えないような気が……


「ニンニン! お兄さん何してるんだ! 無理やりにでも連れて行くんだ!」


「いや、でも……」


「ニンニン! いいから早く!」


マホマホに席から追い出され、奏さんを追いかける俺。

会計を済まして店から出る奏さんの肩を捕まえ、何とか……プールに一緒に行こうと誘おうとするが……言葉が出てこない。


「何? “友達”の祥吾君」


何処か泣きそうな奏さんの声。

何でだ。どうしてそんな声が出るんだ。


確かにキスはしたが……貴方はあくまで大和狙いであって……


俺は……貴方の何なんだ……


「ごめん、今日は本当に迷惑かけたから……帰るから……」


「ダメです……」


なんとか言葉を搾りだし、俺は……


「俺は……奏さんの水着が見たい……」


ってー! 何言ってんだ俺!

こんな事言ったら余計にドン引きされる……


「……スケベ」


ギャー!

い、いかん……もう俺の心は一撃で粉々に粉砕された……。

もう立ち直れない……


「まあ、うん……ごめん」


奏さんは俺に振り返り、目元を拭う。

本当に……本当に奏さんは泣いていた。


その涙の意味が俺には分からない。

いや、分かろうとしていないだけかもしれないが。


「いいよ、行こうか、プール。その代わり私の水着みて鼻血出さないでね」


「あはは、努力します……」



こうして俺達はプールに行くことになった。


鼻血の常習犯に言われたくはない、その一言を飲み込みながら。




 

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