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幕末†恋姫~新選組☆恋風録~  作者: 疾風海軍陸戦隊
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お使い完了と浪人少女との再会

花桜梨に奉行所に手紙を渡すように頼まれた剣一は京の町を歩いている。しかし、剣一はなかなか奉行所にたどり着けず困っているとそこで美虎に出会い、奉行所の場所を訊くと実は反対方向を歩いていると言われた剣一はすぐに剣一は美虎に言われた道を歩き出すのであった。そして剣一の背後の壁の影から


「やっと、奉行所の道がわかったか・・・・・」


そう影で彼を見るのは花桜梨に剣一を見張るように言われえた斎藤一こと美風がじっと剣一を見守っていた。


「確か、美虎が教えてくれた場所だとここいら辺だよな?」


そう言いきょろきょろ地図を見ながら見渡す剣一。それを見た美風は


「あいつめ・・・・・何をそんなにもたもたしているんだ。奉行所はまっすぐ行って角を曲がればすぐだというのに!」


いらいらしながら言う美風。ここで飛び出て教えてやるべきか?いいや、それだと影で監視する意味がない。すると地図を見ていた剣一が、すぐそばの店の前にいた店の人に近づく


「あ、あの。ちょっとすみません」


「なんだい?・・・・ひっ!新選組!?な、なんの用でしょうか?」


「あの奉行所に行きたいんですけど。確かここいら辺にあると聞いたんですが?」


「え?ああ奉行所ですか?確かこの道を5町(500メートル)ぐらい先を行って左に曲がればすぐだよ」


「そうか、ありがとおじさん」


そう言うと剣一は店の主人に頭を下げてお礼を言うと先ほど言われた道を行く。すると店の奥にいた丁稚さんが


「亭主さん。あの人新選組の人ですよね?あの人他の武士や浪人の人たちに比べて威張らないですね?」


「ああ、てっきり新選組もヤクザみたいなやつばかりだと思っていたけど、あんないいやつもいるんだな」


と、そう言うのであった。




「はい。確かに預かったぞ」


「ありがとうございます」


その後、奉行所についた剣一は無事に手紙を渡すことができ、そして今奉行所の役人さんの一人に見送られていた。すると若い役人が


「しかしお前も大変だな。新選組なんて大変な組織に入って」


「大変?まあ、確かに強い剣士とか入るけど・・・」


「違う違う。確かにそれもあるが、お前知らないのか?新選組の局注法度のこと」


「局注法度?」


確かドラマとか映画で聞いたような・・・・確か新選組の法律というかルールみたいなやつだっけ?


「そうだぜ、噂じゃすげー厳しい法度らしいぜ。それを破ったら即切腹。逃げようとすればどこまでも追いかけて斬り殺すてな。だから噂では新選組は『身内殺しの新選組』なんて呼んでいる連中もいるんだぜ。お前も法度破って切腹させられないように気をつけろよ」


「え?ああ肝に命じとくよ」


剣一はそう返すと奉行所を出るのであった。そして美風は奉行所から出た剣一を見ると


「どうやら無事に届けることができたようね。・・・・さて、私の任務も終わったし、屯所に戻って副長に報告し・・・・」


そう言った瞬間、美風は立ち止まり


「いや、まて・・・・あいつのことだから。きっと任務が達成したと言って気が緩み街の女に難破だとかするに違いない!そうだ絶対にする!何せあいつは私の胸を鷲掴みにした変態だからな!」


この前の入隊試験のことを思い出し美風は顔を赤くしてそういう


「そうと分かれば、あいつが屯所に戻るまで監視をしなければな!」


そう言い再び剣一を追いかけるのであった。




一方、剣一はというと美風に監視されていることも知らずに京都の町を歩き屯所へと向かっていた


「やれやれやっと終わったな・・・・お使いだけでもこんなに緊張するとはな」


肩を回してそう言うと急に腹の虫が鳴る。そう言えば朝から何も食べていなかったな・・・・・そう剣一はつぶやくと


「よし、屯所に帰る前に何か食べてこうかな」


そう言い俺は、屯所に帰る前に腹越しあえでもしようかなと思いどこか適当な店を探しに行くのであった。そして剣一は


「そう言えば前に春美さんが教えてくれたいいお蕎麦屋さんがあったけな・・・・確か三条通の裏道だったけな?」


そう言い俺は前に春美さんが教えてくれた蕎麦屋へと向かう。そしてその途中に子供たちが集まっていた。そしてその子供たちの中に黒い和服を着て刀を差した少女がいた。そして少女は背伸びして家の屋根の上のなにかを取ろうとしていた。その何かとは凧であった


「お姉ちゃん。もうちょっと。あともうちょっとで届くよ!」


「こ、こうぜよ?」


「もうちょっと右だよ!右!」


「あっ!お姉ちゃん。あともう少しで届きそう!」


「う、うーん!あともうちょいなのに!困ったぜよ!」


そう言い困惑する少女、背伸びしたりぴょんぴょんと飛び跳ねたりするが届かない。それを見た俺はその子と少女たちのもとに行き


「どうしたんだ?」


「あ、実はねお花のタコがあの家の屋根に引っ掛かっちゃてね。それでね偶然通りかかった浪人のお姉ちゃんが取ってくれようとしてくれてるんだけど・・・・・」


女の子がそう説明して俺は凧を取ろうとする少女を見る


「お姉ちゃんでもダメなの?」


「だ、大丈夫ぜよ!こ、これくらい・・・!!」


そう言うが全く届いていない。


「わかった俺も凧を取るの手伝うよ」


「ほんと!ありがとう」


そう言い俺は少女のもとに行き凧を取ろうとする浪人の少女のもとに生き方をポンと叩く。


「手伝おうか?」


「え?ああ、た、頼むぜよ、どうにも私では届きそうにないぜよ。でも、おまんも大丈夫ぜよか?おまんの背丈でも届きそうにないぜよ?」


「まあ、何とかなるって!」


そう言うと俺は少し距離を取ると


「はぁ!」


そう言い走り、そして家の傍にあった箱を踏んで飛び上がり屋根の上へと着地する。そして屋根に引っ掛かっていた凧を取り屋根から飛び降り着地すると


「スゲぇー!兄ちゃん。まるで忍みたい!」


「しゅぱっていったな!」


と男の子たちは興奮してそう言うなか俺は凧の持ち主である女の子に凧を渡す


「はいこれ」


「ありがとう。新選組のお兄ちゃんと浪人のお姉ちゃん!」


「次からは気をつけて凧揚げするぜよ」


「うんお姉ちゃんん。お兄ちゃんまたね!」


「よし今度は川辺で上げようぜ!」


そう言うと子供たちは元気いっぱいに走り出すのであった。そして子供たちを見送ると浪人の少女は


「さてと・・・・君には二度助けられたね新選組の少年君」


「え?・・・・・・あ、君は」


「今頃、気付いたぜよ?」


俺が驚くと彼女はにっこり笑う。彼女は前に菊代と一緒に見回りした時浪人に絡まれていたあの時の少女であった。すると少女は


「さてと・・・・ところで今、君は今暇ぜよ?」


「え?・・・ああ。昼飯でも食べようと思っていたところだけど?」


「そうかそれは都合がいいぜよ。この前助けてもらった礼もまだだし、ここは私が昼飯を奢るぜよ。実はここの近くに軍鶏蕎麦ていうそばを売っている店があるぜよ。ほらこっちぜよ!」


「え?あ、ちょっと!?」


急に俺の手を掴み引っ張る彼女に俺は抵抗する間の無くそのまま引っ張られるのであった。








「まったく、あいつはどこに行ったのよ」


一方美風は剣一を追っていた。すると三条通に剣一の姿を発見した。しかも剣一の傍には浪人らしき黒服の少女が一緒にいた


「あ、いたわ・・・・・・しかもあいつ任務中だというのに女漁りをするとはいい度胸・・・・・・・ん?」


すると美風は剣一の傍にいる少女をよく見る


「あの女、あの黒服にボサボサの髪・・・・・・まさか、あいつ土佐の・・・・・・・・・ん?」


そう言った瞬間、誰かが美風の肩を叩く。美風が振り向くとそこには奉行所の役人が立っていた


「君かね?若い男性をしつこく追いかけているという不審な少女は?」


「は?」


「親分。間違いありません通報した町人たちの証言と一致しますし、それに新選組の羽織も着ています」


「え・・・・と」


「ふむ。すまないがちょっと奉行所まで来てもらおうかな?」


「あ、あの。私は今大事な任務中なんですが?」


「はいはい。詳しい話は奉行所で聞くから来てください!」


「あ、ちょっと!私を誰だと!新選組三番隊組長の!」


「すぐに終わりますから!さっさと歩く。抵抗すれば罪は重くなるぞ!」


「え!?あの、ちょっとっ!?」


そう言い、美風は奉行所の人に連れて行かれるのであった


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