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序章

 遥か昔、世界は混沌に包まれていた。

 暗黒竜がこの世界を蹂躙し、人々は恐慌に(おのの)いていた。

 街は破壊され、人々の死体が死屍累々に積み重ねられていく。

 そんな中、三人の英雄が立ち上がった。

 その三人は、様々な獣を操り暗黒竜を翻弄していった。

 そうして、七日七晩の死闘の末、何とか暗黒竜を【石】に封じることに成功する。

 その【石】を人知れず何処かに隠した彼らは、今一度暗黒竜が目覚めてこの世界に猛威を振るわぬように、三つの王国を作り、その中央に巨大な学園を建設した。

 暗黒竜が目覚めた時に備えて、今度は次の世代がその脅威に立ち向かえるように……。

 そんな彼らを讃え、人々は彼らをこう呼んだ。


【∞(無限)のビーストマスター】とーー。


 ・-・-・-・-・-・-・-・-・-


 それから一万年の歳月が流れーーー世界は平和を維持し続けていた。

 この世界の人々は、体に獣を飼っている。

 生まれた時に、体の何処かに『資格者』である【刻印】が刻まれており、それが【陸・海・空】のどれかによって宿す獣が違ってくるのだ。

 基本、人一人に対して獣は一体である。

 獣を宿すには、【幻獣石】と言う獣が宿った石が必要になる。

 けれど、そこには相性があり、必ずしも自分が求める獣が手に入るとは限らない。

 そして、希に刻印を持たずして生まれてくる者もいる。そう言った者達を【無印】と呼んで、落ちこぼれの烙印を押されるのだ。

 資格者はエリートとされ、無印は無能扱い。これがこの世界の常識だった。


 そして、もう一つの例外がここにまた一人いた。

 常識に囚われず、我が道を行く彼は、ある意味異端なのかもしれない。

 だが、彼が世界を救わんと立ち上がった時、新たな英雄譚の幕が切って落とされようとしていた。

頑張って行きますので、応援宜しくお願いします。

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