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53話『膨大な何か』

ルレーテは教会に来ていた。


「神様、あの狂人聖職者を殺すための力をください、私は敵を取らないといけません、愛する者の敵を……」


と祈っていた。

その時


『力が欲しいか? あの者を殺すだけの力が……』

「! 神様ですか!!」


とルレーテが頭に直接流れ込んできた声に聞いた。


『いや、私は神ではない、私はそのものより力を付けるつもりだ』

「? どういうことですか?」


するとその声は


『私は悪魔だ! あんな傍観するだけの無能とは違う、私はお前に力を与えるつもりでお前に語りかけている』


ルレーテは少し驚いた

だが、


「あくまでも何でもいい、私はそれでもあの女を殺したい、私は愛されなかった、そしてあいつは愛されていた、なのにあいつは彼を殺した、私が欲しかったものを奪ったんだ! それが何より許せない!」

『そうか、お前のその執念はこの私が評価する! お前のその憎しみの力があれば私の力も操れるだろう!!』

「……!!」


それを聞いてルレーテは決心をした。


「大丈夫、私なら殺せる! どんな力を身に着け人間としてやめたとしても私は絶対にその力を暴走させてもあの女だけは殺して見せる!!」

「お姉ちゃん……」

「!!」


ルレーテは後ろを振り返るとそこには妹がいた。


「ペレーイ、どうしてここに」

「お姉ちゃんが心配で」

「私もいるけど」

「!! ヴァイプ! どうしてあなたも!!」


そして親友もいた。


「全く、怖いこと考えてるね~、まあ私は応援してるから」

「お姉ちゃん私たちはお姉ちゃんについて行くよ、だから止めないよ、少し辛いけどでもそれがお姉ちゃんが決めた道なら……」


震えながらペレーイは言った。


「寂しいけど……私は近くでお姉ちゃんを見てきた! だからやりたいことを絶対に私が成功させるから! 絶対に!! 絶対に……」


泣きながらペレーイは言った。


「……分かった、頑張って殺すよ……あの女……他の信者たちもやるつもりだろうし、それに乗じてあの女を殺す……」


ルレーテは妹の言葉によって恐れと迷いが消えて目的だけが目に見えるようになった。




その頃信者たちも


「あの女がいたから信仰を消されそうになった! 禁止になりそうになった!! だからこそ今度は我々があの女を殺す! もう国の言うことは聞くなあああああああああああああ!!」

「その通りだ!!」

「やる時は来たあああああ!!」


その時


『では我々も手伝おう……あの者が作った神とやらは明らかに異常なものだ……我々も神だ、あれについてはこちらも手を下さずにはいられない』


他の信者の脳に神と呼ばれる者から直接声が聞こえた。


「おおう、神よ! 我々は間違ってはいなかったんですね!」

「そうだ! 神も許してくれた! 今こそ決起の時だ!」

「我々の手で終わらせるんだああああああああああああああああああ!!」

「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」


そして信者側も動く時が来た。




「悪魔たちよ、今回は協力し合おう」

「そうだな神たちよ、あれは我々悪魔にとっても、お前ら神にとってもやばい存在だ、力を付け過ぎた、手遅れになる前に今回ばかりはやるしかないようだしな」


神と悪魔が手を組むことになった。


「あの信者は、自分が何をしたのか分かっていない、人間とは恐ろしいものだ、心で信じ続けるだけであんな異質なものが出来たのだからな」

「魔力と他の何かがあの存在を作ってしまったんだろうが他に何かあるんだろうな、それだけであんなことになるわけがない、例えば死んだときに出る膨大な何かそれは心残りの時に地縛霊や守護霊様々な者が生まれたりする、その時の何かかもしれないな」


悪魔は少し考えて言った。


「なるほど、だがどうしてそんな膨大な者が生まれたのかは不明か……本当に危ない、危ないものだあれは……」


そして


「「絶対に勝たなければいけない者だな、この戦いは、たとえ人間を利用しても」」


と交わる者のないものが結託した。


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