51話『人のせい』
スウは城に乗り込んだ
「あ、ヤバイ来てしまった」
「王様何で警備を全て戦いの戦場に送ったんですか? 私なら少なくても護衛を付けますが」
「攻撃は最大の防御だと思って」
秘書はへらへら笑いながら
「突破されたら何の意味もないですけどね、ブフウ!!」
と言って指を指して吹いた。
「だって仕方ないだろ! あの女のせいで魔王が来たときほとんどが殺されて王子の護衛に回したらギルーツしかいなくなったしだから来そうな森で待機させたんだ! ここで戦われたらあいつ隙をついて私を殺しそうな女だし」
「まあ、私は殺されないので何の問題もないと思いますが」
「本人の前でそれを言ってしまうのもどうかと思うが」
「え、何で?」
「何でって……」
「これから死ぬのに?」
「こいつ生き残ったら絶対に処刑してやる」
王様は睨みながら言った。
それを聞いて秘書は
「生き残っても無理ですって! だってあんた私の力なしだと国民を抑えることできないでしょ? だって現に私がいないところでこんなしょうもないことをしてこんなことになったんですから、全くちょっと出張したらすぐこんなことするんだから、帰ったころには止めても不可能なところまで進めて金を使ってたらもうするしかないでしょって感じで適当に泳がせたら本当に笑ってしまいますよ」
と言って王様をコケにした。
「……すみませんでした」
「はあ、まあいいですけど私は何の問題もありませんし、王様がこの法律をなかったことにするかそれとも王様が死んだときに私が代理でこの法律を消すかで解決するだけですから」
完全に秘書は他人事のように言った。
「どうしてこうなった」
「知らんがな」
そして時間が過ぎていく
「王様の部屋はここか、警備がないからびっくりしたんですけど」
「何を考えてるんでしょうかね、普通警備は置くものかと思ったのに」
それを聞いてスウは
「多分、前に魔王が来たとき突破されたみたいだし兵士も衛兵も少ないのではないかな、それで防御を捨てて攻撃に回したらこんなバカなことになってしまったとか?」
「ああなるほど」
それを聞いて納得した。
そしてスウはノックをした。
トントン
「!! ビク!」
「おい、今のビクって声はなんだ! 気持ち悪んですけど」
「おい、お前は何でここにきて突然我に冷たいんだ!!」
秘書は完全に王様に呆れながら言った。
王様はそう言っている間に
ガチャ
「勝手に入りますよ!」
「あああああああ!! 来たああああああああああああああああ!!」
スウが勝手に入ってきた。
「違うんだ! そのなんというか……違うんだああああああああああああああああ!!」
「はい? 何が違うんですか? まあそれよりあの法律どうにかしてもらえませんか?」
「い……いやだ」
王様はかたくなになってしまった。
「何でここでそれを言うかな?」
秘書は呆れて普通に避難していた。
「おい! ワシを先に避難するべきだろ!」
「知りませんよ、王子がいればこの国はまた王を取り戻すことできますし、あなたはもう老害ですから死んでもいいのでは?」
「糞!! 何だこいつは突然生意気なんだ!」
王様は完全に追い詰められた。
「仕方ない、王様殺すか、本当はこんなことしたくないんだけど」
「ちょ!! 待って! 分かった!!」
「よしこれでもういいですね」
スウは王様が分かったと言ったので剣を下した。
「え……」
「すみませんね、王様がこんなバカな法律作って」
「いえいえ、僕はチレイたんを崇拝できればいいので……ではまた」
「ええ、さようなら」
そう言ってスウは帰っていこうとするときに止まって
「すみません、最後にこれにサインお願いします王様」
と言って紙を渡した。
そこにはチレイたんの崇拝をたとえ他の宗教が潰れても行い続ける権利書だった。
「おい!! 発端が特別扱いを求めて来たぞ!!」
「良いからここにサインを」
「おい!! バカ! 離せ!!」
そう言って秘書は王様の手を勝手に操ってサインを書かせた。
「この野郎おおおおおおおおおおおおおおお!!」
満足したのかスウは
「では帰りますね」
「バイバイスウさん」
帰って行った。
「おい、お前死ぬ覚悟は……」
「本当にいいんですか? 私がいなくて」
王様は取りやめた。




