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異世界でも、二次元キャラを崇拝する。  作者: 糖来 入吐
第三章魔王の教会破壊編
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37話『期待』

「さて、なんだか嫌な予感が近付いてきてるな、これはチャンスかな? それとも絶望かな? しかし絶望が押し寄せないとそれをチャンスに帰ることが出来ない状態! なら来い! 絶望よ! 僕は例えチャンスに変えられなくとも! チレイたんの元に行けると心から信じてやる! 信じる者は救われるって僕の世界では言われてたのだからな!」

「取り敢えず私も手伝います、頑張ってください!」


スウは少し興奮気味で言うとチレイたんは真剣な表情で言った。

そして

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!


教会のドアがぶち破られた。



「隊長!! 大変です! 魔王の右腕がこの町にやって来るそうです! どうしましょう! 本当にどうしましょう! 俺まだ死にたくないです!」

「お前はそれでも兵士か! 衛兵も怯えてないで戦う準備に取り掛かれ! 戦わんと絶対に死ぬぞ!」


「いや確かにそうだけど……でも殺されるんでしょう……ならもういいです、もう何もしたくないです」

「私も敗北認めますよ」

「あーあ、かーちゃんの顔もう見れないのか、いやだなー」

(ダメだ! あまりの絶望にみんなやる気が完全に失ってやがる! このままじゃ完全に皆殺しだぞ)


隊長は真っ青うになりながら部下を見ていて。


「俺は嫌だぞ! 娘もいるんだ! 絶対にあいつだけは守る!!」

「タッファー、お前だけだよ心強いのは……」


隊長の目に希望が照らし出した。


「そう、例え帰ってきてもあまりいい反応を見せてくれなくても、例え神様の礼拝が忙しいと言って俺の話を聞いてくれなくても、例え買い物に行って新しい可愛い服を見せても嫌そうにされても……たとえ……たと……」

「おい! それ以上思い出すな! 辛くなるぞ!」

「だって……スウ完全に俺の事父親だと思ってないだろ!」

「大丈夫だって! 確かにあの子から父親の話することはなかったが大丈夫だって!!」


タッファーは涙目になりながら


「そうだな! たとえ……」

「もういいよ! それ以上は思い出すな!」

「ああ、まあ俺の娘を守るために俺は戦う!」


すると一人の若い男が


「俺もだ! もうすぐ娘が生まれるんだ! 絶対に生き残って皆も守る!!」

「そうだ! その意気だ! 皆も戦うぞ!」

「「「「「「「「「……はい」」」」」」」」


部下は不満そうに武器を持った。

そして、タッファーは隊長に聞いた。


「勝算はどれくらいだ」

「0に近いな、だがそれでも近いだけだ! それを信じて戦うぞ!!」


そしてゴール率いる魔王軍がやって来た。


「ゴール様、兵士たちがいるがどうしますか?」

「ほっておけ、俺たちは自分の部下を殺したバカを殺す気で来たんだ、ここで兵力を失うのはまずいからな、軽く反撃して受け流すように」

『了解です』


部下全員が頭を下げ言った。


「では行くぞ」

『了解です』


そしてゴールたちは町に入って行った。

兵士たちは警戒したが何もしてこないので動けないでいた。

しかし町の皆を守るため住民を避難させそこを守る者といつでも攻撃できるようにするもので分けていた。


「フン! こいつら怖くて手も足も出ないそうだぞ!」

「はは、バカだなこりゃ、俺には分かんねえは、黙って死のうとする人間下等生物の生き方なんかな」


完全に見下しながらゴールは自分の部下を殺した人間の住む場所へと近づいていた。


「あいつどこへ向かってるんだ」

「……まさか」


隊長の言葉にタッファーは真っ青になった。

そして一つの建物の前にゴールたちは立ち止った。


「俺の……娘の教会か! させるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


タッファーは一気にツッコんだが

ドガアアアアアアアアアアアアアアア!


「ぐはあああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「タッファー―――――――――――――――――――――――――――!!」


ゴールに手で払われて吹っ飛ばされた。


「こんな化け者、スウには殺せんぞ!!」


隊長は怯えながら言った。


「入るぞ! 個々の教会の者よ!」

「いらっしゃーい、礼拝ですか? 崇拝ですか? 入門者ですか?」


スウは笑いながら出迎えた。


「お前を殺しに来ただけだ小娘!」

「それは物騒ですね」


スウは笑いながら言った。


「いい、これはいいですよ、やはり魔力が大きいものがいると私の力ももっと上がっていくようですよ」

「おう! チレイたんも強くなって来たみたいだぜ! うれしいぞ!」

「……何だ……この異質的な存在は…… 」


ゴールは珍しく青ざめた。


「ゴール様どうされました」

「ふん! なるほど、部下が殺されるわけだ、人間が作り上げた神がここで生まれてるとは、俺たちでは探知も出来ない相手だな」

「へえ、私が見えてるみたいだし、声も聞こえるみたいですね、手加減はしませんよ、そしてスウも絶対に手加減はしません」


ゴールは鼻で笑いながら


「フン! そんな人間には負けんは、それよりもお前が何をするかだな」


ゴールはそれだけが不安だった。

なぜなら神は簡単には作れないが思いの強さが異常すぎるほど強いと出来てします、信仰心が強いのはおぞましい程にそのことしか考えられないほどに狂ってるやつだけだからだ。


「お前は、なかなかに狂ってるな、そんな司祭は今までにいなかったてのに、油断した、しかし、絶対に殺すから覚悟しておけ、なーに一瞬でけりをつけてやるよ、お前の神の目の前でな」

「させませんよ」


チレイたんは睨むように言った。


「お前はこいつがいなくなればすぐさま崇拝者がいなくなるからそれだけで消え失せる、せっかく魔物の魔力を吸い取っても意味がなかったことになるからな」

『魔力を吸い取っただと!!』


他の部下もかなり驚愕した。


「俺の魔力も少し吸ったようだな、これは、なかなか苦戦しそうだな、五分五分ってとこか」


ゴールは真剣な表情でスウとチレイたんを睨んでいた。

そして


「いくぞー!!」


ゴールは飛び込んできた。

だが、

カッッッ!!


いきなりの光にゴールはとっさに目を手で押さえた。


「くっ! 目くらましか!」

「違いますよ」


するとゴールは動けなくなっていた。


「成程な、聖魔法しかも神級の強さになってやがる、どうやら俺の部下の魔力を無理やり聖魔法寄りにしたようだな、お前気持ち悪いよ」


それを聞いてスウはブチ切れた。


「てめええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!! 僕の神を気持ち悪いだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! 人の感想はそれぞれだがいちいち人の前でくちにだしていうなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! 特に好きだと言ってるやるの前で言うなああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


剣を持ってスウは絶叫した後にゆっくり歩きながらゴールを殺そうとした。


「そうはさせないよ、フン!」


ゴールは光の幕を解こうとしたが全く意味がなかった。


「嘘だろ、そんなことがあるかよ、てめえ、それをどれだけ育てた! 本当の神にするつもりか! 俺を止めるなど! 明らかに異常だぞ! 絶対に抜けられると思っても抜ける様子がないってのがすでにおぞましいぞ!!」


スウは睨みながら言った。


「知らん」


ザン!!

スウはゴールに向けて剣を刺したが

普通に避けられてた。


「あぶねえ」

「チッ! 逃げたか」

「ああん!! 今度はそうはいかねえ、今度こそ殺してやるから安心しろ」


ゴールは冷徹に言った。


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