35話『右腕』
「ふん、この町の教会の人間も殺戮が完了したな」
ゴールは満足そうに行った。
そこへ部下が来た。
「ゴール様、この糞ガキメスですよ、魔王様に持っていきますか?」
部下はニヤニヤしながら言った。
すると、ゴールは部下の蚊をに手をやり
グシャアアアアアアアアアア!!
そのまま部下は顔を握りつぶされた。
「……お前がヤリたいだけだろ」
ゴールは呆れながら言った。
そして、子どもに近づいた。
「……うっ、うっ助けて」
「助けてほしいのか?」
「……うん……」
子どもが泣きながら言った。
そしてゴールは
「ダメだ」
と言い放ち
ザス!持っていたナイフで腹を刺した。
「……あっ、ゲフッ、カハ、」
そのまま子どもは倒れ込み
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
絶叫しながら苦しみだした。
「ふん、負けたものよ、そのまま苦しみながら死ね」
ゴールはそう言い放ちそのままその場を離れた。
「さて、教会もだいぶ潰すことに成功したな、この調子だと人間共の希望もすぐに潰せそうだな、世界征服ももう目の前だな」
ゴールは満足そうに行った。
すると、再び別の部下がやって来た。
「ゴール様報告です」
「どうした」
「メルバドの町の教会がまだ一つも潰せていないそうです」
ゴールは不機嫌になった。
「どうしてだ、そこにも部下は送ったはずだが」
「すみません、1人も戻ってこないので見て来たんですけど、どこにもいませんでした、何かあったのではと思い、一応報こ……あれ……」
部下はいつの間にかゴールの方ではなく自分の体を見ていることに気づいた。
いつの間にか首だけになっていた。
「……あっあっ」
「もういい、再び部下を送る、逃亡した部下は見つけ次第処刑だ、私の魔王様への評価が下がることだけは避ける」
そう言って、ゴールは自分の部下を再びメルバドの町に派遣した。
「これで、もしまた戻ってこないようなら、本当に何かあったんだろうな、まあその時はこの私の本気を見せるまでだ、魔王様に報告するまでもない」
不気味に笑いながらゴールは言った。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ゴールの直属の部下がメルバドの町に行った。
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「はあ、魔王軍のバカ魔物たちのおかげで君も見えるようになってきたよ、他の人間に声までは聞こえないようだけど、姿が現せるようになったではないか」
「おかげさまで、ありがとうございます。こんなに頑張ってくれて」
スウはチレイたんに笑顔で言ったら、笑顔で言って貰えた。
「うへへへへへ!!」
それを聞いてご機嫌になった。
「その笑い方やめましょうか、さすがに引かれますよ」
チレイたんに注意を受けた。
「めんごめんご」
「もう、また誤魔化して」
チレイたん頬を膨らめて、怒った。
「もう、可愛いな、何で君はこんなにかわいいんだ」
「一人で何言ってるんだ」
声のする方を見るとギルーツが引きながら見ていた。
「いや、チレイたんと会話を……」
「ああ、よく見たらごめん、まだぼやけてるから、ああ、ビックリした」
「びっくりしすぎではなかろうか」
「いや、1人で喋ってたらたいていの人はこういう反応するよ」
ギルーツはツッコんだ。
「で、どうしたの弟さんの結婚でも決まったんですか? 行きませんよ」
「いやまだだが、ていうか行ってあげてよ」
「えー、仕方ないな」
「仕方ないのかよ」
ギルーツは頭を掻きながら言った。
「! それよりもだ! 大変だ! 魔王軍の右腕と呼ばれたゴールがこの町に集中的に魔物をよこすそうだ!!」
「またチレイたんの糧になるのか」
「え!! またそれを、まさか君が!!」
するとスウは笑いながら
「いやだな、そんなことできるわけないだろ、君がそれを一番理解できるんじゃないのか」
「まあ、そうだけど、一瞬不安になったんだよ」
「確かに僕はそれだけのことを仕出かしてるんだろうけど、それでも出来ないこともあるんだから」
「まあ、いいや、今は衛兵で出来る限り魔物の数を減らしてきている! だがすべては無理だこっちも死傷者が出てきてる、ぶち破られるのも時間の問題だ! 奴らは今は町の人間には手を出さないようだ! しかしねらいは教会だから君は十分な備えをするべきだ!」
ギルーツは慌てて言うと
「君は何してるの?」
「君たち教会人に警告してるんだよ!」
スウが聞くとギルーツに怒られた。
「そうか、お疲れ様まあ備えなら」
ガチャ!
ドアが開きそこには聖魔法の掛けられた剣がビッシリと並べられていた。
そして、ぼやけて存在するチレイたんがただの剣を聖剣に変えた。
「……ウソだろ、君たち今聖剣に、普通の剣を聖剣に変えたのか」
「だから言ったろ、チレイたんは神様なんだよ、僕の唯一神、天使、GOT,かわいくてかわいくて仕方のない神様だ!!」
「なっ何て事だ」
ギルーツもさすがに驚愕した。
「でっでも、ある意味勝算はあるようだな、でも油断はしないでよ、絶対に」
「するか! 遊ばずに即座に殺す! チレイたんの糧になるために生まれてきたような奴らだからな! あははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
スウは笑いだした。
ギルーツは
「そっそうか、分かったくれぐれも気を付けて」
そう言い残して教会を後にした。
「さて、チレイたん、君の存在も力もついに完成するかもしれないよ」
「はい! 頑張りましょう!」
チレイたんは笑顔でスウを励ました。
その後スウの教会に大量の魔物が来たがチレイたんの聖魔法とスウの剣(チレイたんの聖魔法が加えられている)のおかげで全て殺し、犠牲者は出なかった。
しかし、スウの萌え教団の反発をやめる者はいなかった。
むしろ、魔物を倒すことで恐怖した者たちが警戒をより一層強めた。




