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空中庭園  作者: 桃花
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元婚約者に絡まれているが、地上に降りるタイミングはわかってもどこに降りるかはわからないだろうし協会を敵に回した以上はそういう情報を流してくれる人間もいないだろう。あれ以来彼らに会うことはない。

のんびり空中庭園をめぐる旅をしてもうすぐ年末である。ひとつの空中庭園に引こもって好きな事をしている。

引きこもる前に東の方で餅と言う食料をてにいれる。干し飯と似た種類の原料を使って作るもので腹持ちが良いので結構好きである。

囲炉裏で焼いたり煮たりして食べる其は非常に美味しい。子守りながら自分用の薬草を使って薬を作る。傷薬とかハンドクリームとか。

時間がかなり有るから引き込もっていなと採取できない薬草とかを採取したり手芸をして過ごしたりする予定だが、その前に一度実家に顔を出さないといけない事になっている

面倒だが兄と約束してしまっているし久しぶりに知り合い達にも会いたいと思っている

久しぶりに実家の前にたつ。いろんな事が有ったが、頑張ってよかったなとしか思わないがたっていると不審者で通報されるだろうと呼び鈴を押す

出たのは知らない声だがアポを取っていたので通された。実家にアポをとるとかバカらしいが、そこら辺はちゃんとやらないと面倒な事になる。知らない人に通報されるとか

「そういう可能性がある人間など解雇してやる」そう言うのはなぜアポをとったと聞いてきた父だ。

「だって知らん人もいるでしょ?噂だけでさ」そう答えると

「それでもだ」と無茶ぶりをしている。両親は私の事をちゃんと愛してくれているのでこんな無茶ぶりをする。アポを取って通された部屋でお茶を飲んでいるとお母様が突撃してきた。すれ違った古くから使えてくれっている人が教えたのだろう。そのまま風呂に連行されて丸洗いされてから家族の憩いの場として使っている場所につれられて今に至る

「鈴の実ありがとうね。あんなにたくさんくれて大丈夫?」母が聞いてきたのでちゃんと自分のおやつ用を確保しているから大丈夫だと言うと安心している

「知り合いに渡したいと思うけれど」と聞かれたので

「お母様にお送りしたのでご自由に」笑いかけるとフフ。と笑っている。何を画策しているのか知らんが私に不利な事はしないだろうと信頼しているので気にしないで置く。

両親に空中庭園について写真を交えて話していると兄とその婚約者が部屋に入ってきた。兄の婚約者とは仲良しだ。優しい雰囲気が好きである早く結婚しないかなーとは思うが結婚準備期間だか仕方がない次の春には結婚する予定である

それから少したつと既に結婚している姉と妹が入ってきた。久しぶりと姉とは抱き合い妹とは挨拶して席につく。

姉や妹も交えて空中庭園についての話をしたり姉の旦那さんと親にて見上として今朝回収した鈴の実をプレゼントしたりして過ごす

「ねえ。こんなに鈴の実がてにはいるって何をしたの?」と姉に聞かれたので

「年末に引きこもると朝になると庭園に数個落ちている事があるの。空中庭園に長期間滞在しているとそういうシステムになっているんじゃないかなー」よくわかんないと言えば、システムがそうなっているのと納得している。空中庭園の恩恵を受けているがシステム的にどうなっているのか解らないと言うのが現状である。ただ、どんなに手順を踏んでもシステム的にダメな人は入れないのだ。

といってもバリバリの商人でも入れるのでそこの基準がよく解らないと言うのが本音である

年末の知り合いが集まるパーティーに参加する。

今年の始めに婚約破棄してそのまま出奔した私がこの手のパーティーに参加するのは1年ぶりだ。今まではなばかりの婚約者と参加して頑張って彼の家との人脈や自分の人脈を形成していた。

両親と共に会場入りして家の知り合い関係に挨拶したら壁の花になる。といっても手には料理が乗っている皿とジュースが乗っているし周りには友人たちがいるので隅に引っ込んで話をしている集団の1つとして見えるだろう

いきなり居なくなった事を謝りながら今年一年の事を話したり話を聞いたりして過ごす。遠方にいる友人が婚約破棄されてすぐに出奔したと聞いてお前らしいと笑いながら心配したと言われた。心配してくれてありがとうとでも、私らしいでしょと笑うと懲りてないと言われてしまう

友人達にも口々にあんな大層なもの貰ってもいいのか?と聞かれてしまったが、私があげたくて送ったんだから大丈夫だと言うとほっとしている

「手紙にも書いたでしょ?」皆にそういわれてそう答えると

「それでも俺たちの家だと易々と手にはいるものではないからな。置いておくだけで邪なものを排除できる物なのだからなあれは」

「だから送ったんじゃない。私の大切な友人・知人が心穏やかに過ごせるようにと思ったからね。少し多目におくったから君らが送りたい人間に福分けしてあげて」

「ああ。了解した」そんな話をしていたら会場がざわめいた。入ってきたのは彼等だ

会場では良く来れたな。来ないなら来ないで問題だがなと言う声が聞こえてきた。私が出奔したあとに何をしたのかと思うが既に他人であるからどうでもいい。自分から縁を最悪な手順で切ったのだから避難されても仕方がない

一瞬視線を向けたがすぐにどうでもいいといった態度でケーキを取って来て友人と食べ比べていると周りもすぐにいつも通りの対応に戻っていった

いつもと違うのは彼らが近づくと余り良い雰囲気を醸し出さない程度だ。私には関係ないしと友達や友人たちと交流を楽しんでいると

「いい加減にしろ」そう言われてしまう。

声で彼だとわかったので友人と一緒に振り替える。友人たちの婚約者やその知人たちと言うちょっと多いな集団を形成して隅っこで料理の評価や空中庭園で見た話をしていただけである

ちなみになにそれ欲しいと言う声が上がっていた物は年明け仕事始まりの時に指定依頼を出して欲しいと言えば納得してくれる。協会との関係はどこの会社でもあるので会社のなで出してくるのか個人で出してくるのか知らないが、大丈夫だろう。話がそれた

いい加減にしろってなんの話だろうと首をかしげている私を見て笑っている友人たちとその婚約者や知人たち

「大声をあげるとかマナー違反ですよ?」そう言えばさらに笑っている。あら?間違っていると友人を見たら

「間違っていないが。指摘は違うぞ」そう言っている

「まあ。言いたいことはわかっているけれども」きりっと彼らの方に表情を引き締めて向く。

キリリとした作りの顔をしているもと婚約者ときれいな顔立ちのその婚約者が怖い顔をして私を見てくるが、怖くはない

「いい加減にと言うところは良くわかりませんが。どうされました?久しぶりに参加したパーティーなので」そういうと

「お前がきれいに身を引けば良いことを周りにあること無いこと言ったせいで私や彼女の立場が悪くなったんだろうが!!」そう主張しているが

「私はあなた方が婚約破棄した時にすぐさま家に帰って破棄された事を両親に相談しました。家同士で決めた婚約なんですから破棄します。そうですか。では終わりませんよね。提携とか知り合いに顔見せして私があなたの嫁になると長い月日をかけて認識してもらっていたのですから。それをきっぱり無いことにできるはずではないでしょ?私よりも出来が良いと言われているあなた様の方がそこら辺は理解できるでしょうし。長年私たちの関係を見て周りがどう思いながら見ているかをちゃんと認識していなかっったあなた方が悪いんじゃないでしょうか」そう言うとグッと渋い顔をしている

「長年の家同士の契約を自分のわがままで破棄しておいてそれを私が悪いと言わないでください。企業の大きさに関わらず契約は大切です。それを個人の感情で破棄する人間を次期のトップ据えたらいつ破棄されるか解らないと契約を結ぶのを避けられるのはしょうがないでしょ?」

「だからお前は次期からはずされたんだ。それが条件で彼女と婚約を結ぶことになったんだから問題ないだろう?そちらも大手の契約をあちらの落ち度もあって破棄されたのだから親からの支援が少なくなったのは仕方がないだろ」と私の知り合いで彼の親戚がそう言う。息子はかわいいが経営者としての視点で考えて次期としては外したんだろうし彼女の家でもあちらの落ち度で破棄された婚約だが、責任を持たせないと問題があると判断したのだろう

「好きあって婚約できたんだから文句をつけられる謂れは私にはないはずですし。あなた方の婚約につて口を出すような事を家がしている訳ではないでしょ。それでも社交界で居心地が悪いのはあなた方の責任でしょ」

「それを棚にあげて私が悪いと言わないでください。居心地が悪いなら自分達が居心地が良いように努力すれば良いと思うんだけど。誠意を見せれば周りも受け入れてくれると思うんですけど」話しは終わりだと言う風に言えば

周りの人間も彼らを私の視線に入らないようにしてくれる。面倒なことも終わったし知り合いたちと交流したしと帰宅の挨拶をして両親のもとに行くと

「そうね。では皆様」そう言って母と共に帰宅する。父と兄はまだお話があったらしい

会場を出て車に乗り込もうとしたときに騒がしくなったが、特に気にせずに家に帰る。車に乗ってウトウトしていると「疲れたかしら?」と笑っている母。

数日実家で過ごして初詣してその足で空中庭園に引きこもる。1ヶ月丸々引きこもり満足して地上に降り立つ


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