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X0-00-00 登場人物録

プロローグから二章までの登場人物一覧です。

一部、本編に出ていない人や説明にない設定などがあります。




音川アルト


本名 音川風破(かざは)

(アルティーネ・フォン・メイザース)

髪 栗色

瞳 黄色みがかった赤


音川家当主。

風術師であり、風の愛し児である。

けっこう天然。

かつて、目の前で親友千種を失い、失意の中にいたアルトを救ってくれた千引玻璃の事を本人は気づいていないが好いていた。

母親の音川シルフとよく似ているため、とばっちりをくらうことがおおい。

料理は不得手。調味料を間違えたり包丁の手付きが危なかったりで家では禁止されていた。



日野出流(いづる)


髪 茶髪

瞳 蒼


未来を司る神に名付けられた少女。

水術師の多い日野家には珍しく炎術師。

先見の才を持っていて、数秒先の未来が見える。時折、さらに先の未来を見る事もある。どうやら父親の血筋の能力らしい。

日野家の正当なる歌姫であり、なにかと身柄を狙われている。

霧原誠に好意を持っている……?



千引(ちびき)玻璃(はり)


本名 ?

髪 黒髪?

瞳 黒?


音川アルトに恋をしていた少年。

三年前に突如星原で働きはじめたが、その一年後辞めてなぜか音川シルフに拾われて居候になる。

三年前より以前の記録はない。

彼の墓標の下には何もない。



朱炎(しゅえん)アイリ


本名 ?

髪 黒髪

瞳 赤


呪術師。

呪詛返しを得意としているが、本当は呪詛を執り行うことのほうが得意。

かつて大和国で問題を起こして一族のほとんどが処刑された土御門家の生き残りで、生まれる前から呪うための道具として創られた。

十二年前の星原のエース殺害事件の真相を知りたいと思っている。

呪いによって多くの人を殺めた過去を持つため、自分の力で人を救いたいと願い、呪詛返しを専門に扱っている。

マコトのことで重要なことを知っているようだが、とある契約のせいで誰にも言えないでいる。



最上(さいじょう)カリス


本名 茂賀美(もがみ)迦莉朱(かりす)

髪 黒髪

瞳 黄色


陰陽師。

十二神将をとある事件で仮契約し、使役していたが、この度、めでたく本契約を結ぶ事になった。

上に三人の姉(長女(おぼろ)、次女莉沙(りさ)、双子の姉(かすみ))がいて、尻に敷かれていたが、とある事件で家出をしている。

本来、陰陽師よりも妖精使いなどのほうが適性が高いが、陰陽師になる事を選んだ。

実は、取り換え子(チェンジリング)にされかけたことがある。

口は悪いが放っておけないたちで面倒見がよくなんだかんだと世話を焼いてしまうお人よし。そのせいでいろいろと巻き込まれる。




テイル・クージス


髪 金髪

瞳 エメラルドグリーン


錬金術師。ゴーレム使い。医療の心得も多少ある。

神を殺した者の血を引き、呪いを受け継ぐ神殺しの一族の出。

弟がいたが、両親とともに人形使いに殺された過去を持つ。

その為、セレスティンを恨んでいる。

眼鏡をかけた長身のっぽ。優男とよく言われている。

元々は目に浮かんでいる神殺しの一族の印を隠すために眼鏡をかけていたのだが、メガネの魅力にはまってしまい、彼の部屋の引き出しには眼鏡が大量にきれいに並べられて入っているらしい。




ティアラ・サリッサ


髪 金髪

瞳 青


魔槍使い。

魔なる槍『ソード』の主人であり、彼との契約でラピス・カリオンを見張っている。その為なるべく星原本部から離れない。

故郷の村は百年戦争中に滅ぼされ、一人魔槍の力によって生き残った。その後遺症のせいで魔槍との契約が無いと足を動かす事ができない。

ただ、幸せになりたい一心で生き残り、他の者達を見捨てたという悔恨がある。

いつ終わるかもしれない平穏に怯え、今を全力で楽しんで生きることを自身に強要している。




夜神(やがみ)清蓮(せいれん)


本名 葵

髪 金髪

瞳 青


人魚と人間のハーフ。普段はほとんど人に近い姿をしているが、水に濡れると肌に鱗が浮かび上がる。

父を処刑し、母を自殺に追い込んだ故郷を、滅ぼした重罪人。

天涯孤独になった後、捕まって奴隷として売られ、見世物小屋に飼われていた。そこを通りがかった夜神空夜に助けられ、彼と家族になる。さらにとある事件で少年を拾い、弟としたのだが……。

白蓮の大虐殺の被害者でもある。




霧原真実


本名?

星原の霧原陸夜の義弟であり元黒の騎士団の暗殺者、セレスティンの裏切り者…その正体は、アーヴェの三番目のジョーカーであり、復讐のために生きていた。

魔法が使えないため、魔法具などを頼り戦う。

四年前より過去の記憶がないらしい。

呪いにかかっている。



★星原の人々




ラピス・カリオン


本名 シャラージュ・ブルーネル


星原のクイーン。

かつて、神々の戦争を起こすきっかけとなった女性。

とある罪を犯したことで永遠に年を取らない呪いが掛けられている。(ラピスの時間が動かないため、飲食も睡眠も不要、そしてどんな攻撃もうけず傷を作る事もない。世界の時間から外れてしまっているため、彼女は何者からも干渉を受けられない)



霧原陸夜


髪 茶色

瞳 茶色


現星原のキングの称号持ち。前キングは彼の腹違いの兄である。

霧原誠の義兄であり、彼の事を大事に思っていた。しかし、彼が裏切り者で会ったことを知り、いろいろと悩んでいる。

霧原誠を引き取り義弟としていたのだが、今回の騒ぎでまたしても家族が裏切り者になってしまった。結局、マコトが裏切っていなかったことが分かったが、本人からまだ話を聞けていないのでまたいろいろ悩んでいる。

現在、母親の旧姓霧原と名乗っているが、本来の姓は夕闇(ゆうやみ)。実は、とある神と因縁深い呪われた一族の出身である。



草薙(くさなぎ)(まもる)


星原のジャックの称号持ち。

称号持ちになれる人材のいなかった星原に裁き司からやってきた。とされているが、実は月剣と繋がっており、情報を流していた。

いろいろとほだされてしまい、今も月剣に情報を流しているものの、星原よりになっている。月剣からの裏切り者、という事で、星原の人達には若干負い目がある。

大抵、ティアラやアルト、他問題を起こした者達の後始末に追われている。

ムラクモと同郷である。




春野茜


髪 茶色

瞳 桃色


星原の本部で働いている少女。菫の姉。

旧アーリア皇国の生まれで大和国人とのハーフであるらしい。

旧アーリア皇国がレンデル帝国に攻め滅ぼされた時にどうにか生き残り、星原に保護された。

料理が得意なため、星原の料理をマコトと他の職員とで行っている。




春野菫


髪 茶色

瞳 桃色


星原の本部で保護されている少女。茜の妹。

旧アーリア皇国の生まれで大和国人とのハーフであるらしい。

旧アーリア皇国あレンデル帝国に攻め滅ぼされた事は知っているが、その時の記憶はない。

音楽が好きでいつか勉強したいと思っている。




カケル


星原の本部で保護されている少年。

星原の仕事を手伝っている。

戦災孤児で、働ける年齢になったら星原を出て外の世界で働きたいと思っているらしい。

星原が嫌いなのではなく、外の世界で星原の人達を手助けしたい、なのだとか。




藤原(ふじはら)カノン


星原の本部で働いている少女。

いろいろと言動が怪しい。一応看護師。治癒術に精通している。らしい。



夢条(むじょう)天音(あまね)


星原シエラル支部支部長。

前ジャックの称号持ち、夢条響の妹であるため、他の者たちから非難されることが多い。

夢払い師と呼ばれる術師で、他人の夢に入りこむ事ができる。また、夢魔などを祓うこともできるという。

問題の多いシエラル支部は、彼女が支えている。

シエラル支部にやってくるお忍びの王女と仲が良い。



導師


本名 ?


星原シエラル支部に所属している青年。

正体不明。

かっこよいと女子たちの間では評判。



ヒバリ


髪 橙色

瞳 橙色


星原シエラル支部のカフェに住んでいる風の精霊。

小鳥だったが、死んだあとに精霊となったらしい。

大切なヒトを亡くした過去を持ち、セレスティンに勧誘されていた。

白蓮の大虐殺の際に離れ離れになった家族を探している。



セツナ・クロキ


本名 黒樹刹那

星原シエラル支部で働く少女。

陸夜と旅をしたことがある。



サイ


髪 白銀

瞳 白銀

マコトと契約する九十九神。

本来は双剣の片割れで、もう一人を探している。

かつて、黒の騎士団に騙されて使われていた。

使い手に力を与えるが、代償に魔力や生命力を奪う魔剣であり、多くの人をその代償で殺してきた。



アマーリエ・ガルディ


本名 茂賀美康哉(やすなり)

星原のスワーグ支部、支部長。

カリスの師匠である麗しい女性。男の名前にさせられていた。

茂賀美家の人間らしいが、名前を変え、姿を変え、スワーグで静かに暮らしている。

何人かの弟子がいるらしい。




★アーヴェの人々




アーヴェ・ルゥ・シェラン


真名 ?

時の三柱神の一柱『現在を司る神』にして、アーヴェの創設者の一人、現在のアーヴェのまとめ役。

様々な肩書があるが、現在は神としての力のほとんどを失って聖域を模して作られた隔絶された結界の中で生活している。

ジョーカー達に唯一命令を出来るとされている。



メトセトール・ヴィヴィアン


シェランの秘書的な人物。その姿を見た者はいない。

実は、本体は隔絶世界の永久監獄のさらに下にある保管室にある機械。

サカキバライトコの作品である。



フィーユ


本名 フィーユ・(ゆう)・レティーシャ

一番目のジョーカー。

二千歳を超えるハーフエルフ。氷の魔女という異名を持つが、特に氷属性が得意と言う訳ではない。全ての属性の魔法を操る魔女。



アス


二番目のジョーカー。アーヴェの創設者の一人。

完全自立型自動人形。戦闘用に特化されたがバグがあったため廃棄されるところを槻弓(つきゆみ)流夢奈(るむな)と契約した機械。



三番目のジョーカー


三番目のジョーカーは何人か存在する。彼等は総じて三番目と呼ばれる。

現在活動しているのは霧原誠である。



スカラムーシュ


本名 ?

かつての三番目のジョーカー。

とある事件を追い、最終的にフィーユに殺されたと言われている。



三番目のジョーカー(?)


数十年前に活動していたと言われるジョーカー。正体は不明。



ファントム


四番目のジョーカー。

元セレスティンの幹部。

とある約束により、マコトを監視している。

秘密の多い青年。



シヴァ


本名 シヴァルーヴァ・ヴィンター

裁き司の職員。

星原によく来る少女で、星原の人達とも仲が良い。

クリーを振り回しながら明るく仕事をしている。



クリー


本名 クリーディウス・カウル・ギルティス・シファー・フォルディン・クラント・アーゼリウス・ランカ・グランテーゼ

裁き司の職員で、シヴァの部下。大抵二人でいる。

実は、神様で、シヴァのことを気に入り守護している。

一部の人には神であることを気付かれているが、人として接して欲しいと願っている。



カテニン

テアン


扉の案内人。精霊らしき存在。

母の代から扉を守護しているらしい。




アルドール・ウィルバ


月剣のエースの称号付き。

まだ若いエースなため、なめられないようにと必死になっている。

ウィドール大陸のエウロ帝国出身。貴族の次男だったが、権力争いに嫌気がさし、中央大陸にやってきた青年。



クレアーティ・ヒンネル


月剣のクイーンの称号付き。

実は娼館に勤めていたことがある。

アルドールに拾われて月剣にやってきた少女。

アルドールの事を密かに慕っている。

年上の人たちにも対等にものをいう。



グラント・フォン・メイザース


月剣のキングの称号付き。

アルドールとクレアーティの暴走を止める係と本人は思っている。

メイザース家のはぐれもの。




音川ヒイラ


髪 栗色

瞳 赤色


音川家の長男であり、現在月剣のジャックの称号付き。

実は妹のことが大好きで家族至上主義。なのだが、それを表に出さないようにしている。

いろいろと家でやらかして家出をした過去があり、その負い目から家に戻れない。そして赤ん坊の時にかわいがっていた妹が大きくなってどう接すればいいのか分からなくて現在困っている。本当はいろいろ世話を焼きたい。だが、妹に甘いスバルと父と白峰の神がいるので自分は過保護に育てられた妹を多少きびしくともしっかり接しなければとかいろいろ考えている。妹大好き。

メイザース家に一時期引き取られていたのだが、それも元を辿ると妹大好きだったからそうなったでまとめられてしまう。



アダマスト・ローファン


語部のエースの称号付き。

称号付きの中で最年長ではないが、結構なお爺ちゃん。(最年長は推定年齢二千歳越えのラピス)

部下たちは子どものような存在。



ノイン・ノイン


語部のクイーンの称号付き。

語部の中でも有数の実力者。



茂賀美和史路(かずしろ)


語部のキングの称号付き。

カリスの親戚。茂賀美家の落ちこぼれとしてほったらかしにされているので、自由に働いている。



フィーネラル・ゴルド


語部のジャック。

お調子者だが、過去に何かあったらしい。




★流留歌の町の人々



雷華


髪 黄色

瞳 黄色


雷を司る大精霊。

アルトや白峰の神と仲の良い精霊。

アルトと契約している。

かつて人に騙されて酷い裏切りに合ったことで人間嫌いになったが、千種とであい、考えを改める。千種にアルトを託されたとも思っているようで、アルトの事を大切にしている。

実は、雷を司る精霊達を束ねる大精霊である。



白峰の神


本名 ?

髪 銀髪

瞳 碧眼

流留歌の町や白峰山を守護する土地神。

音川家と日野家が祀る神である。

その正体は、かつて罪を犯した神であり、スフィラの封印を守護する者であるとか……。

アルト達の事が大好きでよく自家栽培の野菜を届けたりなにかと世話を焼きたがるおじいちゃん。(外見青年)




音川スバル


髪 栗色

瞳 栗色

アルトの兄。風術師。

末妹のことが大好き。流留歌の役所に勤めている。仕事ができ、名家出身でさらに優しく外見も良いのでもてるらしいが、本人は鈍感でまったく気付いていない。




音川玖朗


髪 黒色

瞳 赤

アルトの父。

スバルと共に役所に勤めている。

天災扱いされているシルフの夫だが、普通の一般的な人。常識人。

息子、娘たちを優しく見守る。




音川シルフ


髪 栗色

瞳 茶色

アルトの母。風術師。

アルトそっくり。

天災、最悪の魔女、こっちくるな、二度と会いたくない、などなど、いろいろと言われている何を考えているのかよく解らない人。

なにやらいろいろと動いている。

カリスが家出することになった原因である。




ラゴウ


本名 音変(おとかわ)羅昴(らごう)

音川家が音変家と名乗っていた頃の先祖の霊。見た目は若いがかなりの年より。

音川家で唯一男ながらに当主となったと言われている。とある悲恋の末に没した。



日野泉美


髪 黒

瞳 蒼

出流の姉。水術師。

水の歌姫と呼ばれる。

泉美の義姉。




日野伊鈴


髪 黒

瞳 蒼

泉美の母。

留美の妹である。




日野留美


髪 黒

瞳 蒼

出流の母。

伊鈴の姉。

日野家に嫌気がさし、出奔。日野家から命を狙われていた。




★黒の騎士団メンバー


紅破


黒騎士の中でも保守派をまとめる頭領。竜胆の姉。

紫の悪魔の師匠であり、暗殺者。

噂では、前黒騎士の頭であった父を殺したと言われる女性。



竜胆


黒騎士の中でも革命派をまとめる頭領。紅破の弟。

灰かぶりや橙矢、トムラ、桜桃、浅黄、萌黄など、若い黒騎士たちに慕われている。



橙矢(とうや)


灰かぶりの友人。

仲間思いで物腰の丁寧な少年だが、仲間以外には厳しい。



(とむら)


灰かぶりの友人。

爆発系の魔術を得意としていて、だいたいの人に暗殺者に向かないから早く転職しろと言われている。



桜桃


灰かぶりの友人。

浅黄、萌黄のお世話をしたり、お菓子作りをしたりと穏やかな少女。



萌黄・浅黄


黒の騎士団に保護されている双子の少女。

それぞれ、木の愛し児と地の愛し児である。

幼い頃の環境の影響で言動が幼い。



蘇芳


黒騎士の中でも異端の中立派。

昔からいる古参の暗殺者。



キルティア・バードウェイ


黒騎士所属の医者。元翡翠の魔女と呼ばれた暗殺者だった。

胸の大きなお姉さん。



司書さん


本名?

黒騎士の元暗殺者。かつて蘇芳と灰かぶり(初代)とともに組んでいたという女性。

図書室を管理する謎の女性。



樹里咲凛莉霞(りりか)


黒の騎士団と契約している武器屋の娘。

自分のつくった剣を我が子のように扱っている。




★セレスティン



黒の女神


本名 ?

髪 黒

瞳 金

スフィラの体を乗っ取り、操っていた黒幕の神らしき存在。

彼女はいったい何者なのか、わかっていない。

七つの封印によりほとんどの力を失っているらしいが、現在いくつかの封印が解けたことで力を取り戻しつつあると言う。



プルート


本名?

人ではないが神ではなく、精霊でもなければ魔の眷族でもない。その存在は誰も知らない。

黒の女神を崇拝しており、病的なまでに依存している。

黒の女神の為なら躊躇いもなく世界を壊せる、そんな狂った青年。

何千年もその姿で存在している。



川蝉(かわせみ)


黒の騎士団、保守派の暗殺者。

裏でセレスティンとつながっている。

現在は朱月と名乗っている。

マコトと因縁があるらしい。



神楽崎(すぐる)


セレスティンの幹部の一人。

メイザース家出身だった少年。

復讐のためにセレスティンに入り、メイザースの一族を殺した。

妹の風音の事を大切に思っていた。



タツヤ


本名?

セレスティンの幹部。



ミザール


本名 ミザール・フォン・ゲートルベッヘン

現在レンデル帝国に住んでいるセレスティンの幹部の一人。

礼儀と伝統を重んじる変人。

もともとはどこかの国の騎士だったらしい。



人形使い


本名 リティーヤ

セレスティンの幹部の一人。

人形使いの術師で、



ムラクモ


本名?

傭兵だったが、セレスティンに勧誘された。

ミスティルやギウス、多くの孤児をセレスティンに引き入れてしまったことを公開している。

草薙守と実は同郷。



ミスティル


本名 ミステルト・ティルフィランド

ムラクモが戦場で保護した少女。

家族と離れ離れになり、今も探している。(ムラクモは彼女の住んでいた村が襲われ、彼女以外の生存者がいないことを言っていない)



ギウス


本名 ?

ムラクモが戦乱の中で助けた少年。

名前はムラクモからもらった。

ムラクモの事を兄のように慕っている。



★魔術師の子ども達



魔術師


本名?


死霊術師。自らを魔術師と呼ぶので、みなそう呼ぶ。

姿を見た者はほとんどなく、不老不死、蘇りの研究をする者として指名手配されている。

禁術、黄泉還りの術を応用した魔術を使い、人々を蘇らしている。

決して死なない生き返った人間を造り出し、戦争に投入している。



アイン


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

シルフによって再生不能なほど切り刻まれて壊れたとされているが、実際は生き残っている。



ツヴァイ


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

シルフによって術者との繋がりの核を破壊され、魔力供給ができず壊れた。



ドライ


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

シルフと以前の三番目のジョーカーによって、禁術による存在消去をされた。



フィア


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

戦闘狂。生き物を殺したい。自分を殺して欲しい。



フィンフ


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

以前の三番目のジョーカーによって禁術による存在消去をされた。


ゼクス


本名?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。


ジーベン


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

一番目のジョーカー、フィーユにより、黄泉還りの施術宙に器の破壊をされ、不完全のうちに死亡した。その正体は……。


アハト


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。

比較的常識のある青年。だが、黄泉還りとされ、何度も死ぬよりも辛い痛みを経験して来たことで狂ってはいる。



ツェーン


本名 ?

魔術師による黄泉がえりの実験体のうちの一人。



★その他



レガート・レント


本名 ?

情報屋バラッドの店主。

世界のお酒を集めるのが趣味。大抵珍しいお酒を持って行くとなんでも聞いてくれる。

行方不明の母親を探すために情報を集めている内に情報屋になった。

イトコヒメの持ち主であり、相棒。



パンドラボックス・イトコヒメシステム


レガート・レントと共に情報屋を営む機械。

かつて世界を混乱に落し、多くの人々の命を間接的に奪った魔科学の創設者サカキバライトコのブレインコピー。彼女の記憶の全てを保持しているが、幸いなことに精神は彼女と異なっている。

話すと人間のような反応をするが、人間ではない。奇跡のような産物。



シエラル国の通り魔


本名?

かつての恋人を生き返らそうとした通り魔。

現在はその罪により拘束されている。



紫の悪魔の偽物


本名 ?

裏の世界で一名を轟かせた暗殺者紫の悪魔に憧れていた狂った暗殺者。



ウィルベル・D・ブライト


黄泉還りの研究者。大陸で指名手配されている。

ある国で強盗として名をはせていたが、押しいった家出殺した少女の母親によって呪われ、不老不死になってしまう。それ以来、不老不死と黄泉還りの研究をしている。



夢条響


元星原のジャクの称号付き。

かつてのエースであるリースを殺したとされ、現在指名手配されているが、何年も見つかっていない。

夢条天音の兄で在り、夢払い師。



ナナネ


本名 ナーレイシア・フォルジレント

旧ダスク共和国にあったプルートに滅ぼされた村の生き残り。

星原に保護されたが、現在四葉に保護され、そこで仕事をしている。

獣人の少女。



ミライ


真名 ?

時の三柱神の一柱。未来を司る神。

出流の名付け親であるらしく、出流の事を可愛がっている。

未来の時間枠に存在する神なので、現在を生きる者達の下に現れる事ができない。

未来が変わる変換点や時に干渉がされた時など時間が曖昧な時にだけ現在の時間枠に現れる事ができる。



過去を司る神


真名 ?

時の三柱神の一柱。



精霊王(一代目)


真名 ?

精霊達を世界樹と共に世界創造期以来見守り、まとめていた存在。

二千年以上前に突如行方をくらませ、それ以来生死不明。



精霊王(二代目)


真名 ?

一代目が突如行方不明になったために他の精霊たちから説得されて精霊王になった存在。

人ではなく、神でもなく、精霊でもない。何でもない存在であり、精霊達から愛されていた。それ以来、精霊達に愛される物を、精霊王の愛し児と呼ばれる。

二千年前の神々の大戦争時に戦いを止めるために出陣し、それ以降行方不明に。




風李


風を司る大精霊。

老人の姿をしている。大精霊達の中でも最も年長であるらしい。



嵐朧


風を司る精霊。

風李の弟子のような存在で、いづれは大精霊の名を継ぐことになっているが、奔放な性格なのでどうなることかと周りははらはらしている。

現在音川シルフと契約している。



咲闇


闇を司る大精霊。黒水晶より生まれた精霊でもある。

大精霊達の中でも異端で、なぜか仲が悪い。



アルリーア


咲闇の補佐をしている闇の精霊。



バルジーク


炎を司る大精霊。



緋焔ひえん


バルジークの補佐をしている火の精霊。



フォント


光を司る大精霊。



日昇にっしょう


フォントの補佐をしている光の精霊。



月嘩げっか


フォントの補佐をしている光の精霊。



マナルルリアレイナトルーナ


水を司る大精霊。愛称はマナ。

美津玻の国によく出没する。美津玻の国の守護神蛇神クラオと仲が良い。



セルシアス


氷を司る大精霊。



樹蘿きら


樹を司る大精霊。現在行方不明となっている。



ドライアド


樹蘿の不在中、樹を司る大精霊の代理を務めている。



ティルクスノート


音を司る大精霊。

かなり昔から行方が分からなくなっている。

彼女がまとめていた音を司る精霊達も姿を消しているため、大精霊の一部が心配して探しているが生死不明。




セルシアス


氷を司る大精霊。



瑪瑙


翡翠、琥珀、晶達の兄貴分。グランドアースに拾われ、息子のように育てられた精霊。

その恩を忘れず、グランドアースに仕えていた。

グランドアースが死んだことで、次期大精霊候補だったためその後を継ぐために翻弄している。



グランドアース


聖フィンドルベーテアルフォンソ神国の神都近くにある森を守る地を司る大精霊。

しかし、セレスティンにより呪いを受け、アイリの奮闘もむなしく死んでしまった。

息子達を愛し、ただ幸せを願っている。

晶の出自を知っているようだったが、結局彼に何も言う事はなかった。



フェルナンド


歴史書。

神々によって正当な歴史を次代につなげるためにと作られた歴史書だが、とある理由から作られた歴史書ほぼすべてが処分された。

フェルナンドはその中で唯一残った歴史書で、ヴィオレシア博物館のカンチョーさんが骨董店で眠っていた所を起こした。

その後、歴史書を誰も覚えていない現代と全てを闇に葬った神々に対して失望。

セレスティンに入ろうとするも、スフィラの勧めでヴィランを陥れる計画にマコトと共に参加する。

三番目のジョーカーの契約精霊として活躍し、裏では計画を進めるために暗躍していた。

名前は、以前契約者であった子ども達によって無邪気に男の名前をつけられ、何も言えない間に決定されてしまった。



リンゼ


本名 火水埜(ひめの)鈴是(すずせ)

髪 赤

瞳 緑

実は、日野家の祖先であり、死した後に精霊となった。

空夜と契約していた精霊である。


ウルファ


元々狼だったが、空夜に助けられた事があり、死して精霊になった後、彼と契約した。


ルチル


本名 ルチル・レイ・ルチル

音川ヒイラと契約する風を司る精霊。

銀の鳥の姿をしている。



(あきら)


本名 ?

星原に保護された精霊に育てられた青年。

地を司る大精霊グランドアースの息子。

森に捨てられていたところをグランドアースに拾われたらしい。

精霊達を家族として大切にしている。



翡翠(ひすい)

琥珀(こはく)


地を司る大精霊グランドアースの子ども。森を守る、森狼と呼ばれる精霊。

晶よりも幼い外見をしているが、実年齢は年上。言動も幼い。

晶、瑪瑙達を大切に思っている。

人型と狼の二つの姿に変わることができる。



クリス・ハルフォンド


髪 金髪

瞳 青

聖フィンドルベーテアルフォンソ神国に住んでいた少年。

神官の一族の末裔だった。

マリアンヌ王女暗殺事件の日に、殺害された。




千種


アルトの最初の友達で、親友。雷華の友人でもある少女。故人。

人間不信だった雷華を救いたかった。

家は貧しく、父は不在、極悪な環境で育ったが、心優しい少女だった。

アルトと間違えられて殺されてしまう。



灰かぶり


本名 アルト

髪 緑がかった黒

瞳 灰色

元黒の騎士団の暗殺者。紫の悪魔の相棒だった少年。

とある絶滅種族の血を引いていて、ある程度の年齢になるまで性が決まらない体質だった。

魔科学者だった両親によって実験を重ねられ、その副作用からかなり幼い頃に自分で性別を決める事になってしまった。

奴隷として売られていたところを竜胆に買われ、その代金を返すために黒騎士で働いていた。

夢は世界一周旅行。



ソフィ


本名 ソプラノ

髪 緑

瞳 灰色

スワーグに住む車いすの少女。足が不自由。

実は、灰かぶりの妹で、両親によって、生まれる前からの度重なる実験のせいで足の自由を失った。幼い頃に灰かぶりによって両親の実験から離れられるよう親戚に預けられた。

両親の事を知らないが、兄が自分の為にがんばっていたことを知っている。また、彼が彼女に預けた赤い石の欠片を大事に持ち歩き、何時か帰ると言った兄の言葉を信じて待っている。



ローズ


本名?

アマーリエの弟子。元黒の騎士団の暗殺者。

カリスを兄弟弟子として気にかけている。




ルチア・S・ブルーネル


星原シエラル支部によくお忍びで来るシエラル国の姫君。

王位第一継承者。

母親が海神の娘であり、神の血を引く。

おばにあたるカグヤが心を病んでいることを心配している。






・過去に存在した人々



シェルリーズ・アヴィア


本名 シェルリーズ・ブルーネル

シエラル国の前身、シェンラル王国に住んでいた少女。

実は、その国の姫シャラージュの双子の姉妹だった。

音川家と日野家の先祖である。



ディウス・ブルーネル


シャラの兄。

シェンラル王国の次期国王だった。



(くれない)夜月(やづき)


かつてあった巫五の国に住む少年。

紅一族はかつてなにかを守っていたと言うが、そのなにかを知る者はほとんどが死んでしまった。謎の多い少年。

音川家と日野家の先祖である。



槻弓(つきゆみ)流夢薙(るむな)


かつてあった巫五の国の神子姫。

アスの元主人であった。



キース


人に恋した人魚。



タガエ


違え(たがえ)の巫女。

流夢薙の世話役だった。



偲祈(しき)


巫五の国に住む走り屋の青年。

星名の保護者。



ホシナ


偲祈の走り屋で働く陰陽師の少女。

なにやら訳ありらしい。





何人か書き忘れている人がいるかもしれません……

今後もきりの良いところで、追加の登場人物一覧をつくっていこううと思います。


来年から第三章を開始します。


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