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失脚した校長先生
むかしむかし。
とある校長室で、校長先生と教頭先生が野球拳をしていました。
先生たちはそれなりの権力を持っていたので、皆が勉強している隙にそういうことも出来るのです。
ですが校長先生も教頭先生も、大変大きな問題を抱えていました。
ぜんぜん相手を脱がせたくないのです。
校長先生がいつも、なんかいも言っている、モチベーションをいじさせることの重要さを、先生たちは自身で痛感していました。
けれどもやめることはできません。
始まってしまったら最後の一枚までやるしかない。
それが男の掟だからです。
神様は怒りました。
「いや、まじで見たくないしここで最後までやらせるわけにはいかないから」
神様の怒りは校長先生の奔放なボディラインに降り注ぎ、校長先生は何だかぐにゃぐにゃした棒になってしまいました。
悲しんだ教頭が泣きながらそれに服を着せたのが、バームクーヘンの始まりとされています。