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(Nooooo!!)ダメ×人×間×コン×テス×ト×V★2  作者: gaction9969
最終章:ダメ息の花だけ束ねた風景
70/176

#070:既視かっ(あるいは、踊る!マハーラーニーTOKYO)


「バンジャビキぃぃぃぃぃぃマァァァァァァッッッ!!」


 諸々あったけど第2ピリオドは<先手:14,652ボルティックブースト>にて終局した。


「……い、「10,000ボルティック」超級! き、棄権を推奨しますっ、印南(インナミ)選手っ!!」


 切羽詰まった感のある実況ハツマの忠告も聞かず、


「落ち着くんだ……20までの掛け算を唱えて落ち着くんだ……」


 ぶつぶつと何事かをつぶやいている内に、印南は相当きつめの折檻電流に貫かれ、冒頭のちょっと形容しにくい叫び声を上げて、果てた。


 のけぞったその身体は、そのままハンドルと一体化したディスプレイに覆いかぶさると、次の瞬間、レールの上を搭乗装置ごと流れ始める。


 それから先は知鍬と同じ展開となったので割愛するが、この「勝ちを拾った感」に、私は正直事態を飲み込めないままでいた。


「レジェンド……」


「前元老の手筋……」


 そんな畏怖が込められた呟きが、観客席から降り落ちて来るけど、意味は分からない。ラッキーはラッキーと、そう思わざるは得ないけど。


 とにかく、しのいだ、しのげた。我が「ジェネレーション六期衆」最弱と思われていた「24歳」で、勝利を収めることが出来たのはでかいんじゃないの? とか思ってみたりする。けど、何かまた体の方がだる重くなり、頭の中も反動からか、ぐちゃぐちゃにとっ散らかった状態のまま、何というか思考の焦点が合わない感じで、私は装置に跨ったまま、両足を下ろして立ち尽くしていることしか出来ない。


<

 01:13500:島=ワシントン大佐

 02: 5700:千木良草(ちぎらくさ) 紆余(うよ)

 03: 5700:遊獅子(ゆじし) 我飛兎(がひう)

 04:XXXXX:知鍬(ちぐわ) 環奈(かんな)→失格

 05:X3500:印南(いんなみ) 楓(かえで)→失格

 06:  900:木佐(きさ) 和佳(わか)

 07:  900:鎌田(かまた) 珠歌(たまか)

 08: 3500:天馬屋(てまや) 仙子(せんこ)

 09: 8700:塗魚(とざかな) ミカ

 10: 6100:黒戸(くろと) 美咲(みさき)

 11: 8700:衣袋(いぶくろ) 音子(ねこ)

 12:XXXX0:胡来(こらい) 小狐(しょうこ)→失格

 13: 1100:里無(さとなし) 仁実(ひとみ)

 14: 6100:阿菰出(あこもで) 紫音(しおん)

 15: 6100:志木(しぎ) 寧奈(ねいな)

 16: 5100:水窪(みずくぼ) 若草(わかくさ) 

                             >


 ディスプレイに示された現況に、観客からはどよめきが。かなりの動きがあったようだ。


 塗魚(トザカナ)率いる「下位造反組」がほぼほぼ勝っている……ひとり抜け番で、もうひとり除いての5人が「上位」に勝利している。


 上位で勝利したのは、島大佐のみ。それは流石なんだけれど、その表情は非常に硬い。硬いというか、私のすぐ隣で、真正面の塗魚を射殺そうとせんばかりの眼力を発している。


 そして、むうう、印南の他にも一名失格になっていたようで、残り13名で第3ピリオドは争われる模様となりそう。


 て言うかどうなる? 今後の流れ。


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