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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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他のギルドに入ってみよう。

さくさくと奥地へと向かって行き、ガシガシと狩りを進める。

今回はステータスや技能をちゃんと考えたから、始めからヘイトを覚える事が出来る状態に持っていった。

お陰で狩りをはじめてすぐにヘイトを覚え、使用していくから効率が全然違う。

「親父がひと味違う!」

「お前の父さんだぞ、ゲームの学習能力は高いぞ!」

ステータスも装備も色々と進化しているのだ!

そんな家族もメインとは、方向を変えてきているようだ。


まずは私。

メインで鍛えたから、防御は弾いたり捌くのが主体の割りと軽装甲の盾になる予定である。

その為、片手剣とスモールシールド主体。

主狩り場で想定しているマサムネは当たり所が悪ければ即死だし…。

60ダンジョンのブラムは人間の姿だから弾きやすい。

防御の低さがネックだが、技術でカバーする!

VITを下げたその分他のステータスが高く出来るからやりやすくなるはず。

大体Lv60までしか上げない予定だからこれでいい。


続いて妻

装飾のついた錫杖装備に切り替えたようだ。

詠唱時間が延びる代わりに回復量や攻撃力が上がる。

私があまり攻撃受けないし、死ぬときは大体即死攻撃だから無難な選択だ。

服装はまだNPCから購入したものだからダサい。


長男は双剣に変えたようだ。

1撃のダメージより手数をとったようだ。

素早く防御もしやすいだろう。

ブラムが手数が多いしヘイトが効かないから、その辺を見越したらしい。


次男は短杖(ワンド)に切り替えたようだ。

身ぶりの短縮で詠唱速度を上げて、片手に盾を持ち防御力もあげた。

ブラムの攻撃が来ても捌けるようにしてるらしい。

魔法構成は細かく聞いてないが、ブラム相手に使いやすい光とかにしたらしい。

属性は大事だからな。


ちなみに、初期マップだと兄弟の攻撃速度が上がったから、無双して狩りまくりになった。

私と妻は一生懸命に解体作業だ。

なんちゅう兄弟だよ…。ゲーマーめ…。

そういう風に育てたのは私だがな!

これは後で嫁と技術を上げに別で狩りしないといけなくなりそうだ。


さくさくと10まで上げてクエストをこなし、次のマップへと向かっていく。

ここからが本来の目的だ。

いい人材いないかな。

ギルドまるごと吸収できればなおよし!


そんなこんなで昼過ぎくらいに少し遅めの昼食をとる。

マップ移動のためにLv上げを優先したからな。

その足で冒険者ギルドに向かう。

どれくらいぶりだ?ここに来るの。


あちこちの城に拠点を移した人も多いが、まだまだここも賑わっているようだ。

ゲームだからか、酒を飲んでたり絡んでくるようなのは居ない。

健全でいいことだ。

昼間から飲んでたら、おじちゃんが怒ってたとこだ。


「すいません、メンバー募集中のギルド一覧ください。人数が多いところから順番に100組分で。」

「はい、こちらをどうぞ。」

こうした質問はよく来るのか、すぐさま紙を渡される。

やはり、一番上にはWorldの名前。他と比べても1桁ほど多い。

次点で250人くらいのギルドが数組ある。多分戦闘職200人の1連合と支援の職人達のグループだろうな。それでも十分多い。

たしか…。城をとったことのあるギルドの名前だったはず。

城の連合ダンジョンを意識してるのだろう。


その他は数十人規模に落ちている。

「よし、とりあえず10人規模で戦争をしてないところにしよう。」

「なんで10人規模?」

「少ないほうが洗脳しやすいから。」

「親父が怖い…。」

「普通だろ?洗脳といっても、話をして大規模ギルドに参加するのが良いなと思うように思考を向けさせるだけだよ。」

「そんな簡単に出来るようにいってるけど、普通無理だからね!」

「私だって無理だと思ってるから、別にできなくてもいいんだよ。」


さくっと数ヵ所にメールを送っておく。

返信が早いところに適当に入ればいいや。

としてると、一ヶ所から早くも連絡があった。

土曜の朝からインしてるなんて、素晴らしい廃人具合だな。

まるで私みたいだ!


《メールありがとうございます。

家族4人でゲームなんて羨ましいです。

ところで本題ですが、こちらはいつでも受け入れる事ができます。

都合のいいときに連絡ください。》


「よし、潜入箇所が決まった。ここに一週間の体験で入るよ!」

「はえーよ。相変わらず、なんちゅう行動力だよ…。」

「それが私だ!」

「はいはい、父さんはいつもだもんね…。」

何年私の息子をしてるんだ。

いい加減理解してほしいもんだ。


すぐさまお礼の返事を書く。

《お返事ありがとうございます。

Lv10の若輩ですが、本日より体験させてください。

現在、初期マップより転移した先の町の冒険者ギルドにいます。

ここで勧誘をお願いします。》

これでよし!


たいして時間もかけずに、メールした人が現れた。

この人がマスターなのだろう。

「初めまして、父といいます。よろしくお願いします。」

「初めまして、個性的な名前ですね。俺はメビウスです。

一挙に4人も増えるなんてビックリですよ。」

「自分達に合ったところを探してるので、体験ですがね。

仕事の関係であまりインできませんが、お願いしていいですか?」

「かまいませんよ、リアルは大事ですからね。

では本日から暫く宜しくお願いします。」


うん、特徴のない普通の対応だな。

Worldだったら、ここで装備の貸し出しとか狩りや収入を上げる話をしている。

状況によっては、このまま狩りに直行で強制レベル上げだ。

そのまま、日に十数万の稼ぎを見せて離れられない状況を作る。世の中飴をいかに与えるかなのだ。


そういう面を見る限り、ごく普通のギルドなようだ。

イン率はメイン寄りだが、短期間で解体してWorldに引き込むというスニークミッションには丁度いいかもしれない。

腕の見せ所だな!


「家族で入れていただき有り難うございます。

このまま狩りにいきますが、どうしますか?」

「いいですよ、私もサブを出してお手伝いしますね。」


ほう、すでにサブまで持っているのか。

話が出来る時間が増えていいな。

さて、頑張りましょうかね。

本日も誠にありがとうございます!

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