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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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日々精進

一週間はあっという間に過ぎていく。


この一週間インしては工事や狩りをやり終えた後に時間を作り、体に意識を向けて魔力の流れを考えた。

何が発動できるのか一生懸命に考えた。

現実でもそんなに頑張らないのに、結構頑張ったと思う。


そうして必死に今この瞬間に全神経を傾けた。

その結果、魔力が体を移動するのがなんとなくわかるようになってきた。

お陰で爪が伸ばせるようになった。

しかし硬度が低いのと爪が短いので、まだ剣の方が使いやすい。

実際に使えるレベルになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。


だが、理屈はなんとなくわかってきた。

こりゃ、天音やスレインが魔法の改良をして実用段階まで持っていくのにあれだけ時間が掛かったのも頷ける。

あと一週間もあれば、片手は武器無しで行けそうな気がする。

爪で引き裂くとか格好いいよな!


それ以外に、よく使うスキルの改良も行っていっている。

近い目標として、ノックバックの衝撃が面でなく点にできないか試行錯誤中だ。

完成したら、ノックバックで貫通攻撃が出来るかもしれない。

すさまじく難しくて、全く進展がないのが問題なくらいか。


そうして過ごした後の土曜の朝、今朝から少しずつサブを進めていく予定になっている。

そして私は再びどこぞの司令のように朝食の席に座った。

「「「他にネタないんかい!」」」

家族から総ツッコミを受ける。

仕方ないじゃないか、私はライトなオタクなのだ。

私の引き出しは意外と少ないのだ。


「それはそれとして、イン率が下がるという周知も終わった。

これでサブやっても問題ないぞ!」

「ほんと不便だよね。2PCできたらこんなことしないですむのに。」

長男が言ってくる。本当に時間が少なすぎる。

「生産職も今後はやりたいんだがね。まぁ不可能なことに文句を言うのはここまでにして、アクセサリ獲得のためのサブ造り頑張ろう!」

「今回はまともにしてよね?」

妻が傷をほじくってくる。

「LUKは0にするけどな!」

あれは解体と採集以外ではいらないだろ。


「わからないよ?意外とどこかで意味あるかもだし。」

「うーん、まぁ上げておくか。」

最初で懲りたからな、不自由なくゲームしたいし。

「それじゃ、頑張りましょうかね。午後は普通にメイン頑張ろう!」

今回はどんな盾にしようかな。

メインのお陰で技術が上がったから、高機動な盾でも目指してみようかな?


ちなみに名前はウケ狙いで

「只野父」

「只野母」

「只野長男」

「只野次男」

に決定した。

龍桜達のギルドに戻ったとき、どんな反応するか楽しみだ。


ログインしてステータスを決めて、職業を決めて街に降り立つ。

初期マップとか、久しぶりだな…。

今回のステータスはまともだ。

もう装備できないのは嫌だ。

抱きついて飛ぶのを押さえるのも嫌だ!


さくさくと技量の上昇するクエストを進めて、スキルを覚えていく。

2回目だから無駄がない。最初は技量を上げるのにモブを殴ってた。

こうしてあっという間に技量が上がるなんて知らなかったからな。

とはいえ、15%しか上がらないが最低限のスキルを覚えて装備を整えるには十分だ。

そうして準備をして、家族のもとに急ぐ。

レザーとはいえ、全身鎧で固めた!

これがまともなステータスの場合なのか…。感動を覚える。


3週間経過したとは言え、新規者は多々居るようである。

10レベルくらいすぐ上がるから次のマップに向かうのだろう。

宿に置いておくような物を持って町を出ていくものや、荷車に荷物を乗せた職人風の者など多々見受けられる。

今はクエストクリアで次に行けるから楽になったものだ…。


麻っぽい服に身を包み、走っていく人とかも居る。

新規者なんだろうな。

そうした新規者に紛れてサブと思われる人も中には居たりする。

私のように技量を上げたりして、無駄がないから一目で解る。

一番わかりやすい違いが、オドオドとした動きのぎこちなさが有るか無いかだな。

かわいいもんだ…。私にもあんな時代があったなぁ…。

二十数年前だっけ?


さてっと、時間は限られてる。急いで集合場所に向かう。

今日は2番目に到着となる。

「お、今回はビリじゃなかった!」

「みんなももう来ると思うよ。」

一番は長男だ。

魔法職は魔法の数が多いからな、普段もスキル覚えるのに時間がかかっている。


たいして時間もかからず、皆で合流する。

「よし、さくさく行こう!」

「親父、問題がある。」

「なんだ?」

「改良した魔法が上手く撃てない。」

「それは仕方ないな、ステータスや技量が低いせいだろう。」

「メインとの違いをはっきり認識されるなぁ…。詠唱も遅いし…。」

「そこは仕方ないさ。ある程度まで上げるまでの辛抱だ。」


予想の範囲内だが、ステータスによる誤差が出ているようだ。

次男の魔法の詠唱がメインと比べて3倍近くかかっている。

私も気を付けないとな…。

「んじゃま、さくっと奥地で上げて次のマップへ行こう。

そのあと、どこかのギルドに入ってスニークミッションだ!」

私たちの悪い噂とか聞けそうだが、そこも面白いものだ。


さぁ、今日も楽しく頑張ろう!

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