スキルを再び覚えよう。
食事休憩を取り、少しの休憩時間。
私はオーリと向かい合っていた。
なぜなら、スキルを覚えることを忘れていたからだ!
「なあ、オーリ。スキルを覚えるにはどうしたらいいんだ?」
「なに、簡単なことよ。そなたは既に龍の騎士である。
この世は魔法にせよ技にせよ、想像力と努力によって発現が可能である。
魔法の詠唱は、想像を固めるための補助にすぎない。
技は反復練習によって覚える事ができる。」
「つまり、自分で想像して頑張れってことか。」
「然り!」
これまでの魔法の研究を考えれば当然かもしれない。
こんな事がしたいと考えて、詠唱や魔力の流れを変えているからだ。
それによってギルドのメンバーの魔法は結構タチが悪い。
情報公開した今では、皆で色々な魔法が作られていっている。
ということは、戦闘職の技も大幅な改良が出来るかもしれない。
あれもMPを消費して発動してるのだから、魔法の一種なのだろう。
公表されてないスキルを開発できるかも?
面白そうなネタを手に入れたな。
「なぁ、INTが8なんだが私も覚えられるかな?」
「なんと、主はそんなにも知能が低かったのか!」
「やかましい!」
「不可能とは言わないが、困難な道のりだぞ?」
「やっぱりか…。ちなみにDEXは10でLUKは0だ!」
「はっはっは、そんなに尖ったステータスを聞いたのは初めてだ!」
「素直に貶してもいいんだぞ?」
「それはしないが、主は世界の理を知らないのか?」
「世界の理?」
「分かりやすく話すと、素早さを上げたとする。
10と20では倍の速度で動けるはずであろう?」
「確かにそうだが…。ん?ちょっと待て…。」
「その通りである!」
「完全に平均ステータスで作った方が最強ってことじゃないか…。」
「一概にそうとは言えぬぞ?人それぞれの反応速度の差があるからな。
とはいえ知覚速度に反応できる敏捷度と器用度、それに耐えれる耐久度や筋力、これらは全て近い数字であるべきである。」
どおりで、ステータス上げてるのに上がってない気がしたときとかあったわ。
「なら、余ってるポイントはその辺を意識して割り振るか…。」
「それがよいと思うぞ?具現化するにしても、知能が低ければ具現化する基本の脳の力がないと困難であるからな。」
ほんと、このゲームは頭使うゲームだな!
「とはいえ、主は体の基礎はできておる。
あとは知覚力と器用・正確さが上がれば問題なかろう。」
最初にVITに全振りして、STR上げて、AGIを上げていったからな。
あとは頭を良くするだけか。
「そうそう、急激に上げるのは勧めないぞ?」
「ん?あぁ、そういうことね。」
今まであまり意識してなかったが、感覚が慣れてないと動きがチグハグになったりとか、そういうこともあるのだろう。
では、徐々に上げて慣らしていきますかね。
話が盛大にズレたが、スキルはどうしようかねぇ…。
本当に鱗に覆われたり火が吹けたり出来るかもしれない。
空いた時間に頑張ってみよう。
ちなみに後々ステータスについて家族に聞いてみたところ、なんとなくそう感じてたらしい。
アスタールの場合
「あぁ、大体把握してたよ。
その割にはSTRとAGIが突き抜けてるって?
そりゃ当然、腕の筋肉を切りながら本気の攻撃とか格好いいじゃん!
自分の骨が折れるほどの一撃とかさ!
あと全力疾走で体壊すとか!」
天音の場合
「僕はINTが高いから、少し意識を向けると意識だけ加速できるよ。
主な使用は体の動きの精査をしてるね。
魔法では身ぶりも意味が出てくるから大事なんだよね。
魔法の開発には欠かせないと思うよ。」
ソルティの場合
「意識したことないなー。
私がINT上げてるのってMPと回復量上げるためだし。
困ったこと無いから。」
とのことだった。
やはり長男はどこかおかしい。
意識の加速か…。
隼人あたりとかが上手くやっている気がする。
そうじゃないと、矢を叩き落としたりの説明がつかないからな。
ほんと、ステータスにしろスキルにしろ難しくてこんがらがってくる。
まぁ、そういうことを考えてる時間が一番楽しいんだがね!
本日も誠にありがとうございます。




