普通のレベル上げ。
連日忙しくて困る。
観光するとか言ってて、出来てない。まぁ、良いんだけど…。
一晩寝て土曜の朝、今日は城下町からログインとなる。
オーリが居るから仕方ない。
リアルで寝てる間何してるのだろう?
昨日オーリのレベル上げで狩りをしまくって、体高が4mくらいになった。
現在レベル24。夜の戦争までに40位は行けるかな?
手早く食べられる串焼きを手に、かじりつつ城の郊外へと向かう。
「オーリ何してるかな?」
ソルティが訪ねてくる。
「野生の獣でも狩って、食事でもしてるんじゃない?」
郊外へと出ると遠くからドタドタと走ってオーリが向かってくるのが見えた。
絆でログインしたのがわかったのだろう。
飛ぶのはいつだろうか?
勢いを弱める気配がない…。これ、跳び付いてくるな…。
「ダブルステップ!」
素早く避ける。全長10mに乗られたら圧死するわ。
「グルル!」
避けられて崩れた体制を建て直し、頭を擦り付けて舐めてくるが…お前は犬か。
「オーリは甘えんぼだねー。」
産まれて3日(睡眠時込み)だからな。
「城主は他の城のダンジョンに入れないのは痛いな…。」
ついこないだ、龍桜に試してもらったからな。
「門とか大半のところは問題ないんだが…。通路が狭いのが問題だな…。」
横幅4mくらいしかない…。高さは6m位だからまだ余裕があるんだがな…。
「まぁいいや、とりあえず今日は問題ないだろ。」
成長具合から考えたら問題ないと思う。
翼の先が掠めながら、通路を抜けていく。
ゲーム時間の今日か明日が限度だなぁ…。
「最悪、壁ぶっ壊せば良いじゃん!」
アスタールがいい笑顔で言ってきた。
なにをバカなと思ったが、よく考えると攻城戦の間は破壊不可だが他は指定してない…。
「つまり、城を完全に潰して更地にしても攻城戦になったら元通りってことか!」
「そういうこと!」
そう言いながら、スキルを重ね掛けしていく。
「パワーチャージ、バーサク、オーバードライブ…。」
攻撃力上昇系を重ねていく。
流石は、私が止めてる間に最高火力を叩き込むスキル構成してるだけはある。
目に見える気がするほど、力が貯まっていくのがわかる。
「ストラグルクラッシュ!」
凄まじい音と衝撃が2連続で叩き込まれる。
崩れ落ちる壁…。面白い穴を見つけたな…。
「よし、安心してダンジョン行けるな!」
ほんと、今日か明日かとヒヤヒヤしたもんだ。
とりあえず、もしも城がとられなかった場合でも問題ないな。
さて、安心したとこで60の攻略を進めていく。
道が解らないから、ウッドが先行して進んでいく。
すまんな、道が解らないから漢探知ができないのだ。
他のギルドメンバーは、私が先日つれてきた10以下の参加希望者のレベル上げに奮闘している。
戦闘職で700人、生産職で200人。
1パーティー辺り2人ほど面倒見ながらあちこちでレベリングしてるはずだ。
戦争の頃には、レベルだけなら前線級になるだろう。
生産職は戦斧に丸投げだから、よくわからん。
今ごろ下積みでもしてるだろう。
そんなこんなで1フロアしかない森林のダンジョンを進めていく。2日目では終わらなくて3日目の夜までかかった。
広大な森なようだ。
ボスは森にありがちな巨大な動く樹木だった。
「森の守護者エンシェントツリーって名前だって。」
「んー、攻撃パターンは恐らく…。
枝と根と葉っぱかな?毒とか麻痺の状態異常使ってきそうだね。」
「魔法は地か特殊で木かな。」
そんな感じで前もって相談を進めていく。
「いきなり、地下から根が生えることもありそうだから注意だね。」
「よし大体の行動パターンは予測できたし、頑張ろうか。」
手早く距離を詰めて、エリアシールする。
多分その場から動かないけど…。
最近は槍に手を出し始めた。
3mの距離に攻撃できないのは辛いし、オーリに騎乗するときのためだ。
「まだ2日くらいしか振ってないから慣れないな…。
ボスなんだから剣に戻すか。」
枝や根による複数回攻撃を捌くのがまだ槍だと辛い。
昨日辺りからオーリも羽ばたいたりブレスを吐き始めた。
冷気のブレスを吐き出すが、これは風主体で氷属性でも入ってるのかな?
「オーリ!ブレスだけでいいからな!」
「ガルルルル!」
ちゃんと言うことを聞く子に育ってるようで安心だよ。
連合用を連日クリアしていたので、あまり危機感を持つこともなく無事にクリアできる。
危ないと思ったのは、周囲に種子を撒き散らして毒状態にする煙が撒き散らされた時くらいだった。
デュランダルネックレス装備してたので、大して問題とは思わなかったが、後衛が巻き込まれたら危ないな。
デュランダルと比べたら、楽勝だった。
出たアイテムは強化スクロールが複数枚と今回は大したことなかった。
ログアウトして晩御飯を食べたら、攻城戦の準備だな…。
頑張らないとな。
本日も誠にありがとうございます!
風邪引いて辛い…。




