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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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皆で戦おう

仕事から帰宅し、今日は城のダンジョンを連合で攻略だ。

人員の分配は龍桜達ログインできる人に行ってもらった。

ちなみに、ギルドが違っても入ることができた。

そのため、参加希望者は片寄りすぎないように分配できた。

ほとんどのギルドメンバーはメインギルドに戻したからな。


選ばれたのは上位から選ばれてるから、ほとんど転職済みだ。

そのために、私も頑張って転職したようなものだし。

権限で参加したとか、後ろ指差されたくないし…。


しかしステータスは格段に上がったが、卵が孵化しないと龍騎士の意味がないがな!

まだ2日目(ゲーム時間では4日過ぎてる)だから祈りが足りないのだろう…。

少し、卵が大きくなった気がする。

流石は不思議生命体。


朝8時ちょっと前の段階で全員揃う。

リアル夜20時はやはりゴールデンタイムなのだろう。

「では、アイテムの分配に関して説明する。

雑魚から出たものは、システムでの獲得者優先で自由獲得です。

宝箱やボスからの出たものは全て私が取ります。

終わったあとにオークションで宝箱やボスのアイテムを落札して、金額を全員で分配します。

落札者が居ないものは、ギルド資金を預かってるのでギルドで購入という形になります。

質問がある人は挙手お願いします。」

誰もいないようだ。


「では、これより10から順に攻略していきます。

混雑が予想されるので、5チームに分けます。

順に先頭に立ってもらいますので、心構えをお願いします。

では、入りますよ!」


階層を選択し、中へと入っていく。

40で鬼畜だったからな…。

緊張する。

「パーティーごとに点呼とってね。欠けてる人が居たら言うように。」


全員居るようなので、進んでいく。

ベースは変わらないようだが、部屋の大きさは格段にに広くなっている。

「敵影発見。直ちに殲滅!」

10はやはり大したことない。遠距離攻撃であっさり倒していく。

流石は50転職済みだ。

道程は少し長めの5部屋。

経験値は200人で割ってるから大したことない。

8人でもクリアできるな。

まあ、2PT以上必須だが。


宝箱は10とはいえ、連合用は結構よかった。

魔法の武器ではないが、補助効果のある武器が出てくる。

鉄のハンマーで重量操作とか、鉄の長剣で風が起こせたり色々だ。

使い方次第で、強力になるだろう。


ボスは巨大なドックだ。

運営は犬が好きなのか?それとも恨んでるのか?

体高10m位あるのをフルボッコするつもりだったが、遠距離で集中砲火であっさり倒してしまう。

出たアイテムは鑑定の眼鏡。大体のアイテムは鑑定できるらしい。

ちなみに、人間に使ってもスリーサイズがわかったりはしない。


「さて、ここでオークションしても後の行程があるからまだ買わないだろう。先に進むよ!」


さくさくと20へと向かう。

8角形の部屋がさらに外へ8角形ができてる程度の変化があった。

手間を省くため、左右2方向に手分けする。

さらに外にも向けて手分けして、時計回りでクリアするようにした。

5グループだから、2・1・1・1のグループでさくさく回る。

遠距離職が1グループ辺り15人前後居るので、余裕で殲滅して回る。

攻撃手段のない人は微妙に暇だ。


ボスは1.5培位に大きくなった山羊型悪魔。

ここでは先端が3つに分かれた槍を持ち、周囲には取り巻きが居た。

ブタ顔の悪魔だろう。尻尾が悪魔っぽい。

20に50が相手するのは大人げないのだろう。

これもあっという間に撃破する。

30位になったら、結構強くなるかな?


獲得したアイテムはミスリルで出来たグレイブの+2だった。

鑑定眼鏡便利だな。

ナナミが欲しがっているが、後程オークションだ。

周回しましょうとか言ってくるが、リアル明日の夜以後だな。

時間はかかるが、2PTでも十分行けるだろう。


そのまま30の洞窟型へと向かうと思わせて、40の搭型に向かう。

だって、洞窟だと面倒そうなんだもん…。

皆も同意したし。


「さて、一回試してみたが引き返したことのある40のとこです。

初撃で転職前に半分ほどHP削られました。

今なら、4分の1以下だと思われます。

雑魚だと思わないように。これが最大の注意事項です。

部屋の広さも限界がありますので、まずは1組ずつ戦ってみましょう。」


ちなみに、右の部屋が正式名称火竜で左側はマンティコアだった。

鑑定眼鏡は探索期間中はソルティが装備することで皆が納得した。

モンスターも名前程度はわかるようだ。

灰色なのに火とは納得いかん。


「わりと直接攻撃が多そうな火龍の方に私は行くよ。

マンティコアは頼んだよ。」

「了解しました!」

反対の方に向かうグループの担当にお願いする。

盾役は最近特別メニュー食べてるから、蛇の毒とか大丈夫なはず。

魔法に関しても、私よりマシだろう。

いや、装備性能で私が行った方が良かったかな?

まあいいか。


前回入った瞬間ブレスで吹っ飛ばされたからな…。

まずは私が一人で突っ込む。そのあとに他の盾役が回りを押さえる予定だ。

連射はできないはず!

一歩踏み込んですぐにブレスが来た。予定通りだ。

「ダブルステップ!」

横に5mほど移動して回避する。

放射状じゃなく、火球型のブレスだな。

吹き飛ばされたから可能性は高いと思ってた。

わかってれば避けれるんだ。


ブレスが弾け熱気が渦巻く空間から盾役が飛び出してくる。

左右に展開し、すぐさま私もヘイトをかけながら中央正面に相対する。

他のメンバーも、自分のパーティーの盾役のところへと駆けつけて布陣を展開していく。


「おらぁ!」

振るわれる腕や牙に対してノックバックを使って弾くように回避していく。

重量だけで、潰されかねない脅威だ。

しかし、4足歩行のデカイ獣なんぞ弱点だらけだ。

私が弾くのに合わせて、地に付いてる足に集中的に衝撃系の攻撃が振るわれる。

転ばされて、さらにダメージが積み重ねられる。

1・2分に1回ほどブレスが来るのは、私一人で頑張って耐える。

数分もせずに体力を削りきり、火竜は倒れ伏すこととなった。


「これで雑魚とかやってられんな…。」

「騎龍ちゃん、敵が消えて宝箱が出たよ?」

ソルティが言ってくる。

「ん?宝箱ねぇ…。中身は?」

「なんか、エリアシールネックレスらしいよ?」

「!!素材は!?何でできてる!!」

「銀らしいね、さっきミスリルが出たから見劣りするね。」

「何を言う!盾として最高じゃないか!範囲を閉鎖するなんて、飛ばなくなるのが確定してる!」

こんなピンポイントな神装備は絶対手に入れなければ!


とりあえず、反対の方の様子を見てみるか…。


反対のほうでは普通に剥ぎ取り中だったようだ。

特別なものは何も出てない様子だ。

「どう?問題なかった?」

「特別なことは何もないですね。毒のブレスが霧状だったので、多数が巻き込まれたことくらいですね。」

「そうか。しかし最大級に緊急事態だから回収したら最初の部屋に集合するように!」

「最大級!?わかりました。急ぎます。」

剥ぎ取りを急がせつつ、最初の部屋に全員集まるのを待つ。


ほどなく、全員集合したので開始する。

「さて、このたび盾にとっての神装備がドロップしました。

最後にオークションを行う予定でしたが、急遽コレのオークションを行いたいと思います。」

ざわつく盾。本職の盾なら是非とも欲しい逸品だ。

「オークションには主催として参加する気はありませんでしたが、これに関しては仕方ないと思ってご了承ください。

それでは、アスタールに引き継ぎます。」

「父さんより引き受けました。以後進行を勤めていきます。

ただし、面倒事は嫌いなので、まずは盾役は立ってください。」

二十数人が立ち上がる。

立たせる意味あるのか?


「ドロップはエリアシールネックレス!範囲封鎖のスキルがある銀製のネックレスです!価格は10万からスタート!」

瞬時にざわめく盾職達。

これで反応しなければ、盾やってる意味はない。

少し様子を見てみよう。


数秒待ってみたが誰も動かない。

「なら、私が10万で落とすよ。」

私が発言したあと動き始める。

11!12!15!20!

皆が動き出すが、やはり小刻みになっている。

できれば安く仕入れたいもんな。


こうして皆が落札しようと頑張ってる中、私は余裕をもって発言する。

「50万!」

それでも必死に食らいつこうと頑張る数人のプレイヤー。

それをぶっ壊そうとする私。

そこでふと、声が上がる。

「そういや、数億手に入れる立役者だった。勝負するだけ無駄だと思う。」


そう、最初の段階で私は全てギルド資金に回したが、かなりの金額を稼いでいる。

普通の人が日に数万稼いでゲーム時間では一ヶ月くらい。

全く使わずにいたとしても300万くらいが精々だろう。

山で出会った狂信者のようなイベントをクリアしたとしても、1000万とかだろう。

私は家族に借りるのも合わせて、2000万くらい準備できる。

換金してない物が多数あるから、現金はそんなもんだ。

龍桜からの許可済みで、ギルド資金使用もできる。

コレは内緒だ。


「父さん、コレって意味ある?」

「あるぞ。金額を決めれるんだからな。」

「なら続けます。現在騎龍さんが200万ですが、他にいますか?」

「250!」

「じゃあ300。」

引く気はない。静まり返る一同。

「では、騎龍さんの300で決定します。」

「ちょいまった。さっき250って言った人の財布見せて。」

青い顔をする発言者。私が引く気がないのをみて吊り上げようとしたのだろう。

「プライバシーの侵害です!」

「所持金が無いのに、吊り上げようとする人の前例になったね。

以後こういうことが無いように。

昔からゲームでよくあった事例だよ。」


つり上げ自体は悪いとは言わない。

誰もが高く売りたい物だからな。

「さて、250は所持金不足のため無効となります。

200万で再スタート。誰かいませんか?」

誰も動かない。

「では、200万で落札とします。一人1万ですね。

連合での取得を均等分配にします。

お金を落として拾いますね。」


一人1万ずつ均等に分配されている。

所持金データを皆確認している。

「さて緊急事態がありましたが、探索の再開しましょう。」

「お手数お掛けしました。これで安全度が格段に変わってきます。」


さて、探索の再開といきますか。

これで格段にやりやすくなるな。

所持金の少ない現時点で手に入れられてよかった。

後になったら幾らかかるか分かったもんじゃない。

データ計算より格段に書きやすい。

本日も誠にありがとうございます!

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