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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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転職しよう。

レベル上げ目的で城のダンジョンに突入。

40を選択し、最上階を目指す。

「いいこと思い付いた!」

アスタールが声を上げる。

「何を?」

「罠を全部踏んでみよう!」

「なんでだよ…。」

「モンスターを召喚する罠があるかもしれないじゃん!」

「ナイスアイディア!屋上でやろう。」


毒や麻痺は耐性があるから効かない。

矢が飛んできても問題ない。

落とし穴で下の階に落とされるのが辛いくらいだな。

数個罠を踏み抜くと

「ピリリリリリリリリリリリリリリリリリ!」

という警報音と共に敵が私の周囲に多数出現した。

「よし、あった!」

ザクザク狩っては罠を踏む。

1回で10匹くらいずつ出てくるから楽だな。


「上がりー!」

ソルティ・アスタール・天音が同時に上がる。

城探しの最中、夜間歩いてた差が出たな。

続いて咲夜達も上がる。

私と大体2レベルの差があるから仕方ない…。


ほどなく、私も上がる。

「よし、上がったよ!クリアして、転職しよう!」

さくっとクリアしたが、大じゃんけん大会に発展する問題に直面する。

出たのは全ステータスが2上がるモノクル。

これで、他の付属効果が有れば絞れるんだが…。

じゃんけんの対決で最初から咲夜とアスタール、天音とスレイン、ナナミとウッド、私とソルティに別れた。

こうして別れたってことは、大分仲良くなったってことかな?

近くに居ただけかもしれないが…。


獲得者は天音。(リアルで家族とじゃんけんして決めました。)

マントがあるが、羨ましすぎる…。


さて、転職するか…。

騎士団の詰所に向かう。

「あなたは十分騎士としての実績と経験を積みましたので、更に上へと躍進する準備が整っております。

同意の上で役職が上がりますが、いかがなさいますか?」

これ…。上げなかったら別な職業の道が開けるかもしれない…。

とある神々の終末のオンラインであった超ノービスのようなのがあるかもしれない…。

まぁ、とりあえず転職しちゃうか…。

誰かがやるだろう…。


「お願いします。」

「では、実力証明のためこちらへ向かってください。」

でた…。たらい回し…。

転職するのも一苦労だな…。

指示された箇所に向かい、mobを倒す。

報告したらまた指示されてアイテムを集める…。

火力が無いから厳しいんだぞ…。

そのアイテムを持って別な人のとこに届ける。

昔ながらのマゾゲー具合に軽く感動するな…。

素材を作り替え、組み立て、報告することでやっと終わる…。

作り替えの時は暇な間に狩りをしろと言われる。

組み立ての時は、狩りをしないと作らないと言われる。

どっちも一緒だろ…。

長かった…。


「お疲れさまでした、貴方の望む職業を選んでください。」

騎士長 龍騎士 暗黒騎士

3種もあるのかよ…。

悩んだあげく、龍騎士を選ぶ…。

自分の名前からして、選ばない選択肢はない。

瞬間、装備が全部脱げた…。

鎧の下に着けるアンダーだけとなる…。

なんぞこれ?


「龍騎士は装備が指定されます。龍が鉄を苦手とするため、他の装備へと変更してください。」

「仕方ないか…。銀は大丈夫ですか?」

「銀は大丈夫ですよ。しかし、合金でも鉄がベースになるとダメなので注意してください。」

グッバイ、ワタシの装備たち…。


「では、こちらをお受け取りください。」

卵が渡される…。マジかよ…。

「この子は龍になる可能性を秘めてますが、育て方次第で強くも弱くもなります。お気をつけください。

孵化装置もつけておきます。孵化時間は不明です。

1年かかるかもしれませんし、10秒で生まれるかもしれません。

龍は不思議な生き物なのです。」


面倒なことになった…。

とりあえず、皆と合流しよう…。

「お帰り、遅かったね。」

ソルティが声をかけてくる。私が最後だったようだ。

「その卵は?」

「龍の卵らしいよ。龍騎士選んだから。」

「そかそか、家族が増えるんだね!」

「いいなー、龍騎士かっこよさそう!親父の癖に。」

「んで、皆は何になったの?」


順当に皆は転職したようだ。

ソルティ:プリースト

アスタール:ウォーロード

天音:クロノメイガス

咲夜:スナイパー

ナナミ:ランサー

ウッド:エクスプローラー

スレイン:アースメイガス

となったようだ。


「エクスプローラーがわかりにくいな…。遺跡探索とかの罠発見とかが重点的になってるのかな?」

「そっすね、割りとそんな感じっす。」

「父さん、ドラゴンは育てるんだよね?」

「今回は育てるしかないだろうね…。どれくらいで孵化するんだろう。」

食事は何がいいだろうか…。

野菜ばかり与えてベジタリアンになったらウケる。

戦闘できなくなったら困るからやらないけど…。


「とりあえず昼飯たべよう。」

食堂にて昼食を取ってると、龍桜が話しかけてくる。

「無事、転職終わったんですね。その卵は?」

「龍の卵だよ、龍騎士選んだから。」

「そんな職あるんですね、私は騎士長・魔法騎士・聖騎士でしたよ。」

「私は騎士長・龍騎士・暗黒騎士だったな。」

スキルとか色々なので転職も変化があるのだろう。

暗黒騎士って、腹黒いって意味なのか?


「にしても、龍騎士ですか…。レアっぽいですね。」

「そうだね、多分少数になるだろうね…。」

龍桜と話して、そう思う。

もしかしたら私一人かも?

「仮説だけど、テイミングが関係するかもしれない。」

我が家にはフローラがいる。

忘れ去られてる感があるが、ギルドの入り口に小屋を作ってそこにいつも居る皆のアイドルだ。

一応、主人は私だ。

「魔法職なら召喚師とか、色々あるかもよ?」

「面白そうですね…。試させてみましょうか。」

希望者が続々出そうだな…。

「やっぱり止めよう。片寄ったらやりにくくなる。」

全員龍騎士とか召喚師とかになったら、やりにくくて仕方ない。

龍騎士とかカッコいいから、希望者が殺到しそうだ…。

「確かにそうですね、ではこの話はなかったことに。」

「オッケー、この後の予定はレベル上げとか位だから何かあったら言ってね。」

「了解です、とりあえず今はなにもないですよ。」


さてさて、今日も頑張りましょうかね…。

本日も誠にありがとうございます。

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