表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
49/159

仕事しよう

「お、城主様。ウチでとれた果物だよ。一個持っていきな!」

「城主様、期待してるから頑張ってくれよ!」

「城主様野菜はいらんかい?」


家族でライクスに飛び城に向かって歩いてる途中、様々な店から声をかけられる。

おじちゃんおばちゃんは朝から元気だな。

これでNPCなんだからホント面白い。


「親父、城主っていいな。」

リンゴをかじりながら天音が言ってくる。

「なら、お前がやるか?」

「やだ、めんどそう。」


城に到着し、家族は城内の探検に向かう。

いいな、私も行きたい…。後で行こう。

文官や武官に指示を出す。

すると、文官が聞いてきた。

「王よ、これだけしか施工されないのですか?これでは住民からも不満が出てきそうですか…。」

「あとは私の仲間で実行するから気にしないでいいよ。あまりやり過ぎると、後々やることもなくなっていくしね。」

「畏まりました。これで実行致します。」


私たちがすべて実行したら、次の領主の仕事がなくなるだろう。

国土の開発なんて、数ヵ月から数年でやればいいのだ。

住民にいつやるのか周知しておけば、不満も出ないだろう。

どうせ、1期間(28日)しかしないし。


さーて、城の探検でもしようかな…。

といっても、戦争時に見た範囲から想像するに寝室とか無さそうなんだよな。

そう思いつつ、階段を上がると3階もあるらしく上っていく。

そこには、刻印の間の防衛用のオブジェがあった。

城門の真上にあったのを見たから、これで2個目か…。

他にはどこにあるのか散策していくと、城の裏手に3個目があった。

この3個しかないらしい。わりと取りやすい城のようだ。


その後刻印の間に向かい、地下へと降りていく。

そこには、家族が居た。

それだけでなく、大きな両開きの扉と兵士が立っていた。

「ここは城の地下に広がるダンジョンの出入り口となっております。」

私が訪ねると、そう答える兵士。

それに続けてアスタールが話してくる。

「いつ行くの!」

「城主の仕事が終わってからだな。ほら、討伐や開発にいくぞ。」

「えー、ちょっとだけでもいいじゃん!」

「仕事をさっさと終わらせて、後でガッツリ行けばいいじゃないか。

咲夜達も合流してからな。」

「残念だけど、それもそうだね…。」


ハウスに皆で戻り、ギルドの事務局へと向かう。

事務処理をする場所かなかった為に、増築した場所だ。

ここでは収入や支出、素材の在庫管理に徴収金の管理も行われている。

表は盛大に込み合っていた。

皆への連絡の掲示板に張ってある、討伐の依頼のためだろう。

1パーティー1依頼のノルマにしたからな。

狩りのついでにやり易いのを見繕ってるのだろう。

やらないと、城のダンジョンに入らせないからな。

ここで許可証を発行させて、門を守ってる兵士に見せないと入れないようにした。

私達は裏から入って、元々よけておいた私用の依頼を手に混雑を横目に出ていった。

権力って、最高だね!


「さーて、10時だからさくっと終わらせて昼御飯にしようか。」

場所はライクスの城から近めの畑が広がるのどかな場所だ。

獣による作物の被害が結構出ているため、間引いてほしいとのことだった。

レベル30越えてればただの獣なんぞ怖くない。

サクサクと狩り尽くす。

多分、鳥による被害もあると思われるから、天音が魔法で打ち落としていく。

「こんだけ狩ればいいんじゃない?」

結構広い範囲で数十匹狩りつくす。

よく居たなこんなに…。

ゲームらしくリポップするなら、被害は減らないんじゃないかと不思議に思う…。

まあ、規定数は超えてるからいいか。


ハウスに戻って昼食をとっていると咲夜達も合流してきた。

「やっぱりここに居ましたね、相席いいですか?」

「どうぞどうぞ。」

「掲示板見ましたよ、昼から行くんですか?」

「狩りの方は終わったから、昼からは別なのいくよ。」

「え?もう狩りの方は終わったんですか?」

「権力って素晴らしいよね!」

いい笑顔で答える。

「…騎龍さんが一番怖いって噂は本当だったっすね。」

「まともに仕事をしている様に見えるけど、一番サボる筆頭って噂が流れてるもんね。」

ウッドと咲夜がなにか話している。

聞こえてるぞ。


「さてっと、食事も終わったことだし次の仕事を済ませようか。」

「次は何をするっすか?」

ウッドが聞いてくる。

「内政系だよ。簡単な井戸掘りだ。」

「簡単なんすか?掘るの大変だと思うんすが?」

「私の予想なら、スレインのゴーレム作成ですぐ終わると思うよ。」

「あー、地面の土を使ってゴーレムを作るからっすね?」

「そういうこと、終わったら城のダンジョンでも行ってみようか。」

「了解っす!楽しみっすね。」


さくっと井戸を5箇所ほど造る。

スレインのゴーレム魔法も応用がかなり出来るようになっていて、ブロックのような形も作ることができた。

1時間以上たっても形は崩れない。

便利で羨ましいが、INT無いから覚えられん…。


さて、城に向かうとするか。

どんな感じのダンジョンなのかな?

楽しみだ。

本日も誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ