表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
47/159

対談

日曜の朝…。長いのか短いのか、最後の休みか…。

明日から社会に戻らないといけないのか…。

企業戦士は毎日辛いのだ…。


この9日間でかなり健康的な生活になった気がする。

酒は飲まない、タバコはログインしてる間は吸えない。

朝6時に起きてご飯を食べるから、早起きが癖になった。

ゲームして健康的な生活になるって我ながらアホだな…。

朝食をとり、連休最終日のログインをする。

朝7時半(ゲーム内6時)、今日も頑張りますか!


清々しい朝、ギルドハウスでモーニングを食べる。

毒の苦味や麻痺の痺れる感覚が病み付きの特製モーニング。

料理人に感謝だ。

ちなみに、この料理を食べる人はかなり少ない。

スキルが付くからいいのにな~。


そうしてると、マスター達もだんだんと揃ってくる。

日曜の朝だからだろう。早朝から全員揃うとか稀だ。

「おはよう騎龍さん、相席いいかい?」

龍桜が訪ねてくる。

「構わんよ、この毒々しい朝食を食べる私の隣でいいならね。」

家族は見てると食欲が無くなると言って、別の場所で食べてる。

「大丈夫、私も一緒だから。」

龍桜の手にも特製モーニングがあった。

ちなみに、蛍光色のピンクな色をしたプリンは魅了の効果があるらしい。料理はよくわからん…。

味は普通だから、あちこちで獲得のためのじゃんけんが行われている。

これが魅了されてるせいなのか、はたまたプリンだからか…。


「あの後城にいきました?」

龍桜が訪ねてくる。

「行ったよ、そう聞いてくるってことは龍桜も行ったんだね?」

「そりゃ、情報が欲しかったですしね。結構難しそうですよね…。」

「並の少数ギルドならかなり辛いけど、ウチなら問題ないと思うよ。後で400人ずつ分けようか。」

手分けしてサクサクと討伐を終わらせていこう。

都市開発には地属性の魔法が有効そうだ。他の魔法使いも仕事の場が沢山あるだろう。


「また張り紙を書かないとな…。国家運営は面倒だね~。」

そういう私に龍桜が答える。

「城主のギルド専用のインスタントダンジョンがあるから、まだいいんじゃないですか?普通に狩りするよりもいいらしいですよ?」

「おや、そんな面白そうなのがあるのか…。」

「階層毎にレベル帯があるので自分達の適性でやれますし、効率もいいらしいですよ?」

「最終階層の攻略したら何かありそうだね、楽しみだわ。」


そうして会話してると、受付をしている子がこちらに駆けてきた。

「ギルドの前に多数の人が集まってるのですが、どうしましょうか?」

「ギルドに入りたい人ですか?」

龍桜が訪ねる。

「いえ、抗議しているようでプラカードを持っていたりします。」

「今回城を5箇所も取ったからですね…。ほっといてください。じきに収まります。

敷地にはメンバーか許可した人しか出入りできませんから。」

「かしこまりました。」


「有名税か…。面倒なことになるな。」

そういう私に龍桜か答える。

「結果だけ見たら5箇所も取ってますからね…。

そのうちの3箇所は誰も攻めてこなかっただけの場所です。移動する努力を怠った人が悪いのですよ。」

「私の城も放棄してたのに誰も刻印しなかったからな。そのせいで城主なんぞを…。」

「ドンマイ!」

殴りたくなるほど爽やかな笑顔で言われた。


早朝からマスター陣が全員揃っているので、この後話し合いの場を持つことになった。

各自城に向かい、税収や要望を聞いてから来るらしい。

その空いた時間に城主にならなかったギルドは解体して、他の城主ギルドと合流する事になっている。


空いた時間でチラリとギルド前を覗いてみると…。

「Worldの横暴を許すな!」

「独占禁止!」

などのプラカードを持った人が集まっていた。

暇なやつらだな…。

そんな暇があるなら、レベルを上げたり次の攻城戦の為に城の座標を取りに行ったりしろよ…。

朝っぱらから不愉快な気分になる。

言うだけで行動しない奴にはなりたくないものだ…。

本日も誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ