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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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攻城戦3

先制攻撃できたお陰で相手より少しだけ余裕ができたな。

安心したが、よく見れば相手はかなり傷だらけだ。

治療してこなかったのだろうか?

高校生くらいに見える片手剣と盾を持っている少年だ。


「刻印中に狙うなんて卑怯じゃねえか!」

かなり怒ってるようだ。というか、何を考えてるのだろう?

よくわからないことを言ってくる。

「自分が私の立場の場合を考えろよ。城をとるために攻撃するだろうが。」

一瞬悩んだ顔をした後、納得のいったさっぱりした笑顔で答える。

「そりゃそうだ。戦争してんだったな。」

アホの子なんだろうか?

まあいいか…。


「無駄話してるほど暇じゃないんだ。」

告げながら近づく。せめて武器を構える暇くらい与えてやろう。

「なんだ?やろうってのか?」

と言ってくる少年。そんなこと言ってる暇はないぞ?

早く行動しろよ、うかうかしてると射程圏内だぞ?

「決まってるだろ。戦争なんだ。」

飛び込んで斬りつけれる範囲で、一旦立ち止まり構えて止まる。

「構えろよ。構えなければこのまま斬る!」

わたわたと準備する相手…。頭が痛くなりそうだ。


「ダブルステップ!」

一気に距離を詰めて、挨拶がわりに剣で盾を思いっきり叩いてやる。

たたらを踏む相手にそのまま盾を打ち込む。

「ノックバック!」

バランスを崩して倒れかける相手にそのまま追撃をかけて頭をぶった斬ってやった。


倒れていく少年を眺めながら思う。

こんな甘ったるいのがマスターでいいのだろうか。

ため息が出るし、頭が痛くなってくる。

もっと苦戦すると予想してたのに、呆気ないものだった。

まあ、高校生くらいに見えたしこんなもんなのかもしれない。

ウチの息子二人ならもっと動けるから、育て方次第かもしれない。


気を取り直して、女神像の前へと進み手を当てて刻印を開始する。

「なんだ、目を閉じる必要もないじゃないか。」

手を離せば解除もできた。

あの子は何をしたかったのだろう。

さて、刻印しますか…。


すぐに戦闘の音が聞こえてくる。

他のギルドが編成しなおして、攻めてきたのだろう。

5分は以外と短い…。

出入り口に視線を向けながら、耐えてくれることを祈るだけだ。


長い5分が過ぎると、一瞬目の前が暗くなった後周囲が静かになった。

刻印が成功したのだろう。

刻印が終わって、相手は一旦外に出されたのだろう。

こうして、時間がとれるのは助かる、運が良かった。

このまま押さえられるように努力しないとな…。


皆の集まる玉座の間に移動する。

「刻印が取れたから一段落ついたが、これからが本番だ!

約1万人が攻めてくるはずだ。出入り口の警戒を怠らないように!

数分の時間しか休憩はとれない。その間に装備の点検をするように!

以上!」

大きな声で指示を出す。


この隙に龍桜とかから沢山のメールが届いているので確認する。

無事に3箇所は取れたようだ。

他の3箇所は苦戦しているようだ。

やはり、北は放棄して東と西に送るとメールに書いてあった。

このシステムなら、マスターが強ければ簡単には城は取られないはずだ。


東に600と西に400送っているらしい。

山越えをする人はやはり多かったようで、東の方が相手が多いらしい。

マスターのみ刻印の間に入れるなら、3人ずつに別れるので刻印の間の守りも余裕が出るだろう。

私は今から1万人攻めてくるから、確実に刻印の間まで攻められてしまうだろう。

マスターは多分10人以上…。

確実にフルボッコ食らうな…。

そしたら、この城も放棄して別のとこを取りに行こう。


10分もかからず攻めてきたようだ。地響きが聞こえてくる。

復活地点は街中のどこかってとこかな?

集合時間とかを逆算したらそんなもんだろう。

私は刻印の間から出て、皆と玉座の間にいる。

どうせ取られるなら一人で寂しいのは嫌だからな。

皆と一緒に華々しく散ってやる!


「死んだらそのまま城を放棄する。リザ待ちしないで、そのまま街にとぶように。最初の丘で合流して、西の城にいくぞ!」

防衛戦だ。2000人くらい倒して全員で散ってやる。

楽しくなってきた。

まだ30分くらいしか時間はたってない。

集中力を切らさないようにしていかないとな。


壊れた城門の先に人影が見えてきた。

皆が魔法を打ち込みまくる。直線だからいい的だ。

同じく矢が雨のように打ち込まれる。

先頭を走る相手の盾役がバタバタと倒れていくが、そのタフさでどんどん進んでいく。

まさしく、俺の屍を越えていけ状態だな。

通路を越えるまでに数十人倒せたが、そんなもんじゃ1%にも満たない。

遂に通路を越えて玉座の間へと侵入して、戦闘が繰り広げられる。

さて、お仕事の時間だ!

リアルが忙しすぎて、後書きを書く時間も惜しくなってくる。

本日も誠にありがとうございます。

楽しんでいただけたら幸いです。

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