攻城戦に向けて
移動ばかりの数日だ…。
ガツガツ狩りをしてる訳じゃないから、レベルはあんまり上がってない。
夜は攻城戦に向けての話し合い。
初期パーティーの5組は龍桜のパーティーを残して一時ギルドを抜けて別のギルドを立ち上げた。ギルドのメンバーを連合単位で引き連れてだ。
城を獲得するための処置である。
ハウスは利用できるし、不都合はあまりない。
他に2パーティーの信頼できる人が連合単位で抜けてギルドを立ち上げている。
龍桜のリアル知り合いらしい。
リアル知り合いは大事だ。裏切る可能性が低いからな。
因みに私はけっこう信頼されてるっぽい。
好き勝手しているが、実績があるからだろう。
いずれ、初期パーティーで集まってオフ会の話しも上がっている。
閑話休題
多分最初しか無理だろうが、全城を単独ギルドで落とす計画は着々と進んでいる。
取った後はしばらく戻れなくなるのも了承済み。
単一ギルドでは城を一つしか確保できないからだ。
まあ、城をとられた後にギルドに戻らなかったら戻らなかったとき。
出入り禁止にすればいい。
最近、ギルドに愛着が沸いてきた人が多いから変なことでもない限り抜けないだろう。
還元もかなりしているつもりだし。
激戦が予想されるのは南と北の城だ。
平地の先にあるからたどり着いている人が多い。
約2000人に膨れたメンバーを割りと人が少ないと思われる5都市には200ずつ、南は600で北は400送る予定だ。
状況次第で即座に助けに向かうよう話してある。
南と北は状況次第で捨ててもいい。
そんな感じで話をしながら日々過ごしている。
きちんと、各城の座標は獲得できた。
今夜は攻城戦だ…。
長いようで短い9日の有給が明日で終わってしまう…。
まあ、ゲームするのも生活するのも金がかかるから仕方ない。
親父は大変なのだ。
「では、これで問題ないですかね?」
という龍桜に返事を返す。
「一応無いよ。何人攻めて来るか解らないけどね。」
ぶっちゃけ、北と南は無理だと思ってる。
幾つかのギルドが連合で1000人以上の規模で取るつもりのようだし…。
その場合、ほぼフルメンバーで挑む必要がある。
そんなギルドが数組居るのが予想されている。
しかし、力を入れているのは南と北だろう。同じ名前のキャラクターが複数回街の出入りを確認されている。
その場合、一番強固な作りの北東の城だけは確実に確保するつもりだ。
他の4箇所も多分取れるだろう。
まだ、一生懸命にLv上げてる人の方が多数だから余裕はあるはずだ。
何万人くるかな?
何万人も居たとしても、ギルドが複数乱立している。
取れるかは立ち回り次第だろうな。
「5箇所取った後はさっさと合流だね。」
「漁夫の利狙いが居る場合のために最低限の守りは残す予定ですね。」
「一応プレイヤーらしき人影は東西南北の全てで確認されたしな。とりあえず4時間の限られた時間で頑張るしかないね。最後の一時間が勝負だよ。」
ちなみに、一番遠いところ3箇所ではプレイヤーの姿は確認できなかった。
リアルの5日くらい潰して移動する人も少ないのだろう。
今日はまだ8日目の昼だ。
リアル1日以上を最初のマップで時間を使ってる人が大半だしな。
攻城戦ルール(一部抜粋)
・土曜の夜の10時~11時(ゲーム内の16時~20時)にて行われます。
・各地の城にある女神像へとギルドの盟主が刻印を行うことによって、城の獲得が行われます。刻印にかかる時間は5分です。
・女神像へ続く道は、城の内部二ヶ所以上あるオブジェクトを破壊しないと侵入できません。
・城に侵入するには、城門を破壊する必要があります。
・城の周囲にはフィールドが形成され、その中のみPK状態に成らないようになってます。
・PK状態の人は、このフィールドに入ることはできません。
・攻城戦の時間は、城の都市のNPCは全て出現しません。
・破壊可能オブジェクトは上記の通りです。一般家屋等は破壊・侵入不可能です。
・城主のみ秘密の脱出経路が攻城戦開始時に教えられます。うまく利用してください。
・城主には都市の税収が与えられます。
・城主としての行動が伴われない場合、住民から反対デモが起こる可能性があります。
・反対デモが行われた盟主やそのギルドメンバーは、経験値獲得量が50%down、スキルの習得時間が2倍等のペナルティか発生する確率が高くなります(城主期間中)。
こんな感じで、かなり住民主体のルールが出来上がってる。
城主としての行動というのが、多分都市の運営だと思うが明記されてない。
魔物の討伐だけでいいのかもしれないが、よくわからん…。
さて、どう動くか悩むなほんと…。
とりあえず、行動の基本は決まってる。
全都市を一応取得する。
取得後南に集合して取得に向けて動く。
難しそうなら、東に集合して東を取る。
あとは臨機応変で頑張る。
どうなることやら…。
本日も誠にありがとうございます。




