王都到着
朝起きて、ご飯を食べてログインする。
家族で他愛ない会話しながら歩く…。
咲夜たちも途中で合流して歩く。
町について、適度に気晴らしで露天を回る。
魔法で帰る。
事務処理をする。
その間暇だから、他のメンバーは歩くらしい。
休んでも良いのに距離を稼ぎたいとか…。
ほんと良い子達だ。
ログアウトする。
昼御飯を食べる。
ログインする。
歩く…。
といった感じで時間が過ぎていった。
昔の人は偉大だな…。移動方法が歩くだけとか辛すぎるぜ…。
まず第一に会話が続かない!
10時間もの時間会話をする技術はない。
せいぜいシリトリ的なことしかできない。
第二に歩くのが辛い。
現代っ子(42歳)舐めんなよ!歩くだけってのはスゴいストレスになる。
やっぱり、会話は大事だ。ストレス軽減に多大な効果をもたらす。
とやってると、スレインからナナミに完成したというメールが入る。
すぐに天音が往復してスレインを連れてきた。
「お待たせしました。改良の余地はまだまだありますが、ひとまず完成したので見てください。」
地面に手を付きゴーレムが出現する。
うん、馬っぽい。
足が太い埴輪のような馬だ。
「充分だね。徒歩以上の速度は出る?」
「1.5倍くらいで常時歩けますよ。最高速度がそれくらいで1時間で消えます。馬車は試してみないとわからないですが。大きめに作れば行けると思います。」
「オッケー、とりあえず戦斧の状況確認しながら歩こう。」
《進捗はどうだい?》
《大体はできたぜ。乗るだけならすぐにでも可能だ》
「よし、一旦帰ってテストしようか。」
「さっきの今かよ…。」
「仕方ないだろ、戦斧の返事が早いんだから!」
天音の魔法で一時帰還だ。
戻ってみると馬車っぽいものが出来上がっていた。
うん、まだ荷車といった方がいいだろう。
「とりあえず木製で作ったぜ。車輪とかは鉄を補強で使ったりしてるがな。」
「ほうほう、乗れればとりあえず良いからコレで良いよ。今後はもっと内装に力いれていきたいかな?」
「注文が多いサブマスターだぜ。」
笑いながら戦斧が答える。
「んじゃ、コレから機密の事するから他言無用ね。」
「なにしようってんだ?」
スレインが馬っぽい物を作り馬車と繋げる。
「おお、魔法にこんなのがあるんだな。」
「ゴーレムの魔法を変化してみたんだよ。まだ誰も気づいてないから機密だ。」
うん、2頭要るが問題はないようだ…。
「んじゃ、邪魔したな。あとは時間かけてじっくりやってくれれば良いよ。」
「おうよ、相変わらず面白いことよく発見するよな。」
「私だけの手柄じゃないよ、皆のお陰だよ。」
これで楽に移動ができる。多分夜には着くだろう。
昨夜歩いてくれた仲間たちのお陰だな。
ちなみに、フローラの散歩のついででもあったりする。
追っかけっこして疲れたとか息を切らしている咲夜とナナミが言っていた。
変わらず皆のアイドルらしい。
ゴトゴトと荷車が揺れる…。
「ドナドナ歌って良い?」
「売られたいのか?」
わかる人も少なくなったもんだ…。
ちなみに、夫婦でしか通じなかった…。
特に問題もなく進んでいくと夕方には城が見えてきた。
「うわぁ、凄いね!!」
完全に観光客になってる4人。
普通にブラブラしてる4人。勿論私の家族である。
「二人は感動したりしないのか?」
「だって親父が色んなゲームさせたから、コレくらいじゃね…。」
「地元の良い景色程度のものだね。」
やっぱり、育て方間違った…。
いや、私的には完璧だが…。
ブラブラと歩きながら城に向かっていく。
周囲にはたくさんの人々…。ほんとにゲームかこれ?
数万人はこの都市に住んでるんじゃないだろうか?
「とりあえず情報収集は明日に回そう。今日は一旦戻って明日だな。」
「騎龍さんだけ戻れば良いじゃないですか。書類仕事ですよね?」
と咲夜が言ってくる。
「つまり、自分達はここで酒場とかで情報収集という名目で遊ぶから私だけ帰れってことね?」
全員の目線が外れる。
まあ良いけど。
「別に良いよ、問題起こさないようにね。あと重要な情報は書面で提出お願いね。」
「わかりました!行ってきます!」
元気なことで…。
事務処理の確認をして、マスターに報告書提出する。
「龍桜、城を発見したから調査と探索要員の確保をお願い。」
「早いですね…。本気でトップは貴方な気がしますよ…。」
「トップなわけないじゃん、私よりレベルが上なのは沢山居るし。距離ならソロで攻略してる人が何処までいってるかだよね…。」
「真面目に考えて、少し先の可能性があるくらいですかね?」
「だろうね。ギルド関係で動けない期間差し引いても2日分位の差じゃないかな?」
「まあソロでは城を持ったりするのは厳しいでしょうし、あまり関係ない話でしょう。」
「そうだね。方向性が違うから別にいいか。」
さて、ログアウトして晩御飯でも食べるか…。
本日もありがとうございます。




