行動範囲を広げよう。
今日も絶好の狩り日より、頑張ってレベルあげよう!
ちなみに今日は月曜の夜だ。
攻城戦が土曜の夜から始まる…。
その前に城を探さなくてはいけない…。
そうだ、折角大規模ギルドを作ったんだから生かそう!
【業務連絡。周囲の探索を行って城を探してください。今後の為に下見等を行いたいと思います。狩りのついでで構いません。】
コレでよし。
《騎龍さん、何処いるっすか?》
おや、ウッド達も来てたか。メールが届く。
《今からギルド出るとこだよ。とりあえず合流しようか。》
ギルド前で合流することにする。
「おはよう?こんばんわ?」
「おはようで良いんじゃないっすか?」
「まあいいか。ナナミと咲夜とスレインは?」
「リアル20時頃にインらしいっすよ。」
「んじゃ、ここでの2時間後くらいか。ちょうど色々したかったから、今のうちにしよう。」
「なにするんすか?」
「受付嬢と一般事務してくれる人を雇ったりかな。」
さてっと、ギルド行ってみるか。
狩りに必要な物は家族に頼んだ。
ギルドではそういう人材も扱っていた。
受付を一人と一般事務を4人頼んで来てもらった。
ちなみに、就業時間は朝8時から夕方の17時までで昼に一時間の休憩がある。5日働いて2日休みのクリーンな会社を目指すのだ。
最初の仕事は、ギルドメンバーからの集金だ。
「今後仕事は段々と増えていくのでよろしくお願いしますね。ウチも今のうちに払っておきます。4ヶ月分を四人分でお願いしますね。」
なぜ4ヶ月分かというと、リアルで一ヶ月分だからだ。
「かしこまりました。」
よし、コレで人手が確保できたことだし押し付けていこう!
「なにか問題があったら、私かマスターに連絡してください。」
「はい、わかりました。」
礼儀正しくて良いことだ。
咲夜・ナナミ・スレインもインしてくる。
「さて本日は遠出をします。お弁当や携帯食料を持って今日行けるとこまでいきます。天音、転移門の座標は取ったね?」
「オッケーだよ。いつでもここに戻れるよ。」
「ではコレより、今後の為の城を見つける探索を行います。平原を抜けて南に真っ直ぐ行ってみよう。」
さて、この世界はどんな感じか楽しみだ。
道を歩きながら出会ったモブを倒しつつ先へと進んでいく。
コレは今後乗り物がいるな~。
やっぱり馬車かな?何人かは周囲の警戒のために馬で移動かな。
「なんか、移動用の面白い乗り物や魔法ない?」
皆に聞いてみる。
「精々いまは浮遊位ですね。飛翔はまだ先になります。」
と答えるスレイン、浮かぶだけじゃな。
「敏捷度上昇の魔法くらいかな。」
とソルティ。
やっぱり魔法はまだまだ先か…。
「今日のところは仕方ないね。転移門でもさすがに馬車とか無理だし、地道にいこう。」
てくてく歩いて進んでいく。
少し前から思っていたが、第一マップはチュートリアル専用のマップで第二マップはひとつの世界になってるっぽいな。
第三とか無いのかもしれない。
「嫌なこと思い付いた…。国と国の間だから、数日歩く必要があるかも…。」
「まあその時はその時だよ。狩りも多少できるし、戻りは一瞬なんだから。」
天音がそう言う。
「んー、てことは空間魔法持ちがかなり使えるな…。移送で金でも稼ぐか!冗談だがな。」
「荷物の移送ならある程度いけるよ。よくあるボックスの魔法あるから。まあ縦横高さが5m四方くらいだけどね。」
「ん?通常のアイテムボックス以外でか?」
「そうそう、言うなれば異空間の倉庫って感じだね。」
「生物は?」
「さすがに無理だね。」
「やっぱり馬車は無理か。なんか良い手段ないかなー。」
そこでスレインが答えた。
「クリエイトゴーレム試してみます?馬型が作れないかな?」
「ナイスアイデア!実験的にやってみよう。今からスレインだけ帰還して頑張ってみて。可能なら馬車で移動が楽になる!」
「わかりました。なかなか面白そうですね。」
狩り主体じゃないから、あまりLv上がらないからな。
移動班と分けることができる。
「ナナミと一緒でも良いぞ?」
「いえ、恥ずかしいので仕事がはかどらなくなります。」
ナナミも恥ずかしそうにしている。
初々しいな…。
付き合ってるにもタイプが様々だな。
ぶっちゃけ、歩くのだるいから成功を願っている。
戦斧にも連絡しておこう。
《もしかしたら馬車作ってもらうかもしれないから試作よろしく!》
すぐに返事が来た。暇なのか?
《わかったぜ。要望はあるか?》
《御者席が3人くらいで幌付き。周囲の確認用に窓が欲しい。緊急時に飛び出しやすい感じで。》
《わかった、すぐ試作する。》
やっぱ、暇だろコイツ…。
そんな感じで一日移動してみた。
約30㎞の移動じゃやっぱり着かないか…。
ただ周囲の風景は変化していった。
街道を歩いていたせいか、宿屋のようなのが点在している。
大体10㎞位おきにだな…。
さらに進むと田園地帯へと変わり街道沿いの村を見つけた。
畑に囲まれた豊かに見える村だ。
様々な野菜や麦が目に入る。
これは、城も近いかもと期待して村人に話かけたら…。
「領主様の住むとこまで一日、王都まで3日くらい掛かるっぺよ?」
と言われた。
訛ってて数回聴いたのはご愛敬だ。
ここから更に3日か…。
広すぎだろ!
天音の魔法でギルドに戻ろう…。
「進捗はどうだい?スレイン。」
「かなり難しいですが、多分できますよ。重要なのは魔力を流すときのようです。意識して流し方を変えたら部分を変化できましたから。」
目の前に試作したゴーレムが並んでいる。
手足の形が変わってたり複数あったり不気味だ。
「ほう、ただの魔法もやり方次第で強力になりそうだな…。」
研究班でも作ろうか…。
「とりあえず、コレ機密扱いにしよう。ギルド外と差をつけたい。」
「わかりました。今後は分かりにくい場所でしますね。メンバーにも内緒にしますよ。」
「お願い。今なら魔法失敗位の噂ですむから。」
マスター陣位には話しておくか…。
その後、事務処理したりマスターに報告したり
アンバランスに地下施設の作成を依頼のメール送ったりして寝る。
濃密な3日目がようやく終わるのだった…。




