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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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ギルドメンバーに説明しよう。

やっと、まともに近づいた…。

「やっと、まともに盾ができた気がするよ。」

リアル48時間以上かかってやっとまともまで持ってこれた。

ゲーム時間で約10日…。長かった…。


「まともですか?充分上手かったと思いますが?」

ナナミが訪ねてくる。

「最初は全部VITに振ったからね。武器持てなくてかなり苦労したんだよ。」

これまでの事を簡単に説明する。

「ひどいっすね。武器も持てないスキルも覚えられないなんて、かなりきつかったんすね。」

「だから、家族には感謝してるよ。」

一人だったら詰んでたと思う。

「さてっと、解体が無いってことは宝物庫でもあるんじゃないかな?探ってみよう。」

司祭の遺体は光となって消えてった。

解体があったら完全にグロだ…。


祭壇付近は取れるものも隠しているものも無かった。

「ここは司祭の執務室かな?」

「机には大したものないな…。」

日記や出納帳があるくらいで、大したものはない。

むしろ、ちゃんと記入してたのが驚きだよ…。

「こっちにあったっすよ。ありきたりっすね。」

絵画の裏に隠し金庫とか普通すぎる…。

「逆に何かありそうだから本棚が隠し扉だったり、床下の隠し階段探してくれ。」

「了解っす!」

さて、普通の隠し金庫か…。

「爆発前提で、強硬手段とっていい?」

「収入マイナスで良いならね!」

と、返事するアスタール…なら、ウッドの手が空くの待つか…。


「何もないっすね。自分の運が悪すぎない限り見落としは無いはずっすよ。」

「運が悪いっていうのは、ゼロの私を言うんだよ?

それは良いとして、開けてくれないか?」

「ちょっと待ってもらいたいっす。」

指先の感覚に集中してるのか、真面目な表情のウッド。

本職は違うな…。ダイヤルや周りを触りながら作業を進めていく。

やがて開けるウッド。格好いいじゃないか。

「こりゃ、咲夜が惚れるのも仕方ないか。」

「それはないっす!ただの幼馴染みっすから!」

「そうよ!誰がこんな奴!」

うん、顔が真っ赤なのが隠し切れてないよね。

バレてるんだよ。私の情報収集能力を嘗めないでもらいたい。

息子達ですら、生温い目線を向けてるぞ。

ご馳走さまです!!


「それはまぁ置いておいて。中身はどうだ?」

「かなり凄いっすよ?1000万位の現金っすね!」

「それっぽっち、はした金だな。」

「1000万ですよ?はした金はないでしょう?」

そう言う、咲夜に伝える。

「昼の宴会が、いくら掛かったか解る?」

「いえ、見当も…。」

「1000万で端金だって…。幾らっすか?」

「ざっと計算だけど、材料費で500万。備品のグラスや皿で500万位、料理人とかに支払う給料が一人辺り月100万の15人分。」

空気が凍った…。


「それ、リアルっすか?」

「日本語がオカシイけど、リアルだよ。」

「こんなん、幾ら稼いでも無理じゃないですか!!」

「安心しろ。今夜以降は材料費が一食辺り40万の予定だよ。皿やグラスはあるからね。」

「今回の収入は1000万しかないじゃないっすか!!」

「皆勘違いしやすいが私達だけが稼いでるんじゃないぞ?」

一瞬疑問の顔をするが、把握する4人。家族は理解済みだ。

「そういやそうっすね。全部で狩りしてるの1000人以上でしたね。」

「そうそう、一人辺り1日2000程度のもんで充分回るんだよ。」

初日の私達ですら、1日2万稼いだしな。

真面目に逆算したら、1日の稼ぎの10%以下で回る計算なんだ。

食事に住居に力量が高い職人まで囲えるという一石三鳥以上の計算になる。


「そういう計算したら、安いもんだろ?」

「そうっすね。腕の良い鍛冶屋は大事ですもんね。」

まったくもってその通りだ。

そんな会話しながら町に戻ると、他の初期メンバーから連絡があった…。

【騎龍さん、いろんなメンバーからギルドへの集金が高くないかって文句が出てます!!】

【ギルチャでそれはやめろ。18時頃にご飯食べながら話するから全員を食堂に集まってくれ!!】


さて、ご飯も食べたところで話するか…。

「さて、皆さん昼間の交流会は楽しんでいただけましたか?

新たな仲間と狩り等楽しめましたか?

さて、前置きはこれくらいにしてギルドの集金の意味を話したいと思います。

普通にログアウトや食事の為に大体皆さん幾ら使ってますか?

それをギルドで全て賄うことによって、格安で抑える意味があります。

皆さん、普通に狩りしてたら2万以上稼げるでしょう。

そこから宿代と食事代で5000は使っているでしょう。

そこを、ギルドに日に2000で済むように計算してあります。

職人への材料の持ち込みは普段と変わりませんが、費用は掛からないようになっています。

もちろん外で食べたい方は外でも構いません。

外の職人を使っても構いません。

しかし、集金は変わりませんのでお願いします。

ご理解とご協力をお願い致します。」


さて、ギルドがスタートして1日が終わったな…。

書面に纏めて計算しないとな…。マスターに報告書あげないと…。

戦斧と話も軽くしよう。倉庫に素材を貯めたいしな…。

やりたいことが多すぎる。

これからも、どんどん人を使っていくよ!

本日もまことにありがとうございます。

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