さぁ、転職だ!
攻城戦を描くと思った人。
残念ながら、飛ばしました!
だって、今まで通りで変わらないんだもん!
ただ、今までと違うとしたら抜けた人が情報の公開をしたせいか、相手も魔法の開発を行った事だろう。
町の外から始まる空爆や時間稼ぎの魔法や罠の数々は問題なかったと思った。
そう思い込まされただけかもしれないと思う。
数秒~数十秒の変化は解りにくい。
その後に、橋まで攻められた後が辛かった。悠長に構えすぎてたと思う。
2人や3人での同調して行う魔法が飛んできたから、違和感は確定となった。
範囲を逆算したら確定できる情報だ。
後々、攻略サイトを覗いたら書き込みされていた。
予想はしていたが、慌てて橋を目一杯使って防衛ラインを築くことにする。
段々と攻める相手に対応して防衛ラインを下げていった。
城門にて防衛そて時間を稼いだり、破壊するオブジェの所まで攻め込まれてしまった。
なんとか、そこで時間一杯まで持ち込むことができた。
次回は奪われる可能性が高いだろう。
まぁ、次回は防衛する気はないんですがね。
皆で3次転職をして、次に行く予定なんですよ!
次回攻めてきたときに誰も居ない。そんな城を見て、相手は何を思うだろうか?
それはそれとして、ゾロゾロと皆で冒険者ギルドへと向かっていく。
今回はちゃんとオーリも一緒である。
一応、何らかの事態が起こっても良いように半数は残した。
マスター陣で今回行くのは私と龍桜とドラッグスター
この間、一人残して大惨事になったからな。
あと、ドラッグスターへの詫びもかねている。
残された皆は全員がカンスト次第、3次転職の場所にいく予定だ。
合流できれば良いけど…。
龍桜がカウンターへと向かい、話をしている。
頷いた後に、龍桜の連合が全員消えた。
続けて私もカウンターへと向かう。
「すいません、3次転職に行きたいのですが。」
「畏まりました。同一連合全員が100レベルでしょうか?」
「はい、大丈夫です。」
「では、転送致します。御武運をお祈り致します。」
その瞬間、視界が真っ白に染まった。
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気がつくとそこは、先日来た花の咲き乱れる美しい光景が広がっていた。
「さーて、今日のピクニックは綺麗な景色を前にして食事を行い…。」
アスタールがハリセンで叩いてきた。
どっから出した、そんなもの。
そんなことをしていると、先に来ていた龍桜が話しかけてきた。
「良かった、全員一緒みたいですね。」
「うん、ほんと良かったよ。皆が揃うまで待とうか。」
さてさて、どんな試練を言われるか楽しみだ。
そんなに時間もかからずに、全員が集合する。
約1,500人。ハウスに残っているのがほぼ同数だが…。
私達が居ない間に大分減ったなぁ…。
まぁ、過ぎたことは仕方ないが寂しい気分だ。
皆で神殿へと進み、龍桜が天使へと話しかけた。
「試練を受けに来ました。よろしくお願いします。」
「ようこそ、人としての限界に到達した者達よ。
貴方達は人々を導く大いなる力を得る時がきました。
これより試練を与えます。
試練を乗り越え、人としての殻を破り、一段階上へと進化を遂げるのです。」
「何をしたら良いんでしょうか?」
「ここの地図と、達成すべき10の試練のリストをメニューにて確認できます。頑張ってください。」
メニューを確認するとマップとリストが反映されていた。
良かった、1500人が話す必要なくて…。
龍桜が戻ってきて私たちに告げた。
「終わりましたよ、次の人はどうぞ。」
「大丈夫だよ、全員表示されるようになってる。
もうここには用はないから、さっそく作戦でも練ろう。」
龍桜が「えー!」と言っていたが、まぁほっとこう。
さて、どうするかね…。
試練は一人10個だけだが、職業によって様々な変更があるようだ。
全部で試練は100種類といったところだな。
まぁ、大体似たようなものが多いが…。
例えば私の場合。
中央の山に住む飛竜の討伐をして皮膜を集める。
同じく中央の山に住む地龍を討伐して角を集める
南方の火山に住む火龍を討伐して牙を集める。
東方の海に住む海龍を討伐して鱗を集める。
上記4種を使って全身鎧の作成。
西方の一番高い山に住む風龍を討伐して骨の入手。
骨を使って槍の作成。
祠へと潜り、一番奥の祭壇へ槍と防具の奉納。
北の最果てにある黄金の果実を取ってくる。
黄金の果実を食べ、神族へと至る扉を守護する番人の討伐。
といった感じだった。
とりあえず、龍騎士に龍の討伐をさせて良いのだろうか?
疑問は尽きないが、指示されてるのだから気にしないでおこう。
ちなみに、最後の3つは全員共通だ。
さて、どんな順に回れば早く行けるかな…。
地図とにらめっこして考える。
今夜は眠れないな!
本日も誠にありがとうございます。