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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
1/159

7日前

はじめまして。

初作品です。

様々な試行錯誤のため、本文は変わります。

使い方を学んでる途中です。

「家族会議を始める。」

私は腕を組み合わせ、どこかの司令のような体勢で家族に告げた。


「どこの司令だよ。死ねばいいのに。」

「はいはい、いつものことだよね~。」

「家族会議の意味ある?大体わかってるよね?」


私の家族は相変わらず優しいようだ。

上から順に、妻・長男・次男である。


死ねばいいのにって、経験値を下げろってことですね。分かりたくありません!

軽く流す長男。私の血を引いてるのを実感するなぁ…。

次男、その言い分は判るが…。すり合わせは大事だと思うんだ…。


私は、威厳を込めた気分で家族に告げた。

「父親の威厳、ゼロだよね!」


その返事は省略させてもらいたい。

なぜなら、目から汗が止まらないから…。


目から流れ落ちる汗を拭い、私は家族との話し合いを進める。

「世間にVRが広まって、ようやく待ちに待ったMMO開始まで一週間となった。それぞれのやりたいこともあるだろうから、話し合おうと思うんだ。」


[リアルな世界と第2の人生をあなたに…。]

というキャッチコピーで販売される予定の鳴り物入りのVRMMOである。


私はこれを心待ちにしていた。

TVを眺めながら、日々夢想したものだ。


それは置いておいて、公表されてるシステムを少しだけ話そう。


キャラクタークリエイトの自由度はある程度確保されている。

身長や体型や髪型だな。カラーバリエーションも多数ある。

好みの見た目を作成することが可能だ。

とはいえ現実から逸脱しすぎると、酔ったり動きが悪くなるので注意が必要だ。


そこから更にスキルや能力値の振り分けをし、千差万別の組み合わせが可能だとか記載されていた。

普通に考えればSTRで物理的な筋力とかをあげたり出来るが、所持スキルによって変わるらしい。

ダメージや所持重量の変化もスキルの熟練度で変わってくる。


更に近接の武器スキルだけで細かく分けると、[剣・槍・弓・格闘]の4種。そこからの派生(進化)で両手剣や刀、三節根、クロスボウ、短剣術等々進化するらしい。


魔法なら、地・水・火・風の四元素と光、闇、空間。進化による複合のマグマや火の上位の焔や水の上位の凍などがある。

その上クエストで覚える隠しスキルがあったり、ステータスによって覚えられなかったり複雑である。


そこに生産系スキルを考えると、訳わかりません!

そこまで複雑になってくると、家族の4人では手が足りない…。

それは仕方ないので、生産主体でやってるキャラクターを後々勧誘していこうと計画している。


家族が生産したいというなら、協力するつもりではいるのだがな。



「事前情報で判明している通り静脈認証や網膜認証があるから、2アカができないんだよ。

4人で出来ることには限度がある。

だからこその、家族会議なんだよ。」


私の発言に納得するのか、頷く3人。

今までのPCゲームだと、私が2PCで生産系の両立とかが普通だったからな…。


「いつも通りなら、私が盾。嫁がヒーラー。二人で火力だろ?

今回、変更したい人がいるなら、今のうちに話し合った方がいいと思うんだがどうだろう?」


そこで、長男が口を開いた。

「あぁ、今回は割りとマトモにいこうと思うんだ。

切り刻んで、ヒャハハって高笑いするようなのは飽きた。」


上記の発言からわかる通り、長男は少々考え方が変わってる。

家族として、演技なのがわかってるんだが。見るたびにドン引きである。

しかも、ゲーム毎にキャラが変わってる。

三回前は、ネカマの清楚系だったかな?

流石は、私の息子だ!器用にも程がある。


というか、私自身の黒歴史を見せられてる気分になる…。

可愛い服装がしたいからと、女キャラを主に使っていたあの頃を思い出す…。

グフッ!私のハートにクリティカルダメージ。

父は瀕死だww


「というか、今回は普通でスタートしない?

盾・回復・近接火力プラス補助か遠距離火力が良いと思うな。

遊びのネタはいつでも出来るけど、家族で楽しくゲームをするのは親父の夢だからね。」

私の内心を気づかず、そう言ったのは次男である。


優しい発言をするように見せかけながら、内心で何を考えているやら。出し抜かれないように気を付けなければならない。

なにげに腹黒いからな…。

流石は私の息子である。父にはバレてるけどな!


それは置いておいて、私もその構成がベストだと思っている。

しかし、確認は大事である。

生産がしたかったり、希望の職が被る場合もあるからな。


「私もそれでいいと思う。

バッファーの重要度次第って一文が入るがね。」

様々なゲームをしてきたが、大抵のゲームではバッファーの意味がないパターンは多い。

もしくは、回復と混同されてる場合も多い。

自己補助ですむ場合も多いのだ。


息子達が生まれる前なんて、盾と回復だけでやっていたもんだ。

友人だと、二人とも火力とか居たなぁ…。


そうして考えていると、長男が口を開いた。

「なら、俺は近距離火力がしたいな。今回は英雄のように熱いキャラをしてみたいんだよね。」


続いて、妻が言う。

「あたしは、いつも通り回復かな?

痛そうだから、ダメージ受けたくないしね。」


ウッカリ私は忘れていたが、VRMMOであった。

ダメージが入った場合、痛みがあるかもしれない。

妻に痛い思いはさせられないので、その意見に賛同する。


「その方がいいかもね、いつもやってきたから慣れてるだろうしね。

ということで、すまんが次男。盾と遠距離火力のどっちがいい?」


私の言葉に、次男はあっさり答えた。

「痛そうなのは全部親父が受け持てばいいじゃん。

今までもそうだったしね。」


やっぱり、一番腹黒いのは次男だったらしい。

ニヤニヤ笑いながら言ってきた。

兄を見てきたせいか、なかなか要領がいいようである。


こう言われては、父として引き下がれないのがわかってるのだろう。

予想通りだから、私もにこやかに答えた。

「盾は立ち位置や、攻撃を流したりするのに技術が必要だからな。

次男は後方でなにも考えずに遠距離してればいいよ。

フレンドリーファイアだけは気を付けろよ?」


そういう私に頬をひくつかせながら、次男が口を開く。

「僕がそんなこと今までしたことないって解って言ってるよね?」


当然ながら、父であるから解ってる。

息子が小さいときにゲームできなくて、泣きながら押し付けてきたのを思い出す。

配管工のゲームを、仕事に疲れた体に鞭打ってクリアしたりしたのも良い思い出だ。

成長して一人で出来るようになったあの頃は可愛かったなぁ…。

とても懐かしい…。

あの可愛かった3歳児が、口答えするような歳になってしまったか…。

年月が過ぎる速さを考えつつ心で思う。

感慨深いものだ…。


そんな次男の反論を聞き流しながら、進行を進めていく。

「つまり、今まで通りってことだな。分かりやすくていいな。」

私は締めの言葉を紡ぐ。

「最強などとは、さすがに言えないが。

前線に出れるぐらいのパーティーになりたいと思う。

一緒に頑張ろうな。」


私の一言に、3人が答えた。

「それぐらいは問題ないでしょ」

「誰が育てたと思うんだか。」

「一番遅れるのは時間がとれない親父でしょ?

足引っ張らないでよね?」


私の趣味を理解してくれる素晴らしい家族を持ったものだと思う。

染めたとも言うがな!


そんな優しい家族に私は一言告げた。

「有給使って、ゲーム開始日から9日間休みにしたから!

ガッツリ狩りまくれるぜ!」


そんな私への返事は予想通りだった。

「「「死ねばいいのに!」」」


仲が良くてなによりだ。

変な文章、よくわからない設定で投稿される場合があります。

投稿されたら、「あぁ、酔っぱらいか」

位の気分でいてください。

今後とも、よろしくお願いします。

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