仏大西洋岸に“ハロル”再侵入
……もう、いいもん。
お山のあっちでも……、こっちでも……、みんなでわたしをどかすから。
だから、ここ!
海のそば。
「……ここで……くらすもん……」
光るわっかをぴか……ってすると、まわりの石も、少してかてかする。
石のかげから、もじゃ……ふさ……って、毛みたいなのがふわふわしてる。
みどりと、くろの、ふわふわ。
「……うみの……かみのけ……?」
さわるとつるん、ぬるん、としてる。
ちょっと、くすぐったいかも。
「……かわいい……」
ちぎれないように、そーっと、はしっこから。
あむ。
……おいしい。
しおの、におい。
よるの、あじ。
おなかのなか、ぽわ……って、する。
「……おなか……ずっと……すいてた……」
もじゃふさ……いっぱいいる。
いしに、ぺた。
くいに、ぺた。
「……だいじょうぶ……ちゃんと……たべるから……」
あむ、あむ。
ひとつずつ。
でも、とまらない。
だって、ここ、だれもこない。
おこられない。
どかされない。
「……もう……ここ……わたしの……」
夜のひかりが広がって、のりのこたち、
ゆら……ゆら……。
ごめんね。
でもね、
わたし、いきるの、
これしか、しらない。
だから、たべる。
たべて、ここに、いる。
だれかが、また、見つけても。
「……もう……にげないもん……」
ここで、ここでだけは、おなかいっぱいに、なりたいの。
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仏大西洋岸に“ハロル”再侵入
シャラント=マリティーム県沿岸、天然海藻採取に深刻な打撃
【1月13日 オレロン島=《スッド・ウエスト》特派】
フランス西部、シャラント=マリティーム県の沿岸部で、未確認発光生物「ハロル」が再び確認され、冬季に行われている天然海藻の採取活動が大きな影響を受けている。
県当局および漁業関係者によると、干潟や浅海域に自生していた海藻群落が一夜のうちに消失し、今季の操業計画の見直しを余儀なくされているという。
被害が確認されたのは12日未明。
オレロン島北部からレ島周辺にかけて、複数の地点で異常な発光が観測された。
「夜の干潟が光り、朝には岩が裸になっていた」
夜間に沿岸を巡回していた採取業者の一人は、当時の様子を次のように振り返る。
「潮が引いた干潟の向こうが、ぼんやりと光っていました。異様だと思って、朝になって現場を見て言葉を失いました。いつも海藻がびっしり付いている岩や杭が、きれいに裸になっていました」
県の調査によれば、岩礁や係留設備、簡易作業用の構造物に目立った損傷はなく、消失したのは海藻の藻体部分のみだった。
専門家は、今回の食害を昨年9月にフィニステール県南部レスコニル沖で発生した天然ケルプ食害の延長線上にあるとみており、「同様の夜間の発光、均一な摂食痕、そして特定部位だけを選んで食べる傾向が共通している」と、フランス国立海洋開発研究所(IFREMER)のルネ・グラール博士は分析した。
■高級食材・化粧品原料に影響 冬の仕込みに暗雲
シャラント=マリティーム県では、海藻採取は高級食材や化粧品原料として利用される天然資源を支える重要な仕事として、年間を通じて行われている。
オレロン島で家族経営の採取業を続けるジャン=リュック・ペレ氏(49)は、不安を隠さない。
「量は多くないが、質の良い藻が採れるこの時期が一年で一番大事なんです。これがないと、取引先との契約も、今年の製品計画も成り立たない。小さな仕事に見えても、止まれば影響は大きい」
■県当局、沿岸調査と立ち入り制限を実施
県庁は影響を受けた海域の一部で臨時の立ち入り制限を設け、採取作業の一時中断を要請した。
また、IFREMERと連携し、他地域で報告されているハロルの食害事例との関連性について調査を進めている。
担当者は記者団に対し、「現時点で人への直接的な危険は確認されていないが、生態系および地域経済への影響は無視できない」と述べ、状況を注視する姿勢を示した。
■沿岸部に広がる不安
現場周辺ではその後も断続的な発光が報告されており、関係者の間では「ハロルがこの海域を認識し、しばらく留まる可能性がある」との懸念が強まっている。
冬の静かな操業期に起きた異変は、シャラント=マリティーム沿岸の小さな、しかし確かな産業に、重い影を落としている。
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【悲報】仏大西洋沿岸で海藻10トン食害 ハロルスレPart41【フランス定住か?】
1 :名無しさん
10トン食害ってマジかよ
2 :名無しさん
10トンって何?
冷静に考えて
質量保存の法則成り立ってないだろ
3 :名無しさん
お前らはいまさら何言ってるんだ
食害規模がヤバいのは前からだろ
4 :名無しさん
いや
一回落ち着いて考えると
明らかにおかしい存在だろ?
食い尽くす規模が人間の理解超えてる
5 :名無しさん
だから科学者が捕獲しろって言ってただろ
それを駆除駆除ってみんなで決めたろ?
6 :名無しさん
対症療法のツケをフランス沿岸経済が払ってる
7 :名無しさん
海洋環境でも生存可能
食料源を多角化してるってことだよな
8 :名無しさん
このまま沿岸に沿って移動する可能性ある?
9 :名無しさん
こっちに送り返す前に海洋王国が特殊訓練を施したんだろ
10 :名無しさん
陸の食料危機に続いて
水産物までやられるのはキツすぎる
11 :名無しさん
粘液が腐食性って話
海に広範囲残留したら生態系と海洋汚染どうなるんだ
12 :名無しさん
逆に海洋で別の生態学的役割を果たしてる可能性はないのか?
そもそも最初は海から来たんだろ?
13 :名無しさん
ノリや海藻の食害は日本の水産業にとっても他人事じゃない
来たら一瞬で沿岸経済崩壊する
14 :名無しさん
そうなったら潮の流れ読んで
ハロル来ない場所に網張るとか
漁師の知恵でできることからやるしかない
15 :名無しさん
>>12
もし特定の有害藻類を優先的に食うなら
その「サービス」と損失を比べて
養殖や資源管理を再設計する必要あるかもね
16 :名無しさん
このUMAが海を渡ってアジアに来ないよう
検疫と海洋監視を最優先にしろ
17 :名無しさん
おかえりハロル!
スペインでのクリスマス休暇は楽しめたか?
18 :名無しさん
笑えねえ
完全に戻ってきてるじゃねえか




