仏漁船「L’Espérance XVI」が先月7日から行方不明
……今日は畑を、すぃーすぃー。
土のにおいが、あったかくて、からだの中まで、じんわりしてくる。
「……おいしいの……ある……?」
むにゅ……って進んで、葉っぱの影をのぞいた、そのとき、
後ろのほうから、ごろ……ごろごろ……って、重たい音がきて、
「……え……?」
おおきい……すごく、おおきいのが、来る……。
むぎゅー……っと、からだが押されて、土が、ぐぐ……って、せまって、
うわぁ……って思ったら、まっ暗で、なにも見えなくなった。
体がぺたんって、なっちゃった!!
こわい……けど、つめたくない。
土、やわらかくて、ふとんみたいで、ぎゅってされてるのに、いたくない。
つのの先が、ぴか……って光って、ひかる輪っかが、ふわっと広がる。
「あ……」
……あれ?
ここ……土の中……?
「……もぐらさん……?」
なんだか、知ってる気がして、えほんのこと、思いだす。
みんなで読んだ、もぐらさんのえほん、くらい土の中をモグモグ進んでた。
うにょうにょ……
まわりを見たら、ちいさい、虫さんがいっぱい、いっぱい……。
「……わ……」
こわくない。
みんな、うにょうにょうって動いてるもんね。
わたしも……
うに……
うに……。
「あ……むしさんといっしょだね……」
からだを動かしたら、土が、する……って、ひらいて、
すー……する……。
「……わたし……つちのなか……楽しい♪……」
つのの光をすこし小さくして、もぐらさんみたいに、虫さんみたいに、土の中を、うにうに……すい……っと、進んでいく。
上では、まだ、ごろごろ、してる気がするけど、
ここは、だいじょうぶ。
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仏漁船「L’Espérance XVI」が先月7日から行方不明 船長を含む5人 海上当局が情報提供を呼びかけ
【10月7日掲載】
フランス西部のサン=ジャン=ド=リュズ港を出た漁船「L’Espérance XVI(レスペランス16)」が、沖合の深い海域で連絡が取れなくなり、1か月にわたり行方不明となっています。乗っていたのは船長を含む5人で、海上当局が周辺海域の情報提供を呼びかけています。
海上当局によりますと、行方が分からなくなっているのは、先月7日未明に出港したメカジキ漁の漁船で、同日午前に「漁を始めている」との連絡を最後に通信が途絶えたということです。以後、衛星電話や位置情報の発信は確認できていません。
当局は航空機と巡視船を出して広い範囲を捜索していて、漂流物や救命いかだを見かけた場合は最寄りの海上救難センターに連絡するよう求めています。
家族は「無事を信じています。少しでも手がかりがあれば知らせてほしい」と話しています。
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【バスク沿岸】メカジキ漁船が行方不明に【捜索】
171 :名無しさん
メカジキ漁船 先月7日から連絡取れず
[記事リンク: L'Espérance XVI Disparition en Mer]
もう1か月たつか
172 :名無しさん
残骸も浮き輪も何も出てない
173 :名無しさん
あの日そんなに海荒れてなかったよな
天候理由じゃ説明つかん
174 :名無しさん
深場で消息断つと
本当に手がかり残らないんだな
175 :地元漁師
船長は無茶する人じゃない
あの海域も何十回も行ってる
急な嵐でもなかった
何があったのか本当に分からない
176 :名無しさん
それ聞くと余計に不安になるな
事故以外の可能性考えてしまう
177 :名無しさん
家族のこと思うとつらい
何か一つでも見つかってほしい




