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ドーバー海峡で“長い光の帯” 

……ちゃぷ。

お水、ひんやり。

でも、いたくない……きもちいい……。


ふわぁっと、あたまの上で、光のわっかが、ぽよ、ぽよ……ってしてる。


「……ん……ここ、どこ……?」


わかんない。

なにも、おぼえてない。


でも――


「……おなか、すいたぁ……」


これだけ、すっごく、わかる。

おなかが、きゅーってして、なんだか、なくなっちゃいそう。


長いからだを、ゆらってうごかすと、うえのお水が、きらきら光る。


あれ……?

うえに、白いひかりの、ながーい、すじ……できてる……


「……あ……わたしの、ひかり……?」


ふわぁ……

なんか、きれー……

えへへ……。


すぃー……ってすすむと、光のすじも、すーって、のびる。


「……ながい〜……♪」


たのしい……。

けどすぐにまた、


「……おなか……へったぁ……」


おいしいにおい……ないかな……

ない……ぜんぜん、ない……


つのを、ふるふるってしたら、お水のながれが、ちょっとかわった。


「……こっち……?」


なんとなく、そっちに行きたくなった。

わけは、ない。

でも、そっちがいい気がしたの。


くるん、て体をむけたら、上の光のすじも、くにゅってまがった。


「……へへ……まがったぁ……」


うれしくて、またすぃーってすすむ。


でも――

でもね……また……


「……ごはん……ほしい……やだぁ……」


おなかが、ぺこぺこで、体が、ぷるぷるしちゃう。


そのとき、上から“なにか”の気もちが、ぱちぱちって、ふれた。


こえは、きこえないのに、こわがってるみたいな、ざわってする感じ。


「……? なぁに……?」


わかんない。

でも、こわくは……ない。

おなかのほうが、ずっと、ずーっとつらい。


だから私は、光のすじをひきながら、ゆっくり、お水のなかをすすむ。


「……ごはん……たべたいよぉ……」


ふら、ふら……

どこまでも……



──────────────────



ドーバー海峡で“長い光の帯” 夜明け前、西へ伸びる様子を釣り人が撮影


【ロンドン=8月29日】

未明のドーバー海峡で、細長い淡光が水面をなぞるように現れ、西方向へゆっくり伸びていく様子を捉えた映像が、釣り系チャンネル「Channel Anglers UK」に公開された。


序盤は岸壁での夜釣り。公開から約13分、視界の先に乳白色の筋がにじみ、数十メートル規模から数百メートル級の帯へと拡張。海面は穏やかで、光だけが航路中央付近からフランス、カレー方面へ向かうように“にじむ”様子が映る。


「一本の帯が少しずつ西へ。20分近く続いて、途中で向きがガクッと変わる瞬間もありました。正直、あれは何だったのか分かりません。意思をもって泳いでいるように見えました」(撮影者)


コメント欄ではプランクトンの発光や工場灯の反射、船の残光航跡など複数の見立てが飛び交い、正体をめぐる議論は紛糾している。動画を見る限り、確かに意思を持って泳いでいるように見える今回の光の帯。ロワールにはUMA目撃証言や伝説が存在しないとされるが、もはやそれは過去の話になりそうだ。



──────────────────



【速報】ドーバー海峡に光の帯…おまえらこれUMAだよな?【未確認海洋生命体】



1 :名無しさん

 ドーバー海峡の光、どう考えても潜水ドローン。UMAじゃなくてUMO(未確認水中物体)でしょ。


2 :名無しさん

 普通にプランクトンのブルームだから。はい解散。


3 :名無しさん

 プランクトン万能説やめろw

 “にじむ光”がどうやってできんだよ。


4 :名無しさん

 方向転換してる時点で自然現象じゃない。潜航艇が海底生物を刺激して光らせてる線が強い。


5 :名無しさん

 潜航艇説推すなら、光の強さと波形の説明も頼むわ。帯状の均一さが逆に不自然なんだが。


6 :名無しさん

 霧の反射で全部説明つく。光源が動くだけで“帯が曲がる”ように見えるのは普通。


7 :名無しさん

 その霧反射説、光源が何か言わないと信用できんぞ。

 漁船のライトで海峡全体照らしたって言うのか?


8 :名無しさん

 お前ら真面目に考えすぎw

 AI生成動画だって。最近多いパターン。


9 :名無しさん

 すぐAI扱いするやつ、だいたい証拠持ってこないのなんで?


10 :名無しさん

 あの動きは自然現象じゃない。明らかに“意図的”。

 兵器輸送か、新型監視技術の実験。これ以外ない。


11 :名無しさん

 生物兵器が光の帯引きずって泳いでんの?どういう運用想定だよw

 兵器を海峡で光らせながら運ぶ必要ないだろ。


12 :名無しさん

 西に向かったって情報、軍事的に見ればむしろリアル。

 NATOのステルス潜水ドローンの可能性、高いと思うね。


13 :名無しさん

 >>10

 >>12

 軍事厨落ち着け。

 深海生物の行動変化や潮流異常の方が現実的だろ。なんでも軍事に結びつけすぎ。


14 :名無しさん

 ※この書き込みは削除されました(未確認情報の拡散)


15 :名無しさん

 >>2

 >>6

 自然現象派が元気だけど、じゃあなんでロワール側に類似ケースの記録がひとつもないんだ?

 潮流で説明できるなら何件かあってもいいだろ。


16 :名無しさん

 観測例が少ない海域なんていくらでもある。

 “記録がない=起きない”って考え方は危険。


17 :名無しさん

 >>3

 プランクトンでも帯状になるよ。夜光虫の群れの動画見れば分かる。

 方向転換は潮目が変われば普通に起こる。


18 :名無しさん

 潮目で“数百メートル級”が一瞬で折れ曲がるの見たことあるならソース頼むわ。

 ほんとなら世界中の研究者が群がるぞ。


19 :名無しさん

 巨大生物説が一番ワクワクする。

 理屈はいったん置いておけ。ロマンが正義。


20 :名無しさん

 お前みたいなのがUMA界隈支えてんだろうなw

 でも嫌いじゃない。


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