8月7日
8月7日、真人は目を覚ました。目を覚ますと、河童は空を見上げている。空を見上げて、どうしたんだろう。やって来た時代の東京を思い浮かべているんだろうか? あの頃の空は、今の空を変わっていないんだろうか? 昔はもっときれいな空だったんだろうか? 富士山が良く見えたんだろうか?
真人は不思議に思っていた。昨日から河童が閉じこもっている。どうしてだろう。昨日、何か思った事があって、悩んでいるんだろうか?
「どうしたの? 昨日から閉じこもってるよ」
「何でもないよ」
だが、河童は何も言おうとしない。真人は首を傾げえた。
「そっか・・・」
真人は下に降りていった。その間中、真人は考えている。何かあったんだろうか? まさか、平和記念日の様子を見て、何か思ったんだろうか? その理由が全くわからない。
朝食を食べ、歯磨きを終え、真人は戻ってきた。真人は今日も自由研究を続けていた。容量が多くて、なかなか終わらない。本当にこの時間までにできるのか、不安になってきた。だが、進めなければ。
「うーん・・・」
真人は悩んでいた。本当に今月までにできるんだろうか? 自分は無謀な自由研究を作ってしまったんだろうか?
「自由研究、はかどらないなー」
気晴らしに、真人は河童に話しかけようとして、近づいた。だが、河童は真人を引き離した。どうしたんだろう。今まで仲良く接していたのに、どうしたんだろう。
「もうほっといてよ!」
「どうしてこうなってしまったの? 話してよ・・・」
すると、河童は重い口を開いた。何か理由があるんだろうか? 早く話してほしいよ。
「どうして人って、戦争を起こすのかなって。あんなに友好的なのに」
真人は思った。やはりあの平和記念日の映像を見て、何かを感じたんだろう。これも大きな課題だな。これも自由研究に絡めていきたいな。
「うーん・・・。自分にもわからないよ」
だが、その理由は真人にもわからない。河童は下を向いた。真人にもわからないのか。どうしよう。その答えが全くわからない。
「それで悩んでたんだね」
「うん。人間って、ひどいなと思った」
河童は、昨日の平和記念日の映像を見て思った。人間って、どうして戦争なんてするんだろう。友好的に接するべきなのに。河童はその理由が全くわからなかった。家族にもわからなかった。どうしよう。答えが見つからないよ。
「僕も思うんだ。どうして人って争うのかなって」
真人も、昨日の平和記念日の映像を見て、そう思っていた。なかなか答えが見つからない。両親にもその理由を聞きたいな。わからなかったら、どうしよう。
「真人もそう思うんだね」
ふと、真人は思った。夏江に聞いてみよう。夏江はもっと生きているから、夏江に聞けばわかるかもしれない。
「ちょっとお母さんに聞いてみようかな?」
「そうだね」
真人は再び勉強を始めた。河童は暖かい目で見ている。戦争をする意味の答えがわかれば、きっといい自由研究ができるだろうな。来月、真人の同級生はきっと驚くだろうな。
正午ぐらいになって、おなかがすいてきた。今日の昼食は何だろう。真人は昼食の事を考えていた。
「真人ー、ごはんよー」
「はーい!」
真人は1階に向かった。河童はその後姿を見ている。夏江はその理由を知っているんだろうか?
真人はダイニングにやって来た。今日の昼食は冷やし中華だ。とてもおいしそうだな。
「いただきまーす!」
真人は冷やし中華を食べ始めた。とてもおいしい。
「おいしい!」
テレビでは全国高校野球選手権大会の中継が流れている。高校球児はとても頑張っている。その頑張りを見て、真人は思った。強くなりたいから、人って戦争を起こすんだろうか?
「ねぇ母さん」
「どうしたの?」
夏江は横を向いた。何か聞きたい事があるんだろうか? 真人はあまり何かを聞こうとしないのに、どうしたんだろう。
「どうして人は戦争をしちゃうのかな?」
「うーん・・・」
夏江は深く考え込んでしまった。とても難しい質問だ。どうして戦争をするのか。戦争はしてはいけないのに。
「答えてよ!」
夏江は悩んでいる。真人は驚いた。こんなに悩んでいる夏江は見た事がない。どうしたんだろう。
「私にもわからないのよ・・・」
「そうなんだ」
夏江は思った。どうして真人はそんな事を考えるようになったんだろう。まさか、自由研究のネタにしたいんだろうか?
「どうしてそんな事を考えたの?」
「何でもないよ」
だが、真人は言おうとしない。夏江は深く落ち込んでしまった。どうして真人はこんな事を考えてしまったんだろうか? 昨日の平和記念日の様子を見て、そう思ってしまったんだろうか?
「どうしてそんな変な事言うのかしらね」
「本当に何でもないんだよ」
だが、真人は何も言おうとしない。あまり理由を言われたくないようだ。
「そう・・・」
真人は冷やし中華を食べ終わった。
「ごちそうさま」
すぐに真人は立ち上がり、2階に向かった。その後姿を、夏江はじっと見ている。今さっきの真人の質問が心に重くのしかかる。どうして人は戦争をするのか。とても難しい質問だ。どうして真人はこんな事を考えるようになったんだろうか?
真人は2階に戻ってきた。すると、河童が真人のもとにやって来た。その理由を聞こうと思っているようだ。答えが見つからなかったのに。河童はどういう反応をするんだろう。真人は下を向いていた。
「どうだった?」
「わからないって」
それを聞いて、河童は下を向いた。夏江にもわからないのか。わかると期待していたのにな。
「そうなんだ・・・」
「これも自由研究の中での研究対象かもしれないね」
「うん」
だが、真人は頭を抱えた。自由研究でこんなに考える事がいっぱいになるとは。本当に今月中にできるんだろうか? 不安だけど、やらなければ。
「いろいろと考える事がいっぱいだね」
「そうだね」
真人は思った。こんな夏休みになるなんて、全く想像できなかった。河童と出会った事で、いろんな事を知る事ができた。本当に感謝している。
「この夏休みは考える事がいっぱいだなー」
「確かに」
真人は外を見ていた。今年の夏休みは、いつも以上に楽しいな。だって、河童に出会えて、東京の歴史を調べるうちに、東京がもっと好きになってきた。これから東京は、日本は、世界はどうなっていくんだろうか? 平和な未来が待っているんだろうか?
「こんな夏休み、初めてだなー」
「僕と会えるのも、初めてだからね」
ふと、真人は思った。今年の夏休みは例年に比べて忘れられないものになりそうだ。その為には、もっと忘れられない思い出を作ろう。
「この夏を、大切な夏にしようね」
「うん」
河童は空を見上げた。300年前の空と一緒だ。だけど、江戸はこんなに変わった。だけど、変わらないものって、平和への想いぐらいだろうか? もっと変わらないものが他にあるんじゃないだろうか?




