超絶久しぶりに“本”を買った件について
日記にすら思える、日常の1コマ(について)なので、短編にしました
最近、久しぶりに“本”を買いました。
紙でペラペラするあの“本”です。
スマホでぴっぴってやる本じゃくて、ペラッペラの本です。
とても久々な感覚でした。
あの、紙の本でしか見ることのできない、色味と言いますか、文字の大きさとか、付いているカバーとか。
全部が久しぶりで、別に紙の本なんて家に沢山ありますけど、でも、自分の足で店まで行って、紙の本を買うという行為自体久々だったのもあり、なんだか変に気分が高揚しました。
お目当ての本は買えなかったんですけど、二冊、自分が好きな作家の作品を購入して、本当はネットで読めるというのに、衝動買い、ってやつでしょうか?
最近(数年間)はずうっとスマホとかで小説を見ていたので、画面じゃない紙を見るというのが、なんだか原点回帰みたいで童心に帰れます。(思い返せば数ヶ月前に何本か、知り合いから紙の本を読ませてもらってたんですけど、自分のではなかったのでノーカウントで)
――皆さん。
紙はいいものですね……!
むかしは全部紙で読んでいたのに、いつの間にかテクノロジーに染まってしまって(悪いことではないんです)。
読めば同じ内容ですけど、『紙で読んでみたいな』、という感覚は大事にした方がいいかもしれません。
いや、夜に暗い部屋で布団に包まれながら見る電子書籍も、至福のひと時と言えばひと時なんですけど……最近は小説を読むこと自体めっきりだったので、しばらくは読書時間でも設けてみようかと思います。
ほら、きっと電子書籍だったから読む気が起きなかったんです。
電子だと見ている媒体が誘惑の塊みたいなものなので、ついついそちらに流されて、気が付いたら遊んでいたり、スポーツの試合見てたり、読書に専念できない環境揃い踏み。
はっきり言って、あれもこれも出来るほど自由な時間はありませんから、取捨選択、読書を取るか他の趣味を取るか、決めなければいけません。
しかし、目の前に紙の本一冊だけが置かれていたら、選択肢は『読書をする』以外にありませんよね?
やはり紙……紙が全てを解決する……!
――――――――――
そういえば自分、むかし買っておいたのに読んでない本がいっぱいあるんですけど、部屋はそれほど汚くありません。
なぜかというと、全部電子書籍だからですね。
現物がないんですから、どれだけ高く積もうとしても薄っぺらいスマホ一台で済みます。
その分データとして積みあがっていきますけど、『あの本どこだっけ……』とか、『この本どこにしまおう……』とか、『うわ、この本埃被ってる。拭かなきゃ(使命感)』みたいなことから解放されて、結構快適です。
パソコン関係もコードレスにして快適になりましたし、たとえばイヤホンとかも、ワイヤレスにすると品質は落ちるのかもしれないですけど、外でも使えて、自由に部屋の中を移動できるので、と快適要素満載。
小説は紙がいい、という意見も度々聞きますけど……利便性とか様々な観点から見るに、どちらを選ぶかは人によって差が出るのかなと思います。
それも1つのカタチですので、互いに認めあって欲しいなあ、と。
……ここだけの話、やっぱ小説を紙で読んでる人って玄人感でるので、私も紙で買って自慢じゃないですけど(本に詳しくなさそうな友人には自慢します)、外に出歩くときはカバンに忍ばせていたり。
あともう1つ。
思ったのが、やっぱライトノベルって値段高くないですか?ということ。
別に非難したいとかそういう意味ではなく、普通に高いなーって思いました。
比較対処は電子書籍なので、紙のライトノベルだったら安いのかもしれません。
……娯楽か文学の知見か。
娯楽の方が高いのは、いまもむかしも相変わらず、むしろ、現代の方がその傾向は強い(調べてないので実際は逆かもしれませんが)ですから、ある意味で当然なのかもしれませんね。
――てなわけで取り敢えず、まだ読み切っていないので近いうちにパーッと読んじゃおうと思います。
以上、なんてことはない日記みたいなエッセイ(?)でした。おしまいおしまいー