40気ままな旅に出ます
倉庫の魔法陣に入るとそこはダンジョンの中だった。
俺は探知のスキルを使った。
エンシャントドラゴンを倒した時の龍の鱗というアイテムで獲得したスキルだ。
探知の魔法でここがダンジョンの第1層なことがわかった。
そして通常のダンジョンと同じく地上への出口の階段もあった。
もちろんすぐに地上に出る。
すると。
「ダ、ダンジョンからの生還者だ!」
「本当だ!」
そうか。確か最果てのダンジョンは危険過ぎる為に絶えず見張りが付いている。
過去高みを目指してこのダンジョンに挑んだ者は多数いたが、無事帰還した者はいない。
だが、それでも挑む者はいるし俺の様に追放刑でダンジョンに送り込まれる者もいる。
そのダンジョンから帰還者が現れたのだから大騒ぎになった。
俺は自分の姓名を伝え、追放刑になったとダンジョンの見張り番に告げた。
前例はなかったが、俺は罪を償った為に無罪放免になった。
アリスは途中で出会ったダンジョンに挑戦した強者だと説明した。
こうして俺は自由になった。
ちなみに勇者いつきが限界突破してくれたら溢れていた経験値が入ってきて、俺のレベルは今120だ。限界突破はレベルの上限を取り除くものだった。
勇者いつきがポンコツなのに邪神に勝てた理由がわかったような気がする。
俺の今のステータスは
【名前】ノア
【能力】空気が読める
【レベル】120
【HP】570+(武術言語1254x身体強化1140)=1,430,130
【MP】0+(武術言語0x身体強化0)=0
【魔力】0+(武術言語0x身体強化0)=0
【筋力】486+(武術言語1069x身体強化972)=1,911,586
【防御】659+(武術言語1450x身体強化1318)=1,911,759
【敏捷】94+(武術言語207x身体強化188x敏捷強化188)=7,316,302
【器用】134+(武術言語295x身体強化268)=79,194
【スキル効果】
限界突破Lv1
武術言語+220%(3節)、165%(2節)、110%(1節)、55%(常駐)
身体強化+200%
敏捷強化+200%
武術言語Lv11 レベルアップに必要なポイント6,000
火の巫術Lv11 レベルアップに必要なポイント6,000
雷の巫術Lv11 レベルアップに必要なポイント6,000
剣術Lv100 レベルアップに必要なポイント505
体術Lv100 レベルアップに必要なポイント505
身体強化Lv200 レベルアップに必要なポイント1,005
敏捷強化Lv200 レベルアップに必要なポイント1,005
探知Lv100レベルアップに必要なポイント505
探査Lv100レベルアップに必要なポイント505
所持スキルポイント 1000
【名前】アリス
【能力】吸血姫
【レベル】65
【HP】24,427+1000(女神の祝福)+(身体強化48,854)=74,281
【MP】24,446+(身体強化48,892)=73,338
【魔力】26,880+(身体強化53,760)=80,640
【腕力】6,438+(身体強化12,876)=19,314
【防御】10,880+1000(女神の祝福)+(身体強化21,760)=33,640
【敏捷】26948+(身体強化53,896)=80,844
【器用】20440+(身体強化40,880)=61,320
【スキル】
限界突破Lv1レベルアップに必要なポイント100,000
血術式Lv200レベルアップに必要なポイント10,050
神級氷魔法Lv200レベルアップに必要なポイント10,050
神級風魔法Lv200レベルアップに必要なポイント10,050
神鑑定鑑定魔法Lv100レベルアップに必要なポイント5,050
上級治癒魔法Lv200レベルアップに必要なポイント10,050
身体強化Lv200レベルアップに必要なポイント10,050
【所持スキルポイント】10000
俺とアリスは近隣の街に向かって歩いて行った。
最果てのダンジョンがある最果ての街から近隣の大きな街アッシュフォードに向かう。
そこに向かうのは聖剣伝説があるからだ。
剣が廃れたので誰も覚えていないが、勇者いつきの書庫の本の中に記載があった。
勇者とは本来魔法だけでなく、剣も使う能力らしい。
本によると長距離攻撃力に勝る魔法も加速などを使う素早い剣士などの前には無力だ。
確かに剣などの武器の能力を授かった者は敏捷が遅くて話にならないが、俺の様に敏捷を上げるスキルや加速のスキルを授かったら魔法系の能力所有者に勝ち目はない。
それに勇者や魔法戦士などの能力を授かった者は敏捷にも優れている。
勇者と言う能力は魔法に優れる最高峰の能力だが剣も使った方がいい様な気もする。
1対1の時の破壊力は強いし、魔法使いを守るという点では剣や武器は必要だと思う。
実際素早い魔物には見つかる前に見つけるという策が取られ、レンジャーや盗賊などの探知や探査のスキルは重宝する。他にも探索の魔法などの所有者は必須だ。
だが、剣士などの武器職がいた方より安全なような気がする。
「もし勇者とかに会う事が出来たら一度聞いてみたいな」
思わず溢れた言葉にアリスは怪訝そうな顔をする。
この時、俺の身にまわりに勇者がいるなんて露程にも思わなかった。
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