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23黄金の鎧(中級編)

俺は裸にエプロンでほとんど大事なところが見えちゃっているアリスの方を見ないで我慢した。


凄い忍耐いったけど、何とか抑えることに成功した。


頭にリリーとの大切な思い出を何度も思い出してアリスのエッチな姿を視界から消した。


「ノア君。ごはんできたよ」


テシッ!


アリスの頭にチョップを入れた。


「ノア君、女の子の頭叩くとか良くないよ。ここは後ろからそっと抱きしめて大事なところを触りながら愛をささやくところだよ」


「昨日の話はなかったことになったの? それともチョップが足りない?」


「うーん。わかってはいるけど、女の子って自分の恋にはえげつないんだよ。それはわかって♪」


そんなに真面目な顔して言わないで。


それと胸がはちきれそうだから早く着替えて!


☆☆☆


ようやくアリスが着替えてくれて普通の恰好に戻ると俺達は朝食をとって次の階層を目指すことにした。


次の階層に行ってから、十分な経験値とスキルポイントをゲットした。


ここの階層の宝箱からはスキル【探知】を習得した。


以前アースドラゴンと戦った時にその威力は十分にわかった。


今後姿をくらます魔物と会うかもしれない。


当面ゴーレムばかりだが、最終層はドラゴンばかりが出る。


ドラゴンにもいろいろ種類があるからあるに越したことはない。


俺はそう言えばと思い出した。


「ねえ、アリスのステータスとかスキルはどうなってるの? よかったら教えてくれないかな?」


「わ、私のこと隅々まで全部知りたいのね。いいよ。ノア君なら大事なところまで全部知られ、て!」


テシッ!


「えーん、い、痛いよー!」


「アリス? 俺言ったよね? 今はリリーのこと忘れられないって? お願いだからエロいこと言うの止めて」


俺は例によってアリスの頭にチョップをかますと説教した。


「ごめんね。ノア君」


アリスは寂しそうな顔をするけど、すぐにいつもの笑顔に戻った。


そしてアリスは俺に自分のステータスを見せてくれた。


「私の大事なところ全部見せてあげる」


だからその言い方!


アリスは吸血姫レベル25だった。


【名前】アリス


【能力】吸血姫


【レベル】25


【HP】11195


【MP】10388


【魔力】11448


【腕力】 2723


【防御】 4615


【敏捷】 11473


【器用】 8723


【スキル】


血術式Lv20


神級氷魔法Lv20


上級治癒魔法Lv20


【所持スキルポイント】30000


☆☆☆


いや、かなりレベルアップしたけど、まだ辛いわ。


次の階層は普通にポップアップモンスターがミスリルゴーレムだった。


アリスとの連携がうまく機能しているから危険は少ないけど、階層主はおそらくかなりのレベルだろう。


かなり経験値とスキルポイントを稼ぐ必要あるな。


そしてようやく黄金の鎧の部屋を見つけた。


「アリス、気をつけてね。いきなり突っ込んで行ったりしないでね」


「う〜ん。ピンチになったらノア君が助けてくれそうだから突っ込むかな」


「巫術で蒸発させようか?」


「ノア君の意地悪♪」


俺とアリスはこんな冗談を交わせるような間柄になっていた。


いい関係だと思う。


今では信頼がおける仲間だ。


アリスに後方で支援してもらうと戦いが楽に進むし。


「じゃ、行くよ!」


「うん、ノア君!」


俺は金色のドアを開ける。


開けると金色のゴーレムが5体、銀色のゴーレムが5体、銅色のはいない。


「ノア・ユングリングが問う、彼はなんぞ?」


『我は炎、汝の敵を打ち砕く燃え盛る炎。汝の敵を打ち砕く刃なり』


俺の巫術の威力はかなり増している。


これ、神級の火魔法のレベル超えてると思う。


巫術を唱えたが、金色のゴーレムが2体残ってしまった。


どうも金色のゴーレムはHPがかなり高いようだ。


「薔薇の斬華輪!」


アリスの血術式で残りに止めが刺される。


「アリス、ナイス!」


「うん、ノア君、私上手く援護できたかな?」


「ああ、ばっちりだ」


俺はアリスとハイタッチでお互い喜びを分かち合った。

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支援職、最強になる~パーティを追放された俺、微妙なハズレスキルと異世界図書館を組み合わせたらえらいことになった。は? 今更戻って来い? 何言ってんだこいつ?~
― 新着の感想 ―
[一言] 比較対象出てきたけどやっぱ主人公のステータスイカれてるな
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