日常
「ふぁ~、明日から学校か~」
そう呟いたのは少し茶色がかった色の髪をして、いたって普通な見た目をしている中学一年の天瀬空だった。
「今何時だ?...て、もう7時?!やべぇ夜飯どうしよ」
空は焦るように言うと、階段を上ってくる音が聞こえ空のいる部屋の扉を勢いよくられた
「お兄!?晩御飯まだ?今日お兄が当番でしょ!?」
そこにいたのは空の妹の月だった。
「お、おう。今から作るからちょっと待ってろ」
「まったく、お兄は何時もそうやって私に言われないとやらないんだから。少しは自分からやってよね」
どうも月はお母さん気質な妹だ。一体誰に似たのだか
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「さてと、じゃあご飯を作ろうかな。月はなに食べたい?」
空はそう聞くと、月からこう返ってきた
「オムライス!!」
とても元気よく言われたからか空は若干気をされた
「お、おう。まあ簡単だしすぐできるからお皿出しといてな」
空はそう言うと作業に入った
「さてと、まずは卵をといて、少しだし醤油を入れてと......次はご飯だな。うん、しっかり炊けてるな。」
そんなこんなあってオムライスが完成した
「「いただきます」」
「お兄てさ、何時もだらけてるわりにはこういう料理とか上手いけどなんで?」
月は空にそう聞いた。空はそれに対して少し考え込みこう答えた
「さあ?なんでだろうなぁ?正直俺は適当にやってるだけだしわかんないや」
「はあ、なんかそういう才能だよりなのはお父さんそっくりだよねお兄てさ」
「そうか?」
このときの空は思いもしなかっただろう、こんな平和な日常がとても変わっていくことに......
どうも、ごわらです。テストが終わり、もうすぐ夏休みと言うわけで(どういうわけだよ)息抜きに新しく恋愛コメディ要素のあるローファンタジーの作品を書いてみましたw
よかった今後も読んでみてください。もうひとつの作品も、興味がありましたら読んでくださいw