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騎士姫と天の白雪  作者: 九重白夜
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私注目されてる?

てなわけでドワーフ工房です。

ドワーフのイメージ的に鉄の塊とか作りかけの何かが辺りに散乱しているイメージだったけど、意外にも綺麗に整頓されていた。



「魔導騎士も歩きますんでね。散らかして魔導騎士に踏まれれば鉄屑になるし蹴り飛ばされればマジで危ない」



多分以前あったんだろう。工房長さんは凄い顔してた。私じゃ表現出来ないよそんな顔。


それはそれとして。歩きながら工房を観察してるんだけど、整備中の魔導騎士は全て仰向けに寝かされていた。ロボットアニメとかのイメージだと立たせたまま整備しているけど違うのね。

工房長さんによるとドワーフ族は全体的に背が低いのもあるけど、立たせてると整備中にパーツが脱落した場合洒落にならないからだって。そりゃそうだ。


そんな感じで歩いているんだけどどうも私すっごく注目されてる。なんで?

表情からみて悪い意味で注目されてる訳ではないんだろうけどなんとも居心地が悪いなー。



「姫様は名前をつけるという簡単な方法で我らの難問を解決してくれましたからな。皆姫様の事が気になってるんでしょう」



詳しく聞いてみるとこれまで操者も従者も魔導騎士は壊れたり不調になったら工房にもってくればいい、鎧とか剣とかの延長にしか考えてなくて整備とか調整とか大変だったんだって。

それが名前をつけたら細かい調整とか早めの整備とかし始めて工房の苦労が減ったらしい。


よし、偶然だけど私の提案役に立った。

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