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騎士姫と天の白雪  作者: 九重白夜
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ファンタジーにトレーラーとかすっごい違和感あるよね?

今日も今日とてお兄様の部屋で魔導人形遊び……といこうとしたのだけれども。今日はお父様の付き添いでドワーフ工房へ。


今日の予定は定期メンテナンスに出していた国王機の受け取りなのだとか。国王機とか正直見たい。

ちなみに魔導騎士の運搬にはなんと専用トレーラーがあった。

うん、魔力で動いてるとはいえ、ファンタジー世界で超大型トレーラーが走ってると凄い違和感。

しかも操者と従者のためか広めの客室もついてる。そして今私が乗っているのは国王機専用の運搬トレーラー。それはもう豪華なわけで。私の感想としては動く貴賓室。


そんな豪華なトレーラーが止まり、目的地についたことがわかった。お父様と一緒にトレーラーを降りるとなんと魔導騎士が十体、私達の前に膝をつき整列していた。なにこれ格好良い。私魔導騎士達の女王みたい。いや、姫だけど。



「フランは魔導騎士が好きだからな、こういった演出は好きだと思ったんだがどうだい?」


「凄い!格好良い!お父様ありがとう!」



お父様は私が目を輝かせているのを見ると満足したように笑んだ。



「国王陛下、こんな感じでよろしかったですかい?」


「ああ。フランも喜んでいる」



お父様に妙にフランクな感じで話しかけてくるザ・ドワーフといった感じの男性は誰なんだろーって不思議な顔していたらメイドさんが耳打ちしてくれた。この人はドワーフ工房の工房長で、お父様の友人だとか。

決して国王に対するものではない態度もお父様自身が許しているので問題にされないらしい。



「わざわざいらしてくださり光栄でございますフラメリア・ル・ナルージア姫。ようこそドワーフ工房へ」



そんなわけで私フラメリア、今度はドワーフ工房見学です。

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