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騎士姫と天の白雪  作者: 九重白夜
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今日はお兄様と遊ぶのさ

ごきげんよう。フラメリア・ル・ナルージアです。廊下から失礼。


昨日のドワーフ族の人が気になるのだけれど今日はお兄様の部屋にお呼ばれしてます。

普段は家族皆、暇な時は談話室に集まるから個人の部屋に行くことは無いんだけど今日は珍しくお兄様から部屋に遊びに来ないかと誘われたのよ。


そんなわけでお兄様の部屋の前。当然のごとくついてきていたメイドさんが代わりにノックしてくれた。私非力だからね。豪華な扉をノックしても音が中まで届かないのよ。


お兄様付きのメイドさんが扉を開けてくれた。私についてきていたメイドさんは扉の前で待機。もともと庶民だった私としてはとても申し訳ない気分になるけどお仕事だからね、ごめんなさいメイドさん。


扉を抜けてやってきましたお兄様の部屋。けれどもお兄様の姿は無く、部屋の中央には50センチくらいの魔導騎士の人形があった。……正直欲しい。



『いらっしゃいフラン。よくきたね』



いきなり片手を上げた人形からお兄様の声が聴こえてきた。え?なんで?え?



「ごめんごめん。びっくりさせちゃったね」



混乱してると部屋の奥からお兄様が苦笑しながら出てきた。そのまま私の頭を撫でながらネタ晴らしをしてくれた。



「これはね、魔導騎士の練習用の魔導具なんだ。正確にはこれと隣の部屋にある魔導具とセットでだけどね」



なんですと……?つまり魔導騎士の疑似体験が出来るかもしれないと?私わくわくしてきたぞー?

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