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騎士姫と天の白雪  作者: 九重白夜
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異世界へはトラックで。

 

  皆さんは異世界転生をご存知だろうか?



  オタクな人なら皆知ってるだろう夢物語。まさか、我が身に起こるなんて……普通考えもしないよねぇ?いや、妄想くらいならするか……ともかく。



 私はロボットオタクである。小さな頃から女の子であるにも関わらずロボットが大好きだった。ヒロイックなのもミリタリーな雰囲気なのも合体も変形もフルアーマーも軽装重装人型獣型なんでもござれ。可愛いお人形やヌイグルミよりも格好良いロボット。変な女の子でしょ。

 成長するにつれて私が女の子としておかしいことは自覚出来ていたので、学校ではちゃんと普通の女の子に擬態していた。

 おしゃれしてー、恋ばなしてー、甘いもの食べてー。よくわからなくてもとりあえず笑顔で相槌打ってればなんとかなるから楽よね。だからコスメの話とか振らないで。ロボの型番とかなら答えられるけど化粧品の数字は全然わからないのよ……お菓子?お菓子なら少しわかる。甘いのは好きだからね!


 そんな普通(?)の隠れオタク女子高生をしていた私だけど、異世界転生の定番であるわき見運転トラックには勝てなかったよ……学校帰りにあっさり撥ね飛ばされた私は『明日からの新番組見たかった』という未練を残し、その人生を終えたのでした。……まさか直後に神様らしき存在に呼び寄せられるとは思いもしなかったけど。



 その時のことは正直私の貧相かつ特化した語彙では言葉に出来ないので要約すると、


『貴方には転生してもらいます。剣と魔法の世界ですが魔導騎士という貴方好みの物もあります。楽しんで来てください。異論は認めません。あとついでに……』


 という感じ。ついでにの先はよく聴こえなかったんだけど……いったいぜんたいどうなっちゃうんだろうね私。

異世界ファンタジー+ロボット物です。定番になりつつある組み合わせですがせっかくネタが浮かんだのでなんとか独創性が出せれば良いなぁ。

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