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03話. 元の世界よ私は帰って来た!!

雪の服装を忘れてました。

紺のブレザー/白のシャツ/チェックのプリーツスカート

神様は焦っていた、非常に焦っていた。

「【名前無いシステム】よ、なぜ抹消をキャンセルし転生の処理をした!?」

大事なことなのでもう一度、神様は焦っていた。

『ハイ、オ答エシマス。先ホド行ッタ処理ハ転生デハゴザイマセン、【ワーナー世界】エノ転送(リコール)処理ヲ行イマシタ。櫻田雪ハ死ンデ【バルハラ領域】ニ送ラレテキタワケデハナイ為、即時ノ存在抹消ハ【ガイア世界】ノ即時崩壊ニ繋ガル為、モトノ世界デハ行方不明ニシ、転送(リコール)ノ処置ニ変更シマシタ』

「そうだった、あやつを此処に生きた状態で【バルハラ領域】に召喚したんだった」


 雪は死んだと思っていたが実は神様によって、【バルハラ領域】に召喚されていた。

「あやつは、【ガイア世界】で色々残しているうえ、死の認知が無い状態で存在を抹消すと生きた証明がなくなり帳尻が合わす歪みがうれ即時崩壊するんだった、てへペロ」

『「てへペロ」ジャナイヨ、オッサン!キオツケロ、シカモキモイ』

「ん?何か言ったか?」

『イイエ、何デモアリマセン』



 雪は考えていた、この世界は何処なのかを。

(記憶にある【ガイア世界】にしてはおかしい、観たことの無い風景に観たことの無い生物)

目の前に【ガイア世界】で存在していたら騒ぎになるだろう生き物が雪を襲っていた。

(んードラゴン?どお見てもドラゴンだよね羽は無いようだけど、作者の知らないドラゴン?)

全長2㍍あるであろうファンタジーなどでよく画かれるドラゴンらしき生き物が口を開けて襲って来ている。

 ドラゴンの噛みつき交わしなが観察しているとドラゴンは尻尾での攻撃にシフトする。


尻尾攻撃が繰り出された瞬間。

ガッキンー!!!

金属音が響く。

 雪の体と尻尾間にばかでかく分厚い盾が地面に深く刺さっていた。


 雪は異能力を2つ持っている。その一つの能力【フェアリーテール】を使い攻撃を防いだ。

【フェアリーテール】

 雪の知識としてある物・物質・生物など、あらゆる物を任意の空間に具現化し操作できる異能力。具現化した物には時間に制限があり構造が複雑な物や体積が大きいほど具現してる時間は短くなる。任意で消すこともできる。


 雪は尻尾攻撃を防いだ後、ドラゴンの首がある空間にギロチンの刃を具現化する。

ゴット!ドッサーー!

ドラゴンの首が落ち絶命する。


雪はドラゴンの亡骸に近づき大きく口を開けると亡骸が口へと吸い込まれていく。

二つ目の異能力、【名前のない怪物】でドラゴンの亡骸を食べた。

【名前のない怪物】

 能力で食べた物や生物等からあらゆる情報を獲ることができる。他にも出来ることがあるが今は省略。


バリバリ、むしゃむしゃ、バキバキ、ごくん。

意外に美味しいかもと思いながらドラゴンから情報を獲るのであった。

(このDNA配列はやはり【ガイア世界】じゃないな・・・【ガイア世界】の前の世界に近いような・・・他にも適当に色々食べて情報収集しようっと」


 近くにある、あらゆる物を食べて情報を纏めた結果、思わず叫んだ。

「【ワーナー世界】よ、私は帰って来たー!」


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