typeA #2 巣窟
お待たせしました、2話です。
タイトルの由来が明らかになります。
食べ◯グみたいなイメージで読んでください。
次回キャラクター増える予定です!
××区 「驢馬の耳飾り」
評価 ★★★★☆
路地を2つ曲がった先、駅から少し離れた場所にこじんまりと佇むバー「驢馬の耳飾り(ドンキー・ピアス)」。
物静かな酒場には、近隣住民に囁かれる奇妙な噂があった。
「オーナーの榛名シオンの背中、大きな火傷の跡があるらしいぜ。」
「店の裏にでっけぇ秘密基地隠してるってよ!」
「ウェイトレスのアリサちゃん、オーナーと腹違いの兄弟なんだって。」
嘘と本当の入り交じるこのご時世だ。
どれが本当かはわからないが、オーナー兼バーテンダーの榛名シオンの腕は確かだ、とだけ書き留めておく。
お任せ、とオーダーすると、作家の名前を冠したカクテルと、その代表作をテーマにした肴をサーブしてくれる。
常連も多いようで、オーナーとの世間話を楽しむ者、その静かな雰囲気のなかで読書に勤しむ者など様々である。
アクセスこそ良くないが、雰囲気やメニューの豊富さは相当なもの。
是非一度足を運んでみることをお薦めしたい。
連絡先→090-△△△-◯□◯□
投稿者→dandelion
次回はやりとり多目になるかと思います!
ブクマ頂けると嬉しいです!