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闇夜の紳士は溺愛症  作者: 水澤星香
6/7

協力者

「うん。…ん?だから何も無いって…うん。…お願いね。」


まったく…はぁ、と小さなため息とともに受話器を置いた。


「マリー、彼は?」


「すぐに来るそうです。」


ふいに窓ガラスがキラリと光った。

…相変わらず行動が早い。


なんて思っていれば


「…マリー。来たよ。」


声の方を振り向けば白髪に黒いマントを翻し、小さく微笑む青年の姿。

高い身長にスラリと細いシルエット。

儚げな空気を纏った彼は信頼している協力者のひとりだ。


「さすがセイン。まだ1分もたってないよ。」


彼の能力は瞬間移動。戦闘にも長けている。ちなみに敵には容赦はしない…らしい。らしいというのはまだ私はセインのそんな姿を見たことがないからだ。


「うん。…マリーにはやく、あいたかったから…」


最終こそ警戒されていたものの、いつの間にかセインは私に懐いてくれていた。


彼のストレートな言葉は少し心臓に悪いけれど素直に嬉しい。


「やあセイン、よくきたね。」


「…」


「おや?」


「…」


セインは人嫌い…というか警戒心が強い。しかし…

…はぁ、「セイン。」


「…ども。」


そろそろ懐いてあげてもいいんじゃないかな…

あとセイン…首しまるしまる…





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