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俺たちの学園物語!  作者: spell
1年生
7/30

いまからがほんと

前回はイチャイチャしていましたが、どうでしたか?


彼女いない暦=年齢というわけではないのですが…


「それではまず始めに生徒会長の話です」


「えぇ~、私が生徒会長の不知火道行です。この学園は今までの常識が通用しないほどおかしなところです。しかし、ここには夢があります。昔、誰かを助けられる勇者になりたいと思ったことはありませんか。私は運命的な出会いがしたかったです。本当にできたかは秘密です。ここでは自分で乗り越えていくことがたくさんあります。ある意味外の世界の大人たちより厳しいかもしれませんが、めいいっぱい努力してください。そのためのスタートに必要な話をここではしていくのでしっかり聞いてくださいね」


パチパチパチ


中々だな。それにしても勇者か。あれは不法侵入を合法ででき、鈍感で周りにハーレムを築き上げていく奴のことだろ。俺の由佳を取られないようにしないとな。


「どうしたの、灰くん?」


「勇者の撃退法を考えているとこ」


いや、女勇者かもしれないぞ。もしいい女でもトラブルを持ってくるからめんどくさいんだよな。


「そんなことより、説明が始まっちゃってるよ」


俺は由佳に聞けばいいんだけどな。一応聞くだけ聞くか。天井もないことだし。


「ここでは、学校についてやこれからに必要な最低限の知識をつけてもらいたいと思っています」


これは聞いておかないと。戦闘についてとか、金稼ぎについてとか。


「まずは学園についてです。まず右ポケットに入っているカードを出してください」


右ポケット?なんかめんどくさいところに入っているな。


「由佳、俺のも取ってくれ」


「うんいいけど、どうかしたの?」


カードを受け取りながら


「めんどくさいから」


「そうなんだ」


納得してくれた。もう慣れてきているのか、もうちょっとアタフタしている姿も見たかったな。


リアジュウガァ ダイヒョウウラギッタナ ケドソウイウトコロモソンケイシテイル


最後の奴はいいこと言うな。声で誰だかわかるから、こんど贔屓にしてやろう。


「静かにしてください。それでこのカードは身分証明書です。自動で更新していくので随時チェックしていってください。また、ギルドカードやクレジットカードの役割もあるのでなくさないようにしてください。再発行もできますが、100Sかかるの1年生じゃ無理でしょう」


再発行か。これからお世話になりそうだな。


「ちなみに役職の他に二つ名がつく場合があります。これは、あなた方がどう呼ばれているかでつきます。過去にあったのは勇者や覇王、掃除屋などです」


掃除屋はアッチの方なんだろうな。


「次に装備と能力です。装備はお店で買うか素材を集めてに鍛冶士作ってもらってください。お店のものはただ防御力が高いだけで、作ってもらったものは特殊能力がついている場合もあります」


これは…男のロマンだな。


「かっこいいー」


隣の由佳が騒いでいる。俺よりテンション高いな。女のロマン?でもあるのか。


「どちらにせよコインが必要なのでしっかり働いてください」


働くか。


「能力についてですが、火といって何をイメージしますか。それによって変わっていきます。別のに変えようと思っても深層心理の奥深くから読み取るそうなので基本無理でしょう」


俺のイメージか。なにも考えないのもいいな


「強さは週末のテストによって変わっていくので強くなりたいなら勉強してください」


めんどうだな。まあ勉強しなくても平均より少し上は取れるだろう。


「ちゃんと勉強しないといけないね」


由佳は張り切っているが。


「これで説明を終わります。このあとは自分のクラスに行って装備と能力をもらってきてください」


りょーかいっ


そういえば俺何クラスだっけ。


「灰くんはボクと同じBクラスだよ」


いい彼女を持ったな、俺。いや、まだ彼女ではないか。でもこれはもう。なあ。


「サンキュ。じゃあ行くとするか」


コロシアムの壁に張ってある紙を見てから向かった。


ちょっと遠いな


ちゃん 「前回はブラフで今回がホント」


灰 「流れで何かああなったんだよな」


ちゃん 「人物名考えるの難しい」


灰 「そんなことより俺の能力と実力はどうなっているか」


ちゃん/灰 「お楽しみに。」

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