プロローグ
「よお、雪。突然で、すまんが、数学の課題の答えみせてくれ。」
「いいよ。えっと…はい、どうぞ。」
「ありがとよ。」
僕は、冬月 雪。
極、一般的な中学1年生だ。
そして、課題の答えを見せろといってきたのは、青海 渉。
ガタイのいい僕の友達だ。
僕たちは、今日も学校に移動している。
「学校面倒くさいなー。」
「そうだね。」
なんて他愛のない会話をしていると、
僕は、急に抱きつかれた。
こんなことをするのは…
「空?」
「うん♪そうだよ!」
さっき僕に抱きついてきた彼女は、暁 空。
妙にスキンシップが激しくて、困っているところはあるが、
僕の親友だ。
「ねえ。僕は男だっていっているでしょ?」
「うん。雪くんは男の娘だね。」
「(なんか字、違う気がするけど…)だから、異性の僕に抱きついてこないで!
いつもいってるでしょ!」
「はいはい。わかったわかった。」
毎日こんな感じだ。
何回言ってもやめてくれないし…
今日も諦めよう。
※雪の身長は、130cm、体重は14kgです。そして、ものすごく童顔です。
学校に着くと、いつもの2人が出迎えてくれた。
「「おはよう。雪と渉と空。」」
「渉は、今日もそうやって雪から答え写してるの?
いい加減やめたら?」
「いいだろ?
別に自分のことだし、雪にも許可もらってるんだから。」
渉と喧嘩してるのが朝霧 咲。
正義感が妙に強い。
これも僕の友達だ。
そして、最後の1人は…
「ねえ。なにしてるの?」
「んー。ゲーム作ってる。」
「面白そう!完成したらやらせて!」
「いいよ」
この、なにしてるか聞いてきたのが、音石 奏。
しょっちゅうちょっかいかけてくる小柄で、僕からしたら弟みたいな感覚。
これらが、僕の友達だ。
これから始まるのは、ごく普通(?)な学生たちの物語である。
キャラクター設定
名前:冬月 雪
性別:男(の娘)
備考:小学生中学年以下の身長で、体重は、幼稚園児レベル。
本作の主人公
特技:プログラミング,ゲーム,速読,日本国憲法、円周率10^3桁、元素周期表の暗唱
成績:良い
苦手科目:英語、社会、体育
得意科目:理解、数学、国語、プログラミング
名前:青海 渉
性別:男
備考:怠惰
特技:各種武道
成績:普通
苦手科目:国語,数学,理科,社会,英語(と言ってもできはする)
得意科目:体育,美術,総合
名前:音石 奏
性別:男(の娘)
備考:いたずら好き,雪よりも小さい,子供っぽい
特技:隠密行動(音を出さずに素早く動ける),歌が上手
成績:悪い
苦手科目:道徳含む音楽以外の科目
得意科目:音楽
名前:暁 空
性別:女
備考:年齢相当のキャラクター,悪戯好き
成績:普通
得意、苦手科目:無し
名前:朝霧 咲
性別:女
備考:真面目,学級委員
成績:良い
苦手科目:なし
得意科目:文系科目