表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

初めてのピクニック





トントントン、ジュー…カチャカチャ…



私は弁当を作っていた。急遽決まったピクニック。勿論準備は一切しておらず、便利な冷凍食品もない。朝日がやんわりと差し、エアコンを付けなくても過ごせる快適な空間で、必死な顔をして準備をした。





ようやくパパが起き、息子のりーくんはギリギリまで寝かせることにした。




「弁当作ってるの?張り切ってるねー、コンビニとかでいいのにー」




「初めてだし、作って見たかったからね」








なんやねん、コンビニって!頑張ってつくってるのに!



なんてことも言えず朝ごはんの準備をした。







二人で天気予報を見ながらご飯を食べていると、お気に入りのバスタオルを引きずりながら起きてきた。私たちの顔を見た瞬間泣き、パパに抱っこされた。というか、パパの顔を見て安心したからだろう。


息子はパパっ子で、私のところには一切来ない。素通りされる度に泣きたくなる。






息子は少食で、特に朝は2口しか食べない。

テレビで機嫌をとりながらパパがご飯を食べさせている間に、支度ができた。勿論日焼け対策はバッチリだ。




急いで息子に服を着せ、パパの大きな車で少し遠くのピクニックスポットへ出発した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ