詩的なヤツ
こちらは更に短くなってます
夜空が漆黒に包まれ 月と星が無い時代
1人の女神が降り立った
静かに暮らす 名も無き女神
ある日泣き声 耳にする
優しい女神 白金の翼広げ
闇夜空に飛び立った
声のする方へ 向かった女神
そこには小さな旅人が 膝を抱え泣いていた
優しい女神 旅人に微笑み
漆黒の夜空に飛んでいく
女神の力を使った 名も無き女神
漆黒の夜空に白金の光生み出した
お礼を言われる 名も無き女神
笑顔で旅人 去ってった
優しい女神 フラフラと
歩いて家へ歩いてく
力を使った 名も無き女神
神との約束守れずに 消えゆく命の灯火を
優しい女神 静かに待った
その時扉が開かれた
開いた扉に 驚く女神
小さな天使が やってきた
優しい女神 静かに聞いた
約束破ったその罰を
自ら生んだ 夜空の光
そこに幽閉される 名も無き女神
しかし天使は微笑んで 我らも行くと言ってきた
小さな天使 純白の翼広げ
白金輝く夜空へ飛んでった
夜空で光る 小さな天使
光がどんどん増えていき
夜空を明るく照らしてく
言葉を失う 名も無き女神
そのまま静かに瞳を閉じた
夜空を照らす 女神と天使達
感謝を言いたい 人々は
名前をつけて呼んでいた
女神は月で 天使は星と
罰を与えた神々は 人々に感動し
別の名前をつけてあげた
星にそれぞれ名を刻み
名を貰った 名も無き女神
その名は 月の女神セレーネー